日本は世界に誇れるほど、アニメ・漫画の制作が盛んな国です。
作品のクオリティーも高く、そんな国に生まれた私たちは恵まれていますし、やっぱり漫画を読むのは楽しいですよね。
とはいえ、「忙しくて本屋で漫画を買う暇がない」「子供の頃は気にならなかったけど、漫画一冊400円はやっぱり高い」と感じている人もいると思います。
そんな方に向けて、漫画オタクの私が、おすすめの電子コミックのサイトをお伝えします。
「面白い漫画を安く読みたい」「スマホやタブレットで、手軽に漫画を楽しみたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
電子コミックのサービスの選び方3つ
電子コミックが読めるサービスは、ネット上に数え切れないほどあるため、「どのサービスにしたらいいのかわからない」と迷ってしまう人もいるでしょう。
そこで、まずは電子コミックサービスを選ぶときの3つポイントをお教えしましょう。
- 電子コミックのサービスの選び方
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- ①運営会社を選ぶ
- ②無料か有料かを選ぶ
- ③単発か読み放題か選ぶ
人によって漫画の読み方や好みが違うため、自分に合ったサービスを選ぶことが大切です。
買い切りか、読み放題かも選択肢の一つですし、無料なものや安いものは、それ相応のサービスしかないことがほとんどです。
また、スマホで読むか、専用端末で読むのかによっても選択肢が変わってきます。専用端末が用意されているかも重要な要素で、スマホは読みづらい傾向があります。また、SIMでは読めないものもあります。
①運営会社を選ぶ
漫画を読めるサービスを選ぶときは、企業が運営しているものにしましょう。
合法的なサービスであれば、サイトのどこかに「会社概要」という項目があるはずです。
逆に会社概要がないようなサービスは、漫画を違法にアップロードしている違法サイトの可能性が高いです。2018年に、漫画を違法にアップロードしていた「漫画村」などの違法サイトが問題になりました。
違法サイトを利用していると、漫画家や出版社にお金が入らないため、漫画業界が疲弊してしまい面白い漫画が読めなくなってしまいます。
そのため、電子コミックを読むときは、サイトに会社概要がないようなサービスは、利用しないようにしましょう。
②無料か有料かを選ぶ
電子コミックを読む場合は、無料で読むか有料で読むかを決めましょう。
「え?無料で電子コミックが読めるの?」と、思っている方もいるかもしれません。
サービスと漫画にもよりますが、電子コミックは、無料で読める場合があります。
しかし、無料で読めるのは、「1巻だけ」「無名の漫画だけ」ということが多いので、『ONE PIECE』や『北斗の拳』などの有名な漫画を全巻読みたい場合は、有料のサービスを利用する必要があります。
③単発購入か読み放題か選ぶ
有料で漫画を読むと決めても、選択肢が2つあります。
- 単発購入と読み放題の違い
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- 単発購入:漫画を1巻ずつ単発で購入
- 読み放題:特定の漫画が読み放題になる
それぞれの特徴は、以下の通りです。
単発購入 | 読み放題 | |
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読める漫画 | 購入した漫画 | 読み放題の対象漫画 |
漫画の選びやすさ | 自分で選べる | サービスの運営側次第 |
費用 | 1冊ごとにかかる | 一定料金 |
1冊あたりのコスト | 高い | 安い |
料理にたとえると単発購入は、好きな料理を選べるけど費用が高い「単品注文方式」。読み放題は、運営側が指定した料理しか選べないけど、費用は安い「バイキング方式」といった感じです。
知っておきたい!電子コミックのメリット・デメリット
おすすめの電子コミックのサービスを紹介する前に、電子コミックのメリットとデメリットについてお伝えします。
電子コミックのメリット
電子コミックのメリットは、以下の通りです。
- 電子コミックのメリット
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- ①場所を取らない
- ②紙の本より安い
- ③スマホなら片手で読める
- ④本が劣化しない
電子コミックは、デジタルデータなので何百冊買ったとしても、紙の本とは違って場所を取りません。また、印刷代や輸送費もかからないため、紙の本よりも費用が安いです。
また、電子コミックはスマホなら片手で読めるため、ベッドで横になりながらや食事をしながらでもマンガを読めます。さらに電子コミックは、紙の本とは違って月日が経っても劣化しないというメリットもあります。
電子コミックのデメリット
しかし電子コミックには、以下のデメリットがあります。
- 電子コミックのデメリット
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- ①中古で売れない
- ②友達に貸せない
電子データなので、紙の本と違って中古で売ることはできません。また、友達に貸すこともできません。
電子コミックのメリットとデメリットを、よく知った上で利用したいものですね。
【読み放題版】電子コミックオススメサービス6つ
お待たせしました。いよいよ電子コミックの、おすすめサービスを6つを紹介します。
私は今までに、20社近くの電子コミック読み放題サービスを使ってきましたが、以下の5つはその中から厳選したサービスです。
- 【読み放題版】電子コミックオススメサービス6つ
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- ①まんが王国
- ②ブック放題
- ③Kindle unlimited
- ④読み放題プレミアム by ブック放題
- ⑤U-NEXT
- ⑥ブックパス
どのサービスも、無料のお試し期間があるので、まずは無料で試してみてください。
①【まんが王国】3,000作品以上の漫画が無料で読める
まんが王国は、3,000作品以上の漫画が無料で読めるサービスです。
中には有名な漫画も無料で読めますよ。
②【ブック放題】有名マンガ+雑誌が読める
ブック放題はソフトバンク系列のサービスですが、ソフトバンクユーザー以外の人も利用できます。
単発購入はできませんが、月額500円で3万冊以上の漫画が読み放題。さらに、『るるぶ』など350誌以上の雑誌が読み放題です。
ブック放題の詳細はこちら。
③【Kindle Unlimited】電子書籍が200万冊以上読み放題
Kindle Unlimitedは、月額980円で200万冊の電子書籍が読み放題になるサービスです。サービスの提供元はAmazonです。
200万冊には洋書も含まれているので、和書だけだと数十万冊、そのうち電子コミックは5万冊以上ですが、一般書籍や雑誌を大量に読みたいというビジネスマンの方に特におすすめです。
Amazon Kindle Unlimitedの詳細はこちら。
④【読み放題プレミアム by ブック放題】Yahoo!プレミアム会員なら無料
読み放題プレミアム by ブック放題は、Yahoo!プレミアム会員向けのサービスです。1万冊の漫画が読み放題になります。
先ほど紹介した、ブック放題の廉価版です。Yahoo!プレミアム会員の人は、追加料金なしで利用できるので、試してみてください。
⑤【U-NEXT】動画も楽しみたい方向け
動画見放題サービスのU-NEXTでも、他の電子コミックの読み放題サービスと遜色のないレベルで電子コミックが読めます。以前は、「BookPlace for U-NEXT」というサービス名でしたが、今はU-NEXTに統合されました。
U-NEXTの月額料金は1,990円と高いですが、毎月1,200円分のポイントがもらえるため、実質的な料金は720円です。
もらったポイントで、最新の電子コミックを買ったり、映画やアニメなどの動画作品を購入したりできます。
⑥【ブックパス】有名マンガや一般書籍も読める
ブックパスは、『カイジ』や『海猿』などの有名な漫画が読みたいという方におすすめです。
単発購入と読み放題の両方に対応しているため、読み放題にある漫画を楽しんだ後、読みたい漫画は単発で購入するということが可能です。
ブックパスはauのサービスですが、auユーザー以外の人もIDを作れば、利用できます。
また漫画だけでなく、雑誌や一般書籍も読み放題の対象になっているので、電子コミック以外の電子書籍が読みたい人にもおすすめです。
【単発購入版】電子コミックオススメサービス3つ
「読み放題じゃなくて、好きな漫画だけピンポイントで読みたい」という方には、電子コミックを単発で購入できる、以下のサービスがおすすめです。
電子コミックを単発で購入する際に気をつけたいのは、「運営会社が潰れるリスクの少ないサービスを選ぶこと」です。
電子コミックの運営元が潰れてしまうと、購入した電子コミックを読むソフトのアップデートが止まってしまう恐れがあるからです。
それを踏まえた上で、私がおすすめするのは以下の3サービスです。
- 【単発購入版】電子コミックオススメサービス3つ
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- ①Amazon kindle
- ②楽天kobo
- ③DMM.com
誰もが知っている大手企業ですね。基本的にどの企業で購入をしても、漫画の内容は変わりません。普段あなたが使っているサイトを選んで利用すれば、決済がしやすいと思います。
①Amazon kindle
インターネットショップの巨人、Amazonが運営する電子書籍サービスです。 Amazon kindleは、電子書籍リーダーの端末名としても使われているのでややこしいですね。
人気の漫画であれば、電子コミック化されている漫画のほとんどを取り揃えています。
②楽天Kobo
楽天koboは、楽天が運営している電子書籍サービスです。
楽天koboという電子書籍リーダーもありますが、この電子書籍リーダーを持っていなくても読書は可能です。
③DMM電子書籍
「ディー・エム・エム・ドットコム~♪」のCMでおなじみのDMM.comでも、電子コミックを販売しています。
他社よりも、無料で読める電子コミックが多いイメージです。
まとめ:まずは無料で試してみよう
この記事では、さまざまな電子コミックのサービスを紹介してきましたが、中には「結局、どのサービスが一番いいのかわからない」という方もいると思います。
記事の中でもお伝えした通り、どのサービスにも無料のお試し期間があるため、 一度登録して試してみるのがおすすめです。無料のお試し期間中に解約すれば、 料金は一切かかりません。
アパレルショップで服が自分に合うか試着するように、電子コミックサービスが自分に合うかどうかを一度試してみると、本当に自分に合ったサービスを選ぶことができますよ。
漫画は、このストレス社会において知識や娯楽を提供してくれます。毎日楽しく生活したい人は、ぜひ電子コミックを利用してみてください。