BookLive!とは?クーポン・無料試し読み・アプリの感想~ブックライブコミックとの違い

更新日:2020/08/21
公開日:2018/11/21

大型電子書籍ストア「BookLive!」って実際どうなの?

この記事では、数ある電子書籍ストアを利用してきた私がBookLive!の全てをお教えします。

「無料試し読み」「クーポン・割引セール」等のサービス内容から、アプリ「BookLive! Reader」の使い心地や、ブックライブコミックとの違いまで、実際に使ってみた感想をお伝えします。

電子書籍がお好きな方、BookLive!が気になっている方はぜひ参考にしてください。

BookLive!とは?


BookLive!

BookLive!(ブックライブ)とは、日本最大級の電子書籍ストアです。

BookLive!は2011年2月にサービス開始。凸版印刷が主要株主を務め、TSUTAYA、東芝、日本電気(NEC)も出資する株式会社BookLiveが運営しています。

「ブックライブマン」が出ているCMを見たことがある方もいるでしょう。現在は橋本環奈さんのCMをやっています。

BookLive!CM「全巻読破」篇

BookLive!は、スマホ・タブレット・PC全てで、ウェブサイト上から書籍の検索・閲覧ができます。いつでもどこでも使いやすいですね。

スマホやタブレットでは、「BookLive! Reader」という専用の電子書籍リーダーアプリも用意されています。アプリでは書籍を購入することはできませんので、ウェブサイト上で購入した書籍をアプリで読むという形で使います。

「BookLive!コミック(ブッコミ)」という月額定額サービスもありますが、基本的には別サイトです。BookLive!コミックについては後で詳しく解説します。

BookLive!には以下の特徴があります。

BookLive!の特徴
  • 電子書籍のラインナップは40万作品・100万冊以上
  • 会員登録不要で1万5千冊以上の本が無料で試し読み可能

電子書籍のラインナップは40万作品以上

せっかく電子書籍サービスに会員登録するなら、お得なのはもちろん、書籍が充実していることも大事ですよね。

BookLive!で取り扱っている電子書籍を数えた所、40万作品以上にのぼりました。ジャンル別の内訳は以下の通りです。

ジャンル 作品数
漫画 123,895
一般書籍 128,725
小説 112,694
ラノベ 12,626
雑誌 5,385
写真集 21,933
合計 405,258

※2020年5月11日のデータ

漫画や小説・雑誌からビジネス書・語学書等の一般書籍まで幅広いジャンルを取り揃えており、BookLive!は総合系電子書籍ストアということが分かります。

40万という数字は作品数で、冊数(巻数)にすると100万冊以上あります。配信されている書籍数は、毎日増加しています。

電子書籍ストアの中には、様々なジャンルの書籍を取り扱っているのに、漫画を前面に押し出しているストアも多いですが、BookLive!は比較的そんなことはありません。

ジャンルを問わず、ビジネス書から最新の漫画や雑誌まで、大量の電子書籍がそろっています。

「少年・青年マンガ」ジャンルのランキング▼

「少女・女性マンガ」ジャンルのランキング▼

「ビジネス実用」ジャンルのランキング▼

「雑誌」ジャンルのランキング▼

BookLive!は、ネット上の大型書店というイメージです。

会員登録不要で1万5千冊以上の本が無料で試し読み可能

BookLive!では、無料で読める漫画や小説もたくさんあります。「無料作品コーナー」というのがあり、無料で試し読みできる書籍は常時15,000冊以上▼

BookLive!の「無料作品コーナー」の本は1冊まるまる読めます。しかも会員登録せずとも、サイトにアクセスすればブラウザ上で気軽に読めちゃいます。無料作品は漫画が最も多いですが、一般書籍や雑誌もあります。

また、1冊まるまるは読めませんが、ほとんどの作品が数ページ~数十ページの「ブラウザ試し読み」が可能です▼

もちろん「ブラウザ試し読み」も会員登録不要です。

このようにBookLive!は無料でも十分楽しめちゃうサイトでもありますね。

BookLive!

ちなみに無料漫画が読めるサイトはBookLive!以外にもたくさんあります。詳しくはこちらでまとめています。

豊富なクーポン・キャンペーン・セールが満載

BookLive!はお得なクーポンや割引セールキャンペーンが満載です。

会員登録で20・50%OFFクーポンが貰える

BookLive!で電子書籍を購入する場合は会員登録が必要です。BookLive!の会員登録は無料で可能です。

会員登録すると、キャンペーンで「50%OFFクーポン」が貰えます▼

これは1,000円まで50%OFFで、つまり最大500円お得になります。

常にやっているとは限りませんが、実は「全作品20%OFFクーポン」というのもあります。

これらのクーポンは登録後24時間限定です。

「全作品20%OFFクーポン」には上限が無いので、日頃から気になっている作品が大量にある方は、BookLive!に会員登録後まとめて購入するとかなりお得に欲しい書籍をゲットできます。

※【要注意】会員登録後の画面で、「クーポン入手」を必ずクリックしましょう▼

クリックせずに別ページに移動すると、クーポンは貰えません!

毎日引ける「クーポンガチャ」

毎日1回挑戦できる、「クーポンガチャ」なんてものもあります。遊び心溢れるデザイン▼

クーポンガチャでもらえるクーポンには種類があり、全作品に使えるものや特定のジャンル限定で使えるものがあります。10%OF~50%OFFなどの割引クーポンがランダムで当たります。

小説・文芸作品の10%OFFクーポン▼

一度に使えるクーポンは一枚まで・期限が当日中なので、割引率が高いものや対象が好きなジャンルのクーポンが当たった時に使いたいですね。

常時150以上の半額・無料の割引セール

クーポンガチャ以外にも、BookLive!は常時150以上の割引セールキャンペーンを実施しています▼

キャンペーンは1週間~2週間の期間限定で、対象作品「1巻~数巻」を「半額~無料」が多いです。

他にも「激安セール」というものもあり、常時約1,000冊程度が20%OFF~最大83%OFFで売られています▼

Tポイントが貯まる

BookLive!は株主にTSUTAYAがいるだけあって、Tポイントとの相性が良いです。

BookLive!で書籍を購入する度にTポイントが0.5%~3%貯まります▼

また、まとめ買いするとTポイントが10%還元なんかもあります▼

BookLive!

専用アプリ「BookLive! Reader」も使いやすい


BookLive!には専用アプリ「BookLive! Reader」があります。

アプリ「BookLive! Reader」では書籍の購入はできません。基本的には購入した作品を読むためのアプリになります。

無料作品はアプリからでも読めます。ただ、続きが気になって購入したい場合は結局WEBサイト(ブラウザ版)に行く必要があります▼

※アプリではWEBサイト版のことを「BookLive!ストア」と表現しています。

アプリの読み心地は良いですが、BookLive!はスマホのWEB版(ブラウザ)でも十分読みやすく、使いやすいです。なのでWEBサイトを中心に使い、購入作品はアプリで読むという使い方がメインになるでしょう。

アプリでは無料書籍でも一回ダウンロードしてから読む形になります▼

マンガ1冊の容量はだいたお10MB~50MBくらいです。スマホのデータ容量が気になる方は、Wi-fi環境でダウンロードしておきましょう。

アプリの使いやすさも、普段使いたい電子書籍ストアを選ぶポイントの一つでしょう。

「HOME」画面では、最近読んだ書籍が上部に表示され、その下にはアプリを使用する人に合わせたオススメの本が紹介されます▼

さっきまで読んでいた本を、すぐに読み返したいときなどは、「HOME」画面からすぐに見つけて読み返せるので便利です。

また購入した書籍は、「本棚」のページにシリーズごとにまとめられ、1巻の表紙が並ぶので見やすいです▼

月額定額の「ブックライブコミック(ブッコミ)」ってどうなの?


BookLive!は電子書籍の販売ストアですが、月額定額で漫画が読める「BookLive!コミック(ブッコミ)」というのも存在します。

ブックライブコミックはBookLive!とは別サイト扱いなので、BookLive!アカウントではログインできません。ブッコミに新規登録する必要があります。

ブックライブコミックは月額定額で漫画が”読み放題”のサービスではありません。月額定額コースに加入すると、コースに応じてポイントを貰い、そのポイントで漫画を購入するという形式になります。月額コースは以下の8コースがあります。

コース 月額料金 通常ポイント ボーナスポイント
ブックライブコミック300 300円 330pt 33pt
ブックライブコミック500 500円 500pt 55pt
ブックライブコミック1000 1,000円 1,100pt 188pt
ブックライブコミック2000 2,000円 2,200pt 495pt
ブックライブコミック3000 3,000円 3,300pt 760pt
ブックライブコミック5000 5,000円 5,500pt 1,320pt
ブックライブコミック10000 10,000円 11,000pt 2,750pt
ブックライブコミック20000 20,000円 22,000pt 5,500pt

※携帯キャリア払いは「ブックライブコミック2000」まで

ブックライブコミックは漫画のみを100万冊以上取り揃えており、BookLive!と同様に多くの作品が無料で試し読み可能です▼

料金の支払い方法はクレジットカードか携帯キャリア払い(ドコモ・au・ソフトバンク)が選べます。支払い方法は登録時に選択・情報入力する必要があります。

クレジットカードを選択すると初月が無料になるので「クレジットカード払い×ブックライブコミック20000」がオススメです。ただし翌月のコース変更し忘れには注意しましょう。

改めて「BookLive!」と「BookLive!コミック」の違いをまとめると、以下のようになります。

BookLive! BookLive!コミック
サービス 電子書籍販売ストア 電子コミック販売ストア
課金形態 都度課金(冊購入) 月額定額
書籍ジャンル 電子書籍全般 漫画
総ラインナップ 100万冊以上 100万冊以上
無料作品数 1万5千冊以上 約3000巻・話

ブックライブコミックはオススメか?と言われると、そこまででもない気がします。漫画の数はBookLive!よりも多いですが、BookLive!の方が無料で読める書籍も多く、BookLive!で十分な気がします。

また、BookLive!コミックは漫画が「読み放題」ではないので、月額定額で払うなら他の漫画読み放題サービスの方がお得感は強いです。オススメの月額定額で漫画が読み放題サービスの詳細はこちらをご覧下さい。

BookLive!の評判・口コミ

実際に、BookLive!を使用している人たちは、どういう感想を持っているのか、Twitterで調べてみました。

不満を言っている方もいますが、アプリの使いやすさや、割引のお得さに満足している方が多いですね。基本的にはBookLiveの評判は良いようです。

BookLive!

BookLiveを使ってみた5つの感想

実際に、私が使ってみた感想をまとめてみました。

BookLiveを使ってみた5つの感想
  • ①Tポイントを使えるのは嬉しい、Tポイントを普段使わない人だとお得度は減る
  • ②漫画の検索機能が充実しており探しやすい
  • ③新刊オート購入機能は便利
  • ④アプリが高機能かつ使いやすい
  • ⑤AmazonのKindleとの違い

①Tポイントが使えるのは嬉しい、Tポイントを普段使わない人だとお得度は減る


2014年からはTSUTAYAとも連携したので、Tポイントを利用できます。BookLive!で書籍を購入すると、Tポイントが貯まり、書籍購入に今までに貯めたTポイントを使えます。

ほぼ毎日Tポイントを少しずつ貯めている私としては、貯めたポイントを書籍購入に使えるのは嬉しいところです。

独自のポイントサービスを行っている電子書籍ストアにも、もちろんポイントサービスの良さはありますが、やはり全国のいろいろなお店で普段から貯められるのはTポイントが使えるというのは魅力です。

逆に言うと、Tポイントを普段から全く利用していない方には、BookLive!のポイント面でのお得感は感じられないかもしれません。

BookLive!は、Tポイントを貯めずに使うこともできますが、最大限お得に利用するためには、やはりTポイントカードを利用する方がオススメです。

②漫画の検索機能が充実しており探しやすい

BookLive!ストアはかなり完成されています。UI・UXが良く高機能で漫画が探しやすいです。

「少年・青年マンガ」「少女・女性マンガ」「雑誌」等の書籍ジャンル以外にも、「タグ」「作者」「出版社」「掲載誌」等からも探せます▼

さらに、「無料」「割引あり」でも絞り込めるので安く買える書籍のみを探すこともできます▼

ユーザーレビューも見れるので、他の人が面白いと思っているかも購入前に確認できます。また読んだ後に他の人の感想を読むのも結構楽しいです。

③新刊オート購入機能は便利

BookLive!には「新刊オート購入」という機能があります。好きな作品の新刊が出たら、自動で買うように設定できる機能です。

たとえば『ハンターハンター』を自動購入にしたい場合には「新刊オート購入」をタップするだけです▼

最終確認があるので、「新規オート購入に登録する」をタップすれば、自動で新巻発売日に書籍が購入できます▼

もちろん、新刊オート購入に登録した後でも、登録を外すことはできます▼

新刊が出るたびに買うくらい好きなマンガは、この「新刊オート購入」に登録しておけば、新刊発売日になった瞬間すぐに新刊を読めます。ハンターハンターだったら毎日でも自動購入されたい(笑)

④アプリが高機能かつ使いやすい

「専用アプリが使いやすい」の章でも、アプリの使いやすさに言及しましたが、実際、「本棚」に作品ごとにまとめられていくと見やすくて綺麗です。

また、「本棚」は自由に増やし、好きな本をまとめられるので、マンガ専用の本棚や1人の作者専用の本棚を作ったりなど、自分好みの書籍アプリにカスタマイズできます▼

また本棚の作成時に「鍵付き本棚」という、普段は本棚自体が見えなくなる、ファンタスティックな機能を付けることもできます。

「鍵付き本棚にする」をタップし▼

暗証番号を作ればOK▼

人に見られたくない書籍は、「鍵付き本棚」に入れておけば、本棚自体が見えないので誰にも気づかれません。

本棚を見えるようにしたいときは、設定から「本棚ロック」の右のアイコンをタップし、暗証番号を入力すれば再び現れます▼

もう一つ、アプリの良いポイントは、電子書籍をずっと読んで疲れたり、夜間にほの暗い状況で読んだりするときに、目に優しい「夜間モード」機能があることです。

「夜間モード」機能では、画面全体を暖色にしたり、画面全体を薄暗く調節したりできます▼

「暖かく」を最大にすると▼

「暗く」を最大にすると▼

好きな暗さかや暖かい色に変えて、その時の目の調子に合わせて書籍を読めるのです。「電子書籍は、紙の本と違って目が疲れそう」と思っている人でも、安心の機能ですね。

⑤Amazon Kindleとの違い

電子書籍といえば、Amazon Kindleを思い浮かべる方も多いでしょう。BookLive!とAmazon Kindleの違いは、どこにあるのでしょうか。

Amazon Kindleでもお得なキャンペーンはありますが、毎日クーポンがもらえるBookLive!と比べると、キャンペーンのお得度は少なめです。

また、両社では貯まるポイントが異なります。

Amazon KindleとBookLive!で貯まるポイントの違い
  • Amazon Kindle:Amazonのみで使えるポイントが貯まる
  • BookLive!:いろいろなお店で使えるTポイントが貯まる

Kindleにもお得な面は多々ありますが、Tポイントを貯めたい方、また電子書籍をキャンペーンの時期を問わず、お得に購入したい方にはBookLive!がオススメです。

また、電子書籍サービスはBookLive!やkindle以外にもあります。他におすすめできる電子書籍サービスについてはこちらで比較していますので、参考にしてください。

まとめ:BookLive!はTポイント利用者にオススメ

BookLive!は、毎日クーポンがもらえてお得に書籍を購入できる点や、アプリの使いやすさもオススメできるポイントですが、やはりTポイントとの連携が大事な要素です。

貯まったTポイントをBookLive!で書籍の購入に利用したり、またはBookLive!でTポイントを貯めたりと、Tポイントユーザーにはお得感が大きいです。

BookLive!が気に入った方は一度ストアを覗いてみましょう。

BookLive!

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