ソニーのReader Store(リーダーズストア)の電子書籍って、
「使い勝手はどうなの?」
「月額で料金はかかるの?」
「専用のリーダーは必要なの?」
と疑問に思っていませんか。
この記事では、ソニーのReader Storeのサービス内容や、実際に使ってみた感想をまとめました。専用の電子書籍リーダーの販売が中止になったことがあり、「長く使えるサービスなのか?」と思っていました。しかし、実際に使ってみると割引やクーポンが豊富で安定したサービスでした。
「Reader Storeを使おうか迷っている」という人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
Reader Store(リーダーズストア)とは?
Reader Storeとは、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントが運営する電子書籍ストアです。株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントは、その名のとおりソニーのグループ会社です。
Reader Storeで購入した電子書籍は、スマホやタブレット、パソコンでいつでもどこでも自由に読めます。
電子書籍のラインナップは60万冊以上
電子書籍のラインナップは、なんと60万冊以上です。大型の書店でも、蔵書数は10万冊なので、大きな書店6つ分の本が並んでいるわけです。
お気に入りの作者やシリーズに、通知設定をして新刊情報を受け取ることもできます。他にも、購入金額に応じて会員ランクがアップする優待プログラムなど、さまざまなサービスがそろっています。ソニーなのに、目の付けどころはシャープですね(笑)。
登録不要で試し読みできる作品は、400,000点以上も揃っています。My Sony IDやGoogleアカウントを持っていれば、新規登録をしなくてもReader Storeを始めることができます▼
Reader Storeの月額料金は?
Reader Storeの会員費は無料なので、月額料金はかかりません。電子書籍を購入するときに、その都度支払いする仕様になっています(以前は月額プランもありましたが、2017年3月で終了しています) 。
Reader Storeの支払い方法は?
支払方法は、以下の4つから選べます。
- Reader Storeの支払い方法4つ
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- ①クレジットカード
- ②Reader Storeポイント・ソニーポイント
- ③携帯電話会社決済サービス(auかんたん決済、ドコモ払い)
- ④電子マネー(nanakoギフト)
ポイントをクレジットカードや電子マネーなどと、組み合わせて支払うことも可能です。
専用アプリでなにができる?
Reader Storeのアプリは、iPhoneやiPadのiOSの場合、電子書籍の閲覧用なので、本の購入などができません。
そのためSafariなどのWebブラウザで、Reader Storeにアクセスする必要があります。謎の仕様です▼
それに対して、Androidのアプリの場合は、以下の機能が使えます。
- Androidのアプリの各種設定
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- 書籍の購入
- 書籍を読む
- 書籍の並び替え
- ハイライト機能
- 文字検索
- 各種設定(画面の明るさ・文字サイズ・背景色・ページ送りの効果・余白・ページ表示・ページ方向・見開き調整)
ハイライト機能は、チェックした文章を後からいつでもすぐに読み返せるので、特に便利ですね。
電子書籍ならページ数が多い本でも、重さがないので、持ち運びに便利です。1万冊買ったとしても場所を取らないので、「ちょっとした本屋が開けるのではないか?」というくらい本を買う人には快適ですよ。
アプリのダウンロードや利用も、もちろん無料なので安心してください!
専用の電子書籍リーダーは必要?
Reader Storeは、専用の電子書籍リーダーを買う必要はありません。
ソニーのReader端末が最後に発売されたのは、2013年モデルとなっており、現在はソニーストアでも取り扱いが終了しています。
ソニーの電子書籍リーダーは過去に失敗しているけど大丈夫?
「ソニーの電子書籍って、終了したんじゃないの?」と思っている人もいるでしょう。
ややこしいですが、2017年5月8日にReader端末向けの機能の一部が終了しただけです。端末の普及が、うまくいかなかっただけです。購入した電子書籍が、読めなくなったことはありませんので安心してください。
むしろ、Reader Store自体は、2010年12月10日から2019年現在まで、8年以上続く電子書籍の老舗です。
Reader Storeを使ってみた感想5つ
Reader Storeを使ってみた感想は、以下のとおりです。
- ①セールが多くて電子書籍をお得に読める
- ②無料作品が多くて嬉しい
- ③オーディオブックを取り扱っている
- ④ジャンルが豊富で探しやすい
- ⑤新刊自動購入サービスが便利
①セールが多くて電子書籍をお得に読める
Reader Storeでは、常にセールが行われています。さまざまなジャンルで複数開催されているので、ついつい読みたいものがないか探してしまいますね。
セール内容は、最大70%オフだったり、ポイント還元だったりとさまざまです。
ビジネス書大賞を獲得した話題の書籍でも、30%OFFで販売してくれるので本代の節約に貢献してくます。
私の場合は時期がよかったので、新規登録した際に90%OFFクーポンがもらえました▼
90%OFFクーポンがもらえるなんて、あまり聞いたことがないですよね。他社では、半額クーポンが限度です。
さらに、Reader Storeの本のご購入金額に応じて、会員ランクがアップする優待プログラムは、本好きには嬉しいシステムです▼
「本を3,000センチ分読んだ人限定のキャンペーン」という、面白いキャンペーンまで開催していました▼
167冊読むと、達成できるらしいです。
②無料作品が多くて嬉しい
Reader Storeではセールが多いだけではなく、なんと無料で読める作品が400,000点以上あります。
もちろん読めるのは途中までですが、気になっていた本が立ち読み感覚で途中まで読めたら嬉しいですよね。実際に、私も気になっていた本が並んでいて、テンション上がりました(笑)。
続きが読みたくなったら、すぐにその場で本編を買うこともできますし、本編もセールで安く購入できます。
③オーディオブックを取り扱っている
私は普段の仕事の中で、電車での移動時間が長いです。なので、移動中はオーディオブックを聴くことが多いのですが、Reader Storeでは、オーディオブックも購入できます。さすが音楽会社。
オーディオブックの再生速度を2倍速や3倍速に切り替えれば、素早く本の情報をキャッチできるので重宝しています。
④ジャンルが豊富で探しやすい
Reader Storeでは、豊富なジャンルの電子書籍が揃っています▼
たくさん種類がありすぎると、逆に探すのが大変なのではないかと思うかもしれませんが、細かくカテゴリーが分かれているので、簡単に検索できます。
たとえば、国内小説のジャンル内で、「新着順」「おすすめ順」「高評価順」と並び替えまでできます。
作家やジャンルごとに特集も組まれているので、好みのジャンルの新規開拓もスムーズです。
⑤新刊自動購入サービスが便利
上でも紹介しましたが、Reader Storeではシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けする、新刊自動購入サービスがあります。
買い忘れを防ぐだけでなく、買う手間を省くことができるので、毎号欠かさず読んでいるものがあれば、ぜひおすすめしたいサービスです。
解約も好きなタイミングでできるので、安心して利用できます。
まとめ:Reader Storeはまず登録だけしてみる価値アリ
Reader Storeは常にお得なキャンペーンがあるので、普通に本を買うより断然お得なサービスです。
電子書籍リーダーのせいで、マイナスの印象がありましたが、実際には使いやすいサービスです。電子書籍サービスは10社以上使ってきましたが、その中でもセールの多さと割引率の高さは国内屈指です。
「電子書籍って今まで読んでこなかった」という人にこそ、一度試していただきたいサービスです。
こちらの記事では他のおすすめ電子書籍サービスについても詳しく比較しています。