ドコモは「dマガジン」と「dブック」という2種類の電子書籍の読み放題サービスを展開しています。
サービス名が似ているため、「『dマガジン』と『dブック』は何が違うの?」と疑問に思っている方もいるでしょう。
この記事では、「dマガジン」と「dブック」のサービスの違いと実際に使ってみた感想をまとめています。
「dマガジンやdブックに興味をお持ちの方」や「電子書籍の読み放題サービス」を探している方は是非参考にして下さい。
dマガジンとdブックの違い
「dマガジン」と「dブック」の違いは以下の比較表の通りです。
dマガジン | dブック | |
---|---|---|
月額料金 | 580円 | 0円 |
書籍の単品購入 | なし | あり |
取り扱い書籍 | 雑誌のみ | 漫画・一般書籍・雑誌 |
書籍数 | 1,400誌以上 | 60万冊以上 |
対応デバイス | スマホ・タブレット・PC | スマホ・タブレット |
次の章からそれぞれ順番に説明していきます。
「dマガジン」450種類の雑誌が読み放題のサービス
dマガジンは月額580円で450種類の雑誌(電子書籍版)が読み放題になるサービスです。ファッション雑誌から経済雑誌まで幅広いジャンルの雑誌を提供しています。各雑誌の最新号に加えてバックナンバーも読めるので、1,700冊以上の雑誌が読み放題の対象です。
雑誌専門の読み放題サービスなので、漫画や一般書籍は取り扱っていません。
初回登録時のみ31日間の無料お試し期間が用意されています。
スマホやタブレットでdマガジンの雑誌を読む場合、専用のアプリをインストールする必要がありますが、パソコンでdマガジンの雑誌を読む場合はパソコンのブラウザ上で読めるため、アプリのインストールは不要です。
dマガジンについてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
「dブック」漫画や一般書籍の電子書籍版を読めるサービス
dブック
dブックは漫画や一般書籍の電子書籍版が読めるサービスです。無料と有料の両方の電子書籍を扱っています。
サービスを利用するためには、dブックへの会員登録は必要ですが、月額の基本料はかかりません。料金は有料の電子書籍を買った時にのみ発生します。
スマホやタブレットでdブックの電子書籍を読むためには専用のアプリをインストールする必要があります。なお、dブックの電子書籍はパソコンでは読むことはできません。
dブックについてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
dマガジンとdブックはドコモユーザー以外でも利用できる
dマガジンとdブックはドコモユーザー以外でも利用できます。
dマガジンやdブックを使うためには、ドコモのアカウントである「dアカウント」の発行が必要です。
ただし、「dアカウント」は「dマガジン」や「dブック」の購入手続きの際にメールアドレスとパスワードを設定するだけで簡単に作れます。「dカウント」は入会費も年会費も無料という良心設計です。
dマガジンを使ってみた感想3つ
dマガジンを実際に使ってみた感想は以下の通りです。
- dマガジンを使ってみた感想
-
- ①雑誌を1冊でも読んだら月額料金580円の元が取れるのでお得
- ②普段は買わない雑誌を読めるので、自分の知識の幅が広がる
- ③パソコンでも電子書籍を読めるのは便利
①雑誌を1冊でも読んだら月額料金580円の元が取れるのでお得
dマガジンの月額料金は580円なので、1冊でも雑誌を読めば月額料金の元が取れます。dマガジンで読める電子書籍は全て雑誌なので、文字量が少なくスラスラと読めます。
また各雑誌のバックナンバー(最大過去1年分)も用意されているので、月額料金の元は取りやすいと思います▼
②普段は買わない雑誌を読めるので、自分の知識の幅が広がる
dマガジンに登録されている雑誌は全て読み放題のため、普段は買わないような雑誌でも「無料だから読んでみようか」という気分になります。今までは買わなかった雑誌の情報に触れられるので、自分の知識の幅が広がります。
例えば、私の場合、dマガジンを契約してから今までほとんど読まなかったファッション雑誌や経済雑誌を読むようになりました。
こちらの記事では他の雑誌読み放題サービスについてもまとめて比較しています。
③パソコンでも電子書籍を読めるのは便利
dマガジンはスマホやタブレットに加え、パソコンでも電子書籍を読めます。
スマホの画面では小さくて見づらかった文字でも、パソコンの画面に表示させると文字が大きくなり読みやすいです▼
dブックを使ってみた感想3つ
続いて、「dブック」を使ってみた感想は以下の通りです。
- dブックを使ってみた感想
-
- ①書籍が無料や割引になるキャンペーンが嬉しい
- ②全て単品購入なので読み放題のサービスが欲しい
- ③パソコンでは読めない点が非常に不便
①書籍が無料や割引になるキャンペーンが嬉しい
dブックでは、過半数の電子書籍が定価で販売されています。
しかし、期間限定のキャンペーンで価格が割引になったり、無料になったりします▼
定価から「30%割引」や「40%割引」になるので、本を安く買いたい方とは相性が良いです。
『BLEACH』や『亜人』などの知名度が高い人気の作品でも無料で読めるので、漫画好きには嬉しいです。無料になっているのは、1巻~5巻までですが、気になっていた漫画を無料で読めるのはありがたいです。
②全て単品購入なので読み放題のサービスが欲しい
dマガジンは基本的には電子書籍を単品で購入して読むサービスなので、「読みたい本が見つかったけど、有料だった」ということが多いです。なので、dマガジンのように読み放題のサービスが欲しいと思いました。
「読み放題プランの対象の書籍は月額〇〇円で読める」があれば月額料が500円くらい発生しても電子書籍を2~3冊を元が取れるため、作って欲しいです。
ちなみに漫画の読み放題サービスはこちらの記事でまとめています。
③パソコンでは電子書籍を読めない点が不便
dブックの残念な点は、パソコンでは電子書籍を読めない点です。
一般書籍はスマホやタブレットで読んでも良いのですが、漫画や雑誌は画像がメインなので、パソコンの画面でも読みたいと思ってしまいます。先ほど紹介したdマガジンは電子書籍をパソコンでも読めるため、スマホやタブレットでしか電子書籍を読めないのは不便に感じてしまいます。
まとめ:ドコモの資金力を生かした良いサービス
dマガジンもdブックもドコモの豊富な資金力を生かした良いサービスだと思います。「最新の雑誌や人気の漫画などの質の高いコンテンツを提供して、ユーザーを楽しませたい」ドコモの良心が見えました。
dマガジンは初回登録の場合、31日間無料でお試しができます。dブックは有料の書籍を買わなければ月額料金0円で利用できます。
dマガジンもdブックもコストパフォーマンスが良いので、本代を節約したい方や雑誌や漫画をたくさん読みたい方はお試してみてはいかがでしょうか?