人気の海外Wi-Fiルーター「イモトのWiFi」は、海外で快適に使えるのか?
珍獣ハンターとして有名なイモトさんを起用したモバイルWi-Fiルーター「イモトのWiFi」を、ハワイ出張の利用してみたので、その使用感や通信速度をまとめました。
「イモトのWiFi利用を検討している方」「海外へWi-Fiルーターを持っていきたい」という方は、是非参考にしてください。
ハワイへ行く1週間前に事前予約
イモトのWiFiの準備はハワイへ行く1週間前から始まります。
まずは、イモトのWiFiのウェブサイトにてレンタルの事前予約をします。[お申込]をタップします▼
事前予約する理由は、空港に行ってから、「在庫がない」と言われるのがイヤだからです。「他の会社のものを借りればいいじゃん」という方もいるかもしれませんが、イモトファンの僕はイモトのWiFiが借りたいのです。あとは、イモトのWiFiを借りないと記事が書けないので。
私と同じように心配性の方は、ぜひ予約しておきましょう。
まず、渡航する日程と渡航先の国を選択します▼
順番に必要事項を入力していくと、受け取り方法を選択する項目が出現。イモトのWi-Fiは(オプションで)自宅に宅配してくれるみたいなので、今回は宅配を選択してみました▼
ちなみに、他のレンタルWi-Fiは空港での受け取りがほとんどです。イモトのWiFiは、「空港に早く行けない」という方にとっては、前もって手元に届くので、安心できるサービスです。チェックインのギリギリに空港に駆け込む人でも、事前にWi-Fiルーターを受け取っておけば、空港にギリギリに着いても安心ですね。ただし、Wi-Fiルーターを自宅に忘れて、海外へ行かないようにしましょう。
支払い方法を選択して、無事に決済が完了▼
あとは自宅にイモトのWiFiが届くのを待ちます。
出発の前日にイモトのWiFiが手元に届く
ハワイへの出発の前日の午前中に、イモトのWiFiが手元に届きました▼
待ちに待っていたので、ワクワクが止まりません。
過去の中を開けてみると、モバイルWi-Fiルーターや充電器がパッキングされています。イモトのイラストがかわいいです▼
このまま海外へ持っていくだけなので、とても便利です。
今回ハワイへの出国は成田空港からでした。夜の便なので空港は意外とガランとしていました▼
ちなみに、イモトのWiFiは成田空港で当日レンタルすることも可能です。
空港カウンターは、成田空港に7箇所あるので、どこのターミナルから飛び立とうと近くのカウンターでサクッとイモトのWiFiをレンタルできます。在庫が有ればですが。
前のお客さんが手続きをしていると10分ぐらいは余裕で待たされるので、やっぱり事前予約しておくと便利。事前予約の人は、自分の名前を言うだけでスパッと受け取れちゃいます。
ホノルル空港での通信速度は爆速ではない
成田を出発した機内では、ハワイのビールが提供されました。出張ですけど、すみません!美味しくいただきました!
そして約8時間後、ようやくハワイのホノルル空港に到着です。
さっそくハワイでネット難民にならないよう、イモトのWiFiの充電ON。
それと、ホノルル空港で記念撮影しました▼
では、ハワイで最初の通信速度の測っていきます。
なお、今回の通信速度の計測にはGoogleが提供しているスピードテストを使いました。
参照:インターネットの速度をテストする – Google 検索 ヘルプ
ホノルル空港でイモトのWi-Fiの通信速度を5回計測した平均数値は以下の通りでした。
下り | 上り |
---|---|
1.2Mbps | 0.9Mbps |
気になるダウンロード速度は、1.2Mbpsでした。ブラウザでネット検索したり、GoogleMapを使うのには十分な速度でしょう。
ただ、爆速ほどのスピードではないので、動画を見たりインスタグラムなどのSNSはサクサクはいかないです。それに、データ容量を使い切ってしまう可能性があるので動画やSNSは利用しない方が無難ですよ。
ホノルル空港でGoogleMapを起動してみましたが、案の定サクサク動いてくれました▼
ワイキキビーチでの通信速度は速めで驚いた
さてさて、ホノルル空港からワイキキビーチに移動してきました。
世界でも有数のビーチリゾート:ワイキキビーチ。見渡す限り海外からの観光客で賑わい、見たこともない数のサーファーが波乗りしています。控えめに言っても「ここは天国か」と言う気分に浸ります。
さっそくイモトのWiFi@ワイキキビーチを写真に納めました▼
ワイキキビーチでイモトのWi-Fiの通信速度を5回計測した平均数値は以下の通りでした。
下り | 上り |
---|---|
4.5Mbps | 8.3Mbps |
ダウンロード速度は4.5MbpsとモバイルWi-Fiルーターとしては速めの速度が出ました。
アップロード速度は8.3Mbpsで、こちらも申し分ない速度と言えます。
上りの速度が良さそうなので、ツイッターで写真をアップしてみました▼
ハワイ ワイキキビーチ pic.twitter.com/upV9It5zU4
— 山本タケル (@TakeruY1206) May 22, 2019
チーターのようにスムーズ!ワイキキビーチに来た際はドヤ顔でビーチの写真をツイートしましょうね。
1日目の調査はこの辺で終了です。
アラモアナショッピングセンターでの通信速度は速くない
さて、2日目の今日はハワイで最大級のショッピングセンター・アラモアナに来ました。
日本にもショッピングセンターがたくさんありますが、もうすべてアラモアナの真似事だと感じてしまうほどすべてが大きく本物感がありました。
アラモアナショッピングセンターでイモトのWiFiの通信速度を5回計測した平均数値は以下の通りでした。
下り | 上り |
---|---|
0.7Mbps | 6.2Mbps |
ダウンロード速度は0.7Mbpsで速いとは言えません。
が、ここショッピングセンターでやってみたかったのが、キンドルの電子書籍のダウンロードです。世のお父様はご理解していただけると思いますが、家族のショッピングに付き合っていると、結構暇な時間が発生します。
そんなときにサッと電子書籍をダウンロードして読めたら快適だな、カッコいいなと思っていました。
ということで、電子書籍のダウンロードに挑戦▼
結果は…惜しくも失敗▼
惜しいところまでダウンロードできいたので、いけると思いましたが、さすがに通信速度が不十分だったのでしょう。電子書籍をダンロードできませんでした。
もし「ハワイで電子書籍を読みたい」と思う方は、日本の通信環境で前もってダウンロードしておいて下さい。
飛行機内や海外で電子書籍を読むための事前知識をまとめておきました。よく分からない人は参考にしてみて下さい。
空港に行くのにUber(ウーバー)を使ったが超快適
ハワイでの出張も終わりに近づいてきました。
帰りの飛行機に乗るためにホノルル空港に向かわなければならないのですが、前々から配車サービスのUberを利用してみたいと考えていました。そこでワイキキビーチのホテルからホノルル空港までの配車を選択しました。
すると、ものの10分で車が来てくれて、スムーズに空港に向かってくれました▼
Wi-Fiとは関係ないですが、もし「英語が話せない」「チップがよくわからない」という方でも、アプリでカンタンにやりとりできるUberはオススメです。
空港返却は内容を確認してもらえた
ハワイのの青空に別れを告げ、ホノルル空港から成田空港に向け、約9時間のフライトで日本に帰ります。
日本に着く頃には、起きてから18時間経っていたのでとても眠かったです。眠い目を擦りながら、イモトのWiFiを返却します。
返却は、降り立ったターミナルの返却カウンターで行います▼
カウンターによっては人がおらず、返却ボックスに投げ込むだけですが、今回はカウンターの人が中身の確認をしてくれました。
その場で、借りたものが揃っていることを確認できるのは嬉しいですね。
あとから、「電源ケーブルがないよ」などと言われても確認できないですからね。
これにて無事にイモトのWiFiを返せました。ありがとうイモトのWiFi。
イモトのWiFiの良いところ・悪いところ
ここまでイモトのWiFiのハワイでの使用感をまとめてきましたが、ハワイで使ってみての良いところと悪いところをまとめていきます。
イモトのWiFiの良いところ
ハワイでイモトのWiFiを使ってみた感じた良いところは次の通りです。
- イモトのWiFiの良いところ
-
- ①事前に宅配してくれるので空港で借りる手間が省ける
- ②ワイキキビーチで快速が出た
- ③最後に内容物の確認をしてくれた
いままでカナダやサイパンへ行った折にもレンタルのモバイルWi-Fiルーターを借りていましたが、いつもは空港で受け取っていました。空港での受け取りは意外と手間です。一方、イモトのWiFiは自宅への宅配サービスが選べます。空港で借りる手間が省けるのでかなり便利です。それに何より時間を気にする必要がなくなるので、安心します。
飛行機に乗る前ってなぜか緊張するので、事前に自宅受け取りはオススメです。
次に、ハワイのワイキキビーチで通信速度が速いのは良いところでした。人も多く高層ビルも多い。しかし、目の前が海というなかなか特殊な土地で快適に使えるのはとてもグッド。
最後に、返却の際に内容物を確認してくれるのは良かったです。すでに書いたように、返却した後に、「〇〇がありません」「〇〇が壊れていました」と言われたくないですからね。両者合意の上で返却できるのは安心です。
イモトのWiFiの悪いところ
次のイモトのWiFiの良くないと感じたところをまとめます。
- イモトのWiFiの悪いところ
-
- ①モバイルWi-Fiルーターにシールがたくさん貼ってあってかっこ悪い
- ②なんだかんだバッグがかさばる
- ③電子書籍がダウンロードできないのが残念
イモトのWiFiって、イモトさんやマジックプリンスというアイドルグループのCMがインパクトあって覚えている方も多いかもしれません。
芸能人を使っているだけあって「かっこいい」「いけてる」イメージを持っていたのですが、モバイルWi-FiルーターにはSSIDやパスワードの情報が貼ってあって、見た目がかっこ悪いです。その点は個人的にマイナスでした▼
次に、Wi-Fiルーターや電源ケーブルなどが入ったバッグが結構かさばります。女性の小さいバッグには入りきらないと思います。充電が必要なときに電源コネクタやケーブルを持ち歩きたいところですが、観光時に持ち歩くのは不便です。荷物がかさばるのが嫌な人はルーターだけ持ち歩いて、使うときだけこまめに電源を入れて、使わないときは電源を切って節電しながら使う工夫が要るでしょう。
最後に、ハワイで電子書籍がダウンロードできないのは残念。さすがに海外でコンテンツをダウンロードする僕が悪いのでしょうが、中にはインスタグラムや映画、電子書籍といったデジタルコンテンツが恋しくなる人もいると思います。そういった方はホテルやカフェのWi-Fiを活用するのがよいかと思います。
まとめ:イモトのWiFiはさすが人気海外Wi-Fiルーターだと思った
イモトのWiFiは、事前に予約することもできて、当日空港でも受け取れるという便利な海外Wi-Fiルーターです。
海外Wi-Fiルーターは、いろいろな企業がサービスを提供していますが、イモトのWiFiはさすが人気ブランドだけあって、品質もサポートもクオリティーが高かったです。
どの海外Wi-Fiルーターにしようか迷っている方にはオススメの海外Wi-Fiルーターです。