書籍を購入するときに、「紙の本を買うか、電子書籍を買うか悩む」「紙の本を買ったけど、電子書籍版も持っておきたい」という経験はありませんか?
「honto(ホント)」なら、紙の本も電子書籍もお得に購入可能です。
この記事では、数々の電子書籍サービスを利用してきた私が、hontoの魅力をわかりやすく解説します。
町の本屋と、オンライン書店のメリットを同時に堪能しながら、お得に読書を楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
hontoとは?
大日本印刷が運営するhonto(ホント)とは、電子書籍も、紙の本も両方購入できる購入できる、ハイブリッドな本屋です。
「別にAmazonでも、電子書籍も紙の本も購入できるじゃん」と思った方もいるでしょう。しかし、hontoには以下のような特徴があるので、Amazonとは違った魅力があります。
- hontoの特徴
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- ①オンラインと書店のハイブリッド型総合書店
- ②紙の本を購入していると電子書籍が半額
- ③大手書店と連携している
①オンラインと書店のハイブリッド型総合書店
hontoは、オンライン販売と書店販売の両方を行なっています。ただし、電子書籍は書店では買えませんので、注意が必要です。
電子書籍 | 紙の本 | |
---|---|---|
オンライン | × | ○ |
書店 | ○ | ○ |
紙の本を買いたいとき、電子書籍としても売られているものは、事前にウェブサイト上、またはアプリで本の「試し読み」ができます。24時間、いつでも試し読みができるのが嬉しいポイント▼
「本屋さんの中で暮らしている」ような感覚なんて、本好きにはたまらないですね。
②紙の本を購入していると電子書籍が半額
hontoポイントサービス実施店で紙の本を購入すると、5年間以内であれば同じ本の電子書籍版も半額で購入できます。(半額で購入できるものには『読割50』と表示があります)
「紙の本を買ったけど、いい本だから電子書籍版も持っておきたい」というときには、とても便利なサービスですね。
③大手書店と連携している
hontoは、丸善、ジュンク堂、文教堂といった大型書店と提携しています。
全国200店ある書店の中で、近くにあるお店をマイページに登録しておけば、その書店からお得なクーポン付メールなどが、不定期で届きます。
紙の本をオンラインで注文するときにも、hontoで購入した本を自宅ではなく、丸善、ジュンク堂といった店舗で受け取ることも可能です。「一人暮らしなので、本を注文しても不在で受け取れない」という方にはオススメです。
店舗に在庫がある場合には、事前にウェブ上で購入しておけばすぐに受け取れますし、在庫がない場合には取り寄せてくれます。アプリのプッシュ通知をオンにしておけば、本が届いたことも手軽にわかります。
まだまだあるhontoの魅力
hontoには、まだまだ以下のような魅力があります。
電子書籍リーダー不要!アプリで読める
hontoの電子書籍を読むとき、新たに電子書籍リーダーなどのデバイスや、その他の機器を買う必要はありません。
お手持ちのスマホやタブレット、PCにアプリをインストールすれば、手軽に読書ができます。
hontoポイントが貯まる
hontoのサイトで書籍を購入する際はもちろん、丸善、ジュンク堂、文教堂の全国200店舗で購入する本や、その他のお買い物にポイントが付きます。
hontoポイントは1ポイント=1円として利用でき、書籍を購入する際に50ポイント以上から利用できます。
Hontoでの購入は、電子書籍または紙の本の購入で、100円につき、1ポイント貯まります。
丸善、ジュンク堂、文教堂では、本の購入で、200円につき、1ポイントがもらえます。また、丸善、ジュンク堂では、文房具やメガネの購入では、100円につき1ポイントがもらえます。
割引クーポンが豊富
hontoは、割引クーポンが豊富!会員登録をすると、その時々で行われているキャンペーンのクーポンと、はじめて会員登録するときにもらえるクーポンなどがもらえます。
クーポンが10枚も▼
出版社やテーマにもとづいたクーポンがもらえます▼
20%や40%割引など、クーポンによって割引率は違いますが、お得に書籍を購入できるチャンスがいつでもあります。
店舗で書籍を購入した際にも、レシートにクーポンコードが付いてくることがあります。その場合は、クーポンコードがレシートに書いてあります。
「本をたくさん読みたいけど、本代が気になる」という方にはオススメです。
hontoでの本の買い方&読み方
試し読みなら会員登録は必要ありませんが、hontoで書籍を購入する際には、会員登録が必要です。
また、hontoで、電子書籍を購入するとき、「紙の本と間違えたりしないの?」と思う方もいるかもしれません。
ご安心ください。「電子書籍」と「紙の本」では、買い物のカートが別なのです。
このように、「電子書籍」と「紙の通販」に分けられています▼
実際に購入するときも、「電子書籍をカートに入れる」というように、どちらの本を買うのかしっかり確認できます▼
ウェブサイト上で電子書籍を購入した後、アプリに書籍のデータをダウンロードして読む、という形です。
hontoの支払い方法は?
hontoの支払い方法をまとめて紹介します。
- 電子書籍の支払い方法
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- クレジットカード
- ドコモ、au、ソフトバンクの携帯電話料金にまとめての支払い
- WebManey
- リクルートかんたん支払い
- BitCash
- LINE Pay
- hontoのポイント
- 紙の本の支払い方法
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- クレジットカード
- コンビニでの支払い
- 電子マネー(Mobile Edy・モバイルSuica・Suicaインターネットサービス・iD)
- 代引き(自宅へ配送する場合)
- hontoポイント
大手書店が提携しているだけあって、支払方法が豊富ですね。
hontoを使ってみた感想
実際に私がhontoを使ってみて感じたことを、以下にまとめてみました。
- hontoを使ってみた感想
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- ①無料の本&コミックがたくさんある
- ②クーポンの使い方に少し手間取るが、慣れれば使いやすい
- ③ブックツリーでおもしろい本が見つけられる
- ④電子書籍が半額になるのは嬉しい
①無料の本&コミックがたくさんある
電子書籍では、本やマンガが合わせて約10,000冊、無料で読めます。
これがまたおもしろいマンガと本が揃っていて、書籍を購入せずとも、かなり楽しめてしまうんです。
また、アプリの使用感を確かめるためにも、無料の本でページめくりの感覚やメニューの使い方を実際に試してみると、いいかと思います。
②クーポンの使い方に少し手間取るが、慣れれば使いやすい
たくさんもらえるクーポンですが、慣れるまでは少し使いにくかったです。
まずクーポンはもらった後でも、「取得」しないと使えません。
クーポン下部の「このクーポンを取得する」という操作をあらかじめしておかないと、クーポンが使えません▼
また、クーポンがたくさんあるので、使用できるクーポンが同時に何枚かある、なんてことがあります。そういったときには一番割引率が高いものを選ぶか、後々のために取っておくか悩みます。
その点は嬉しい悲鳴といったところですが、慣れればたくさんのクーポンを効率的に使いながら、お得に書籍を購入していけます。
③ブックツリーでおもしろい本が見つけられる
hontoには、「ブックツリー」という本をオススメするコーナーがあり、実際の書店員さんや、作家、コンサルタントや著名人の方々が、「この本はオススメだ」と紹介してくれます。
大きな書店に行ったことがある人なら、「オススメの本ランキング20」みたいな売り場を見たことがあるかと思います。そんな形で、本選びのプロたちが選んだ本が並ぶので、とても参考になります。
テーマに合わせて、おもしろい本を紹介してくれます▼
このブックツリーを見て、次はどんな本を読もうかな、と考えているだけでも楽しいです。
自分の好きなタレントさんが、本をオススメしているかもしれないので要チェックですね。
④電子書籍が半額になるのは嬉しい
対象の書籍は限られていますが、紙の本で買った本の電子書籍が半額で購入できるという点がhontoの嬉しい点です。
ライバルのAmazonでは、紙の本を購入済みでも電子書籍は半額にはなりませんので、「紙と電子書籍の両方が欲しい」というときには、hontoを覗いてみたいです。
まとめ:本屋に立ち寄るのも好きなあなたにhontoはオススメ
実際に本屋に行って、紙の本を買って読むのも好きな方に、プラス電子書籍の便利さ、手軽さも合わせて使えるhontoはオススメです。
紙で読みたい本は、「本の通販ストア」で購入、いつでも持ち歩きたい、見返したいものなどは「電子書籍ストア」で購入できます。
紙でも電子書籍でも持っておきたいものは、読割50を利用して、お得に複数の媒体で所持できる点も魅力的ですね。
実店舗で取り置きしてもらえるのはもちろん、よく使う店舗を登録しておけば不定期でクーポンが届くなど、実店舗との連携が生きるサービスの数々。
そして紙の本でも、電子書籍でも同じhontoポイントが貯まっていくから、しっかりポイントが貯まります。ハイブリッドな総合書店、hontoを使って、本屋さんの中で暮らしているような感覚を、あなたも味わってみてはいかがでしょうか
電子書籍サービスはhonto以外にもたくさんあります。以下の記事ではオススメの電子書籍サービスを比較しています。参考にしてください。