みなさんWi-Fiキャッチしてますか?
昔、「Wi-Fi」を「ウィーフィー」と発音していました。友達のT君が初めて指摘してくれたのは、初ウィーフィーから半年後くらいのこと。しばらくはその事実を受け入れられませんでした。
そんな僕も今では、カフェでノマドすることも多いので、よくWi-Fiスポットを利用しています。
あなたも一度は街中で「Wi-Fi使えます」シールを見たことありますよね?でも、見かけても既読スルーする人の方が多いのではないでしょうか。
Wi-Fiスポットは日本全国のありとあらゆる所にあります。ちきんと活用できれば、パソコンやタブレットをどこでも使えるのでとても便利です。また、スマホのデータ量も節約できます。
そんなWi-Fiスポットについて記事にまとめようと、調べ始めたら、次から次へとジャンジャン出てきました。この記事では、身の回りにウジャウジャあるにも関わらず、多くの人がきちんと利用できていない「Wi-Fiスポット」を頑張ってまとめました。
また、いちいち、その場その場で、Wi-Fiスポットに繋ぐのが面倒という人もいると思います。そんな方には「僕のオススメのWi-Fi活用術」もお伝えします。
Wi-Fiスポットとは?
「Wi-Fiスポット」とは、街中で無線通信の「Wi-Fi(Wireless Fidelity)」を利用できる場所のことです。「公衆無線LAN」や「ホットスポット」とも呼ばれています。
はじめにもお伝えした通り、Wi-Fiスポットを使えば、パソコンやタブレットをインターネットに繋いだり、高速通信のデータ量を消費することなくスマホを利用できます。
しかし、「身の回りにあるのはわかるけど、使い方がよく分からない」という人も多いと思います。「そもそも、無料なの?有料なの」と疑問に思う人もいるでしょう。
Wi-Fiスポットは無料?有料?
Wi-Fiスポットは無料で使えるのでしょうか?それとも有料なのでしょうか?
結論からお伝えすると、無料で使えるものと有料で使えるのもの両方が存在しています。
無料のWi-Fiは主に飲食店やコンビニなどの店舗がサービスを提供しています。それに対して、有料のWi-Fiは大手キャリアなど通信事業者がサービスを提供しています。
この記事では、有料のものと無料のもの、両方をどっさり紹介していきます。
Wi-Fiスポットの利用方法
au Wi-Fi、docomo Wi-Fi、Softbank Wi-Fiやwi2 300などの有料系Wi-Fiスポットは、事前に発行されたパスワードを入力するだけで接続できます。また、暗号化されている電波を利用しやすいです。
カフェやファーストフード店など無料の店舗系Wi-Fiスポットは、Wi-Fi接続画面でSSIDを選択してから、画面の案内に従ってメールアドレスを登録したり、会員登録したりすれば簡単に利用できます。ただし、暗号化されていないものがほとんどです。
またWi-Fiスポットは一般的に速度も遅いので、ストレスがかかります。そんな方はモバイルルータを検討しましょう。詳しくはこちら。
それでは早速、実際にどんなWi-Fiスポットがあるのか、見ていきましょう。※スポット数、対応店舗数等は2017年のデータです。参考までにご覧ください。
大手三大携帯キャリアのWi-Fiスポット
auやドコモやソフトバンクといった大手キャリアが提供しているWi-Fiスポットです。もともと、3G・LTE回線の混雑を避ける為に用意されました(トラフィックオフロード)。
大手キャリアが提供しているだけあって、アクセスポイント数がとても多く、駅やカフェなど様々な場所で利用できます。
au Wi-Fi
auが提供しているWi-Fiスポットです。このマークを見たことがあるという人も多いのではないでしょうか?
au Wi-Fiスポットでは、auが独自で提供しているアクセスポイント以外にも「UQ Wi-Fi」や「wi2 300」といったKDDIのグループ会社のWi-Fiスポットも利用できます。ただし利用できるのはauユーザーのみです。
- SSID :au_Wi-Fi2
- スポット数:200,000以上
- 利用料 :300円/月、一部auユーザーは無料
- 利用条件 :auと契約
- HP :TOP、接続設定、対応店舗、主要店舗・施設
- アプリ :Android、iOS
docomo Wi-Fi
ドコモが提供しているWi-Fiスポットです。下記ステッカーのある場所で利用できます。
「docomo Wi-Fi永年無料キャンペーン」というキャンペーンを4年以上やっているので、ドコモユーザーなら、無料で使えます。
なお、ドコモユーザー以外も有料で利用できますが、月額1,500円かかるので、Wi-Fiスポットの利用料としては高額です。
SSID「0000docomo」はWebにアクセスしてパスワードを入力する必要があります。それに対して、SSID「0001docomo」はドコモのSIMを挿しておけば自動的に接続されます。
- SSID :0000docomo , 0001docomo
- スポット数:150,000以上
- 利用料 :ドコモユーザーは無料、ドコモユーザー以外は1,500円/月
- 利用条件 :ドコモと契約
- HP :TOP、接続設定、エリア検索、主要店舗・施設
- アプリ :-
ソフトバンクWi-Fiスポット
ソフトバンクが提供しているWi-Fiスポットです。マスコットキャラのおとうさんのシールを見たことがある人は多いと思います。
ソフトバンクの契約者だけでなく、ワイモバイルの契約者も利用できます。
なお、ソフトバンクWi-Fiスポットに契約をしていると、後で紹介する「BBモバイルポイント」も使用可能です。
「0002softbank」は暗号化されてますが、「0001softbank」は暗号化されていません。なので、どちらもある場合は、できるだけ「0002softbank」を利用することをおすすめします。
- SSID :0001softbank , 0002softbank
- スポット数:約450,000
- 利用料 :ソフトバンク、ワイモバイルユーザーはほぼ無料、それ以外は467円/日
- 利用条件 :ソフトバンクまたはワイモバイルと契約
- HP :TOP、接続設定、エリア検索、主要店舗・施設
- アプリ :Android、iOS
三大携帯キャリア以外にも有名なWi-Fiスポットがあります。以下のサービス群は「公衆無線LAN」と呼ばれることも多いです。
- Wi2 300
- UQ Wi-Fi
- OCN モバイル ONE Wi-Fiスポット
- フレッツ・スポット
- BBモバイルポイント
- ワイヤレスゲートWi-Fi
- 【無料】FREESPOT
- 【無料】FON
- 【無料】FREE Wi-Fi PASSPORT
有料の公衆無線LAN6選
9つの公衆無線LANの中から、まずは有料、または一部ユーザー限定のものを紹介します。比較しながら見てみて下さい。
Wi2 300
KDDIの子会社「株式会社ワイヤ・アンド・ ワイヤレス」が提供する「月額362円」の有料サービスです。青いハリネズミのマークが特徴的です。
キャリアWi-Fiの次に有名です。以下で紹介する他の公衆無線LANよりも、本気でWi-Fiスポットサービスに取り組んでいます。
wi2のスポットの他にも、後に紹介する「UQ Wi-Fi」「BBモバイルポイント」のスポットも利用できます
サービス名の「300」は通信速度が300Mbpsが出るスポットもあるからだそうです。実は、スタバやルノアールなどの独自Wi-FiはこのWi2のサービスを借りているところも多いです。
SSID「Wi2」「Wi2_free」「Wi2_club」「wifi_square」は追加料金なしで使えるのですが、SSID「Wi2premium」「Wi2premium_club」はオプションエリアで、1時間100円の別料金がかかります。
なお、通常スポット数とオプションエリア数の比率は約3:7で、スポット数にすると、通常スポット数:約60,000、オプションエリア:約140,000になります。
また、au Wi-Fiにはwi2 300が含まれているので、auユーザーなら、wi2 300だけで契約するよりau Wi-Fiを使った方がお得です。
- SSID :Wi2, Wi2_free , Wi2_club , wifi_square , Wi2premium , Wi2premium_club
- スポット数:200,000以上
- 利用料 :362円/月(初月無料)
- 利用条件 :wi2 300を契約
- HP :TOP、接続設定、エリア検索
- アプリ :Android、iOS
UQ Wi-Fi
こちらはKDDIの関連会社「UQコミュニケーションズ株式会社」が提供しているWi-Fiスポットです。モバイルルーター「UQ WiMAX」や格安スマホ「UQモバイル」を提供している会社ですね。青いガチャピンやムックのCMで有名です。
WiMAXユーザーは「UQ Wi-Fiワイド」が使え、WiMAX2+ユーザーは「UQ Wi-Fiプレミアム」が使えます。
それぞれの対応スポットは以下の通りです。
- UQ Wi-Fiワイド :UQ Wi-Fiエリア + wi2 300(wifi_squareのみ)
- UQ Wi-Fiプレミアム:UQ Wi-Fiエリア + Wi2 300(全SSID)
- SSID :UQ_Wi-Fi
- スポット数:約7,000(UQ Wi-Fiワイド)、10,000以上(UQ Wi-Fiプレミアム)
- 利用料 :Wimax、Wimax2+契約者は無料
- 利用条件 :Wimax、Wimax2+のいずれかと契約
- HP :TOP、接続設定、対応エリア
- アプリ :Android、iOS
OCN モバイル ONE Wi-Fiスポット
格安スマホ「OCN モバイル ONE」を運営する「NTTコミュニケーションズ」が提供するWi-Fiスポットです。
格安SIMの「OCN モバイル ONE」「BIC SIM(OCN版)」に契約している人が利用できます。
- SSID :0001_Secured_Wi-Fi
- スポット数:82,000以上
- 利用料 :無料
- 利用条件 :「OCN モバイル ONE」や「BIC SIM(OCN版)」を契約する
- HP :TOP、接続設定、対応店舗
- アプリ :Android、iOS
フレッツ・スポット
インターネット回線「フレッツ」でおなじみのNTT東日本・西日本が提供しているWi-Fiスポットです。
ただし、2016年4月28日を持って新規契約の受付を終了しているので、今から新規契約することはできません。
- SSID :NTT-SPOT , 0000FLETS-SPOT
- スポット数:77,000以上
- 利用料 :月額200円
- 利用条件 :(現在は受付終了)
- HP :TOP、接続設定、エリア検索
- アプリ :Android、iOS
BBモバイルポイント
ソフトバンクが提供しているWi-Fiスポットです。
ソフトバンクユーザー以外も、OCNやso-net等、対応しているインターネットプロバイダーに契約している方も利用できます。
スポット数は全国5,200箇所とキャリアWi-fiに比べると数も少なく、HPも2015年以来更新されていないので、やる気が感じられません。
- SSID :mobilepoint , mobilepoint1 , mobilepoint2
- スポット数:5,200以上
- 利用料 :0円~(プロバイダーごとに利用料が変わる)
- 利用条件 :ソフトバンクまたは対応プロバイダーと契約
- HP :TOP、接続設定、エリア検索
- アプリ :Android、iOS
ワイヤレスゲートWi-Fi
株式会社ワイヤレスゲートが提供しているWi-Fiサービスです。
月額390円で、「Wi2 300(一部エリアのみ)」「eo WI-FIモバイルスポット」「BBモバイルポイント」といった複数のWi-Fiスポットが利用できる「まとめ再販サービス」です。
- SSID :mobilepoint , mobilepoint1 , mobilepoint2 , Wi2 , Wi2_club , eo eo_WPA2/EAS
- スポット数:40,000以上
- 利用料 :390円/月
- 利用条件 :契約後発行されるパスワードにて認証
- HP :TOP、接続設定、対応店舗
- アプリ :Android、iOS
無料の公衆無線LAN3選
次は完全無料の公衆無線LANを3つ紹介します。
FREESPOT
FREESPOTとは、FREESPOT協議会によって認定されたWi-Fiスポットのことです。FREESPOT協議会は無線ルーターで有名なBUFFALO(バッファロー)が主要幹事をしています。
主に飲食店等のお店のオーナーや公共施設が、「FREESPOT」に対応したルーターを設置してWi-Fiを飛ばし、お客様にネットを使える環境を提供しています。
- SSID :FREESPOT , freespot=SecurityPassword
- スポット数:13,429
- 利用料 :無料
- 利用条件 :FREESPOTに接続後、メールアドレスを入力
- HP :TOP、接続設定、対応店舗
- アプリ :-
FON
FONは日本だけのサービスではなく、ヨーロッパを中心に世界150ヵ国で展開されているWi-Fiスポットサービスです。全世界で2000万、日本で120万以上のWi-Fiスポットが使えます。
FONはお金を払って使う有料サービスではなく、FONユーザー同士でWi-Fiを共有しあう一種のコミュニティサービスです。
自宅にFONルーターを設置し、他のFONメンバーがWi-Fiを使えるようにする代わりに、他のメンバーのfon Wi-Fiを自分も利用できるという仕組みです。FONのメンバーのことは「Linus(ライナス)」と呼ばれています。
FONに問い合わせたところ、利用する為には、ヨドバシカメラで売っている「Fon2412J」というルーターを買って、利用登録をする必要があるようです。すると、他のメンバーのFonのWi-Fiを利用できるとのことです。
- SSID :FON_FREE_INTERNET , FON_FREE_EAP
- スポット数:1,200,000以上
- 利用料 :無料
- 利用条件 :「Fon2412」を購入後、fonの利用登録
- HP :TOP、接続設定、エリア検索
- アプリ :Android、iOS
FREE Wi-Fi PASSPORT
ソフトバンクが訪日外国人向けに提供しているWi-Fiスポットです。特徴はWi-Fiスポットの中で唯一電話による接続認証を行なっている点です。
Wi-Fiスポットに接続した後に表示されるページの電話番号に電話するとパスワードがもらえます。そのパスワードを入力することで、Wi-Fiを利用できます。
訪日外国人向けのサービスなので、電話は英語、中国語、韓国語に対応しています。ちなみに、「FREE_Wi-Fi_PASSPORT_J」は日本人でも使えます。
なお、スポット数から判断して、ソフトバンクWi-Fiスポットのアクセスポイントを利用していると思われます。
- SSID :.FREE_Wi-Fi_PASSPORT , .FREE_Wi-Fi_PASSPORT_J
- スポット数:400,000以上
- 利用料 :無料
- 利用条件 :訪日外国人の人が電話にてパスワードを取得して認証、パスワード入力から2週間
- HP :TOP、接続設定、対応店舗
- アプリ :なし
24時間提供!コンビニの無料Wi-Fiスポット
意外に思う人もいるかもしれませんが、大手のコンビニでは多くのお店で無料Wi-Fiを提供しています。コンビニに立ち寄った際に利用して見ても良いかもしれませんね。
ただし、コンビニのWi-Fiスポットは利用できる時間と回数が制限されているものが多いです。
セブンイレブンの「7SPOT(セブンスポット)」
セブンイレブンは「セブンスポット」というWi-Fiを提供しています。
会員登録をすれば、誰でも無料で使えます。なお、イトーヨーカドーやデニーズなどセブン&アイ・ホールディングス系列のお店でも利用可能です。
セブンイレブンの名前の由来は「朝7時から夜23時まで営業しているお店」だったからだそうです。
- SSID :7SPOT
- 対応店舗 :約98%(/19,220)
- 接続制限 :60分×3回/24時間、アプリ利用時は60分×無制限/24時間
- 回線速度 :1.61Mbps
- HP :接続設定
- アプリ :Android、iOS
セブンスポットについては下記記事で詳しく解説しています。
ファミリーマートの「Famima Wi-Fi」
ファミリーマートは「Famima Wi-Fi」というWi-Fiを提供しています。
専用アプリを使って接続した場合は、利用可能時間が20分×3回→60分×3回/24時間に増えます。
しかし、最初の会員登録~接続までがかなり厄介で使いづらい印象がありました。ただ、ファミキチは美味しいですよね。
- SSID :Famima_Wi-Fi
- 対応店舗 :96.1%(13,729/14,289)
- 接続制限 :20分×3回/24時間、アプリ利用時は60分×3回/24時間
- 回線速度 :1.20Mbps
- HP :接続設定・対応店舗
- アプリ :Android、iOS
ファミマの無料Wi-Fiについては下記記事で詳しく解説しています。
ローソンの「LAWSON_Free_Wi-Fi」
ローソンは「LAWSON_Free_Wi-Fi」というWi-Fiを提供しています。
ローソンのWi-fi接続設定は非常に簡単で、とても使いやすかったです。速度も早くローソンの印象が大幅UPしたので、いちご大福を買って美味しく頂きました。
なお、「ナチュラルローソン」はLAWSON_Free_Wi-Fiに対応している店がほとんどですが、「ローソンストア100」では対応していないようです。
ちなみに、ローソンはもともとアメリカの牛乳屋さんでした。なので、ロゴが牛乳の入れ物的なマークになっているんですね。
- SSID :LAWSON_Free_Wi-Fi
- 対応店舗 :97.6%(11,705/11,994)
- 接続制限 :60分×5回/24時間
- 回線速度 :10.48Mbps
- HP :接続設定・対応店舗
- アプリ :Android、iOS
ローソンの無料Wi-Fiについては下記記事で詳しく解説しています。
以上、コンビニ大手3社はしっかりと独自Wi-Fiを提供しています。しかし、業界4位、5位のサークルK・サンクスとミニストップは独自の無料Wi-Fiを提供していません。大手3社との間には見えない壁があるようです。
「サークルK・サンクス」au Wi-FiとSoftBank Wi-Fiに対応
「サークスK」と「サンクス」が合体した企業です。
サークルK・サンクスでは残念ながら独自Wi-fiは提供されてません。ただし、au Wi-FiやSoftBank Wi-Fi、wi2 300のWi-Fiスポットが利用できます。docomo Wi-Fiはほぼ対応していないようです。
ちなみに、サークルKは前身となったお店の名前が、「K」から始まっていたので、Kを円で囲ってつけられた名前です。サンクスは太陽(SUN)とありがとう(サンクス)が由来です。
「ミニストップ」はSoftBank W-Fiのみ対応
ミニストップも独自Wi-fiは提供されていません。au Wi-Fiやdocomo Wi-Fiも未対応。ただし、ソフトバンクWi-Fiスポットはほとんどの店舗(約90%:2003店舗/2215店舗)で利用できます。
ミニストップ(MINI STOP)には「立ち止まって、次に進む」という意味が込められているそうです。ロゴマークは家と木がモチーフです。
のんびり作業!カフェの無料Wi-Fiスポット
コーヒーのお供としてWi-Fi電波はグッドコンビネーションですよね。また、仕事や勉強で、カフェでPCを繋ぎたいという方も多いと思います。
大手のカフェでもWi-Fiを提供しています。もちろん無料で利用できます。
ここでは、主要カフェのWi-Fiスポットについてまとめています。
Windowsユーザーがなぜか少ない?「スターバックスコーヒー」
全国に1,200店舗以上あるスターバックスでは、「at_STARBUCKS_Wi2」が利用できます。簡単に接続できるので、便利です。速度もかなり速かったです。
ちなみに、以前は会員登録が必要でしたが、現在は会員登録なしで、ブラウザから利用規約に同意するだけで、利用可能です。
ところで、なぜスタバではWindowsユーザーを見かけることが少ないのでしょうか?Apple好きはスタバ好き?
- SSID :at_STARBUCKS_Wi2
- 対応店舗 :95.9%(1231/1283)
- 接続制限 :無制限(1回のログインで1時間まで)
- 回線速度 :20.73Mbps
- HP :接続設定、対応店舗
スタバのWi-Fiについては下記記事で詳しく解説しています。
愛煙家の味方「ドトール」
スタバは禁煙!ドトールに行く愛煙家も多いと思います。ドトールでも無料Wi-Fiが利用できます。全国に1,100店舗以上あります。
ドトールでは定員さんに「Wi-Fiを使いたい」と伝えると、以下のようなリーフレットが貰えます。
説明に沿って手続きを進めると、Wi-Fiが利用できるようになります。店舗カバー率は約95%とカフェTOPですが、接続可能時間は無制限ではなく3時間です。
- SSID :Wi2premium
- 対応店舗 :94.7%(1057/1116)
- 接続制限 :3時間
- 回線速度 :11.60Mbps
- HP :
スタバのライバル!「タリーズコーヒー」
タリーズコーヒーでもWi-Fiが無料で利用できます。
タリーズはスタバのライバルで、アメリカの本社はスタバの本社と向かい合っていたほどです。全国に500店舗弱あります。
エヴァとコラボした「上島珈琲店」
上島珈琲店は、1933年から続いているという長い伝統を持ったカフェです。人気アニメのエヴァンゲリオンの劇中にも登場します。
私がお店に行った時は、お店がガラガラで、早い速度が出ました。通信速度の早いWi-Fiを使いたい人には、上島珈琲店が穴場だと思います。全国に約100店舗あります。
”早い”を意味する「プロント」
プロントはサントリーと上島珈琲を運営するUCC上島珈琲が共同で展開しているカフェです。全国に約200店舗あります。
プロントはイタリア語で「早い」を意味しています。
個人的には好きなカフェのひとつですが、利用可能時間が30分×3回と少し短いのが難点です。
会議室もある!「銀座ルノアール」
銀座ルノアールには会議室が併設されているカフェがあるなど、ビジネスマンの味方ですね。ただ、東京・神奈川県・埼玉県にしかありません。店舗数は約100店舗です。
「銀座ルノアール」は会社名で、お店の名前は「喫茶室ルノアール」「Cafeルノアール」と、ブランド名が分かれています。また、「NEW YORKER’S Cafe」も(株)銀座ルノアールグループのカフェです。
私もよく利用します。オススメは「黒蜜宇治抹茶ミルク」です。
お米が由来の「コメダ珈琲店」
名古屋発祥のカフェチェーンです。コメダという名前は創業者が米屋さんの家系だったからだそうです。全国に700店舗以上もあります。
私が行った時は12組待ちでした。40分間かけてようやく席に座れました。冬ですが、サマージュース(氷抜き)で生き返りました。
満席だったにしても、通信速度は「0.26Mbps」とかなり遅かったです。
- SSID :Komeda_Wi-Fi
- 対応店舗 :67.9%(500/736)
- 利用料 :無料
- 接続制限 :無制限
- 回線速度 :0.26Mbps
- HP :店舗検索
スペックが高い「楽天カフェ」※閉店
ネット通販サイト「楽天市場」でおなじみの楽天が運営している楽天カフェ。現在「渋谷公園通り店」と「二子玉川ライズ S.C.店」の2店舗あります。
楽天カフェでは、最高速度1GbpsのWi-Fiスポットが利用可能です。通常のWi-Fiスポットの10倍のスペックです。
実際に楽天カフェ渋谷公園通り店に行ってみましたが、Wi-Fiスポットに接続している人が多かったためか、他の何倍もの速度は出ませんでした。
ストロベリーシルキーティラミスがおいしかったです。
- SSID :rakuten-cafe
- 対応店舗 :100%(2/2)
- 接続制限 :無制限
- 回線速度 :11.75Mbps
- HP :
その他の大手カフェの公衆無線LAN状況は?
その他の大手カフェは独自のWi-Fiは提供していません。大手キャリアWi-FiやWi2 300などの公衆無線LANは店内で利用できます。
サンマルクカフェ
チョコレートとクロワッサンが組み合わさった「チョコクロ」が有名なカフェです。遠赤外線のオーブンで作られるこだわりのパンが人気です。全国に400店舗弱あります。
- docomo Wi-Fi :未対応
- au Wi-Fi :49.9%(192店舗)
- SoftBank Wi-Fi:43.9%(169店舗)
カフェ・ド・クリエ
Café de CRIE。株式会社ポッカクリエトが提供しているフランス風のカフェです。全国に186店舗あります。
- docomo Wi-Fi :73.1%(136店舗)
- au Wi-Fi :68.3%(127店舗)
- SoftBank Wi-Fi:81.7%(152店舗)
カフェ・ド・クリエ 店舗検索:Wi-Fi対応店舗で絞り込めます。
ベローチェ
VELOCE。ベローチェの特徴はなんといっても「安さ」と「コーヒーゼリー」。コーヒーが1杯200円という低価格です。全国に174店舗あります。
- docomo Wi-Fi :84.5%(147店舗)
- au Wi-Fi :67.2%(117店舗)
- SoftBank Wi-Fi:89.1%(155店舗)
エクセルシオール
EXCELSIOR CAFE。エルシオールはドトールを運営している株式会社ドトールが展開しているカフェです。ドトールの高級版という位置付けなので、ワンランク上の雰囲気です。全国に124店舗あります。
- docomo Wi-Fi :56.5%(70店舗)
- au Wi-Fi :56.5%(70店舗)
- SoftBank Wi-Fi:44.4%(55店舗)
エクセルシオール 店舗検索:docomo Wi-Fi,au Wi-Fi, SoftBank Wi-Fiそれぞれで絞り込めます。
カフェのWi-Fiスポットカバー率まとめ&通信速度比較
どこのカフェで、どのWi-Fiスポットが、どれだけ対応しているかを表にまとめてみました。
お店 (店舗数) |
独自Wi-Fi | docomo Wi-Fi | au Wi-Fi | SoftBank Wi-Fi |
---|---|---|---|---|
スターバックス (1283) |
95.9% (1231) |
93.1% (1194) |
88.9% (1141) |
70.8% (909) |
ドトール (1116) |
94.7% (1057) |
71.0% (792) |
71.1% (793) |
9.7% (108) |
タリーズ (479) |
68.1% (326) |
47.0% (225) |
17.5% (84) |
65.6% (314) |
プロント (200) |
52.5% (105) |
80.5% (161) |
– | 59.0% (118) |
ルノアール (103) |
91.3% (94) |
– | 94.2% (97) |
91.3% (94) |
上島珈琲店 (109) |
58.7% (64) |
45.9% (50) |
68.8% (75) |
61.5% (67) |
コメダ珈琲店 (736) |
67.9% (500) |
82.6% (608) |
63.9% (470) |
76.6% (564) |
サンマルクカフェ (385) |
– | – | 49.9% (192) |
43.9% (169) |
カフェ・ド・クリエ (186) |
– | 73.1% (136) |
68.3% (127) |
81.7% (152) |
ベローチェ (174) |
– | 84.5% (147) |
67.2% (117) |
89.1% (155) |
エクセルシオール (124) |
– | 56.5% (70) |
56.5% (70) |
44.4% (55) |
※対応店舗数が一桁の場合はカウントしていません。
※以上の店舗数や対応店舗数は2017年1月~2月の独自調査によるデータです。正確な数字とは若干ズレがある可能性があります。
今回、独自Wi-Fiがあるお店ではスピードテストも行ったのでその結果もランキング形式で一応載せておきます。
通信速度は、お店や混雑状況、その他の環境により大きく変わりますので参考程度にご覧下さい。
順位 | お店 | 通信速度 |
---|---|---|
1位 | 上島珈琲 | 24.87Mbps |
2位 | ルノアール | 21.62Mbps |
3位 | スターバックス | 20.73Mbps |
4位 | 楽天カフェ | 11.75Mbps |
5位 | ドトール | 11.60Mbps |
6位 | タリーズ | 6.20Mbps |
7位 | プロント | 2.95Mbps |
8位 | コメダ珈琲 | 0.26Mbps |
※通信速度のデータはBNR画像読み込み版の測定結果5回の平均データ転送速度の平均値です。
ファーストフード店で使える無料Wi-Fiスポット
ファーストフード店で使えるWi-Fiスポットをご紹介します。安い料金で入店できるので、学生さんやちょっと休憩したい人は利用してみて良いと思います。
マクドナルドの「マクドナルド FREE Wi-Fi」
全国に約3,000店舗あるマクドナルドでもWi-Fiスポットが用意されています。特徴としては、動画サービスのNetflixを無料で体験できることです。ただし、1回60分以上の利用はできないので、注意が必要です。
マクドナルドのフリーWi-Fiについては下記記事で詳しく解説しています。
モスバーガーの「MOS BURGER Free Wi-Fi」
モスバーガーでは「MOS BURGER Free Wi-Fi」というWi-Fiスポットを提供しています。なお、「MOS」は「Mountain(山)」「Ocean(海)」「Sun(太陽)」の頭文字を合体させたものです。
- SSID :MOS_BURGER_Free_Wi-Fi
- 対応店舗 :52.4%(703/1342)
- 接続制限 :無制限
- 回線速度 :2.83Mbps
- HP :対応店舗
ロッテリアの「LOTTERIA_Free_Wi-Fi」
ロッテリアはWi-Fiスポット「LOTTERIA_Free_Wi-Fi」を提供しています。
ちなみに、ロッテリアは「お口の恋人」でお馴染みのロッテが展開しているチェーン店です。ロッテとカフェテリアを合体させて、「ロッテリア」になったそうです。
- SSID :LOTTERIA_Free_Wi-Fi
- 対応店舗 :70.8%(262/370)
- 接続制限 :30分/回、16回/日
- 回線速度 :10.02Mbps
- HP :接続設定、対応店舗
フレッシュネスバーガーの「FRESHNESS FREE WiFi」
一部店舗で無料Wi-Fi「FRESHNESS FREE WiFi」を提供しています。ただし対応しているのは、158店舗のうち45店舗です。なので、「FRESHNESS FREE WiFi」に出会える確率は30%以下と少し低めなので、事前に対応しているか確認してから行きましょう。
- SSID :Goyukkuri_FRESHNESS
- 対応店舗 :28.5%(45/158)
- 接続制限 :無制限
- 回線速度 :3.86Mbps
- HP :接続設定、対応店舗
その他の有名ファーストフードの公衆無線LAN状況は?
その他のファーストフード店は独自のWi-Fiは飛んでいませんが、大手キャリアなどの公衆無線LANは使える所があるので紹介します。
ケンタッキーフライドチキン
全国に1,100店舗以上あります。
SSID「KFC_FREE_Wi-Fi」の独自Wi-Fiがあるという情報もありますが、ケンタッキーに問い合わせたところ、「docomoさんやauさんの公衆無線LANサービスは対応している店舗はありますが、独自Wi-Fiは今のところ用意しておりません」との回答でした。情報をお持ちの方がおりましたら情報お寄せ下さい。
- docomo Wi-Fi :86.9%(990店舗)
- au Wi-Fi :58.1%(662店舗)
- SoftBank Wi-Fi:69.1%(787店舗)
ミスタードーナツ
こちらも全国に1,100店舗以上あります。ポンデリング可愛いですよね。
- docomo Wi-Fi :94.3%(1099店舗)
- au Wi-Fi :1.5%(17店舗)
- SoftBank Wi-Fi:54.7%(638店舗)
サブウェイ
全国に400店舗以上あります。対応Wi-Fiスポットカバー率が低めなので、Wi-Fi目的で行くのはやめた方がよいかもしれません。
また、一部店舗でSUBWAY Wi-Fiが使えるとの情報もあります。情報を持ちの方はお待ちしております。
- docomo Wi-Fi :未対応
- au Wi-Fi :24.0%(97店舗)
- SoftBank Wi-Fi:4.9%(20店舗)
ファーストキッチン
全国に131店舗あります。ちなみに私は一度も入ったことがありません。
- docomo Wi-Fi :未対応
- au Wi-Fi :99.2%(130店舗)
- SoftBank Wi-Fi:未対応
ファーストフード店のWi-Fiスポットカバー率まとめ&通信速度比較
どこのファーストフード店で、どのWi-Fiスポットが、どれだけ対応しているかを表にまとめてみました。
お店 (店舗数) |
独自Wi-Fi | docomo Wi-Fi | au Wi-Fi | SoftBank Wi-Fi |
---|---|---|---|---|
マクドナルド (2888) |
63.4% (1830) |
0.8% (23) |
0.1% (3) |
99.3% (2867) |
モスバーガー (1342) |
52.4% (703) |
76.8% (1030) |
88.2% (1183) |
25.6% (343) |
ロッテリア (370) |
70.8% (262) |
88.9% (329) |
83.8% (310) |
79.5% (294) |
フレッシュネス (158) |
28.5% (45) |
– | – | 95.6% (151) |
ケンタッキー (1139) |
– | 86.9% (990) |
58.1% (662) |
69.1% (787) |
ミスタードーナツ (1166) |
– | 94.3% (1099) |
1.5% (17) |
54.7% (638) |
サブウェイ (405) |
– | – | 24.0% (97) |
4.9% (20) |
ファーストキッチン (131) |
– | – | 99.2% (130) |
– |
※対応店舗数が一桁の場合はカウントしていません。
※以上の店舗数や対応店舗数は2017年1月~2月の独自調査によるデータです。正確な数字とは若干ズレがある可能性があります。
ファーストフード店でのスピードテスト結果です。こちらも参考程度にご覧下さい。
順位 | お店 | 通信速度 |
---|---|---|
1位 | マクドナルド | 13.95Mbps |
2位 | ロッテリア | 10.02Mbps |
3位 | フレッシュネス | 3.86Mbps |
4位 | モスバーガー | 2.83Mbps |
交通系
「移動中はスマホでネット」という人は多いでしょう。この章では電車やバスや空港など、交通系のWi-Fiスポットをまとめました。
鉄道(駅・電車)
電車で移動中にスマホを見て過ごすという方は多いのではないでしょうか。ここでは、JR、私鉄、公営鉄道に分けて、Wi-Fi対応状況をみていきましょう。
JR
まずはJRから。
JRで独自Wi-Fiが確認できたのは「JR東日本」「JR東海」「JR西日本」だけでした。この3つは各種公衆無線LANサービスも対応しているようです。
「JR九州」は独自Wi-Fiは見当たりませんでしたが、公衆無線LANは使えるようです。
「JR北海道」「JR四国」に関しては、独自Wi-Fiはおろか、公衆無線LANサービスに関して記載されているページすら見つかりませんでした。
- JR東日本:JR-EAST_FREE_Wi-Fi 公衆無線LAN
- JR西日本:JR-WEST_FREE_Wi-Fi 公衆無線LAN
- JR東海 :JR-Central_FREE 公衆無線LAN
- JR九州 :公衆無線LAN
- JR四国 :-
- JR北海道:-
ただし、各社とも全線・全駅の全エリアでWi-Fiが使えるわけではありません。Wi-Fiが届いているのは一部駅の一部エリアのみなので注意が必要です。
主要私鉄
日本の主要私鉄15社を調べてみました。
私鉄で独自Wi-Fiを提供しているのは8社のようです。
その他7社は独自Wi-Fiはないものの、各種無線LANサービスは使えるようです。
- 東京メトロ :Metro_Free_Wi-Fi
- 西武鉄道 :SEIBU FREE Wi-Fi(電車)、SEIBU FREE Wi-Fi(駅)
- 小田急電鉄 :0dakyu_Free_Wi-Fi
- 京浜急行電鉄:KEIKYU FREE Wi-Fi
- 名古屋鉄道 :MEITETSU FREE Wi‐Fi
- 南海電気鉄道:Osaka_Free_Wi-Fi
- 西日本鉄道 :Nishitetsu train Free Wi-Fi
- 阪急電鉄 :HANKYU HANSHIN WELCOME Wi-Fi
- 東武鉄道 :公衆無線LAN
- 京王電鉄 :公衆無線LAN
- 東京急行電鉄:公衆無線LAN
- 京阪電気鉄道:公衆無線LAN
- 相模鉄道 :公衆無線LAN
- 近畿日本鉄道:公衆無線LAN
- 京成電鉄 :公衆無線LAN
公営地下鉄
最後に、公営地下鉄をみていきましょう。独自Wi-Fiが確認できたのは5か所でした。しかし、各種公衆無線LANはどこでも使えるようです。
- 名古屋市営地下鉄:NAGOYA_Free Wi-Fi
- 札幌市営地下鉄:Sapporo_City_Wi-Fi
- 都営地下鉄 :Toei_Subway_Free_Wi-Fi 公衆無線LAN
- 福岡市地下鉄 :Fukuoka_City_Wi-Fi
- 京都市営地下鉄:KYOTO WiFi
- 仙台市営地下鉄:公衆無線LAN
- 横浜市営地下鉄:公衆無線LAN
- 大阪市営地下鉄:公衆無線LAN
- 神戸市営地下鉄:公衆無線LAN
空港
日本の主要空港では無料で独自Wi-Fiが使えます。時間も基本的には無制限のようです。
また、各キャリアのWi-FiスポットやWi2等の有料公衆無線LANサービスもほとんどの空港でも利用できます。リンク先は各空港の独自Wi-Fi解説ページになっています。
- 羽田空港:HANEDA-FREE-WIFI(国際線)
- 成田空港:FreeWi-Fi-NARITA
- 福岡空港:fukuoka-ap_Free-Wi-Fi
- 伊丹空港:osaka-airport-free-wifi
- 那覇空港:NAHA_CITY_FREE_Wi-Fi
- 新千歳空港 :NewChitose_Airport_Free_Wi-Fi
- 関西国際空港:FreeWiFi@KIX~
- 中部国際空港:FreeWiFi-centrair
バス
バス事業者の中にはWi-Fiサービスを提供している所もあります。有名な所では、東京都の公営バス「都営バス」では「Toei_Bus_Free_Wi-Fi」が提供されています。
バス事業者は非常に数が多く、また一部車両や一部路線のみ対応など、非常に複雑だったため、まとめるのは諦めました。
みなさんが通勤・通学で使うバスや、長距離・高速バスなどに乗る際は、無料Wi-Fiサービスが提供されてないか確認してみるとよいかもしれません。
サービスエリア(NEXCO)
実は高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)でも無料でWi-Fiが使えます。高速道路を管理するNEXCO(ネクスコ)が提供する「E-NEXCO Wi-Fi SPOT」です。
利用できる時間は「1回のアクセスで15分以内、1日3回までご利用が可能」と無制限ではないですが、辺鄙なSA・PAで携帯の電波が弱い時には試してみても良いかもしれません。
交通系のWi-Fiスポットのオススメ利用方法
空港はほとんどWi-Fi整備されているといえますが、電車やバスはWi-Fi整備が行き届いておらず、とっても複雑です。
対応している会社もあれば、未対応の会社もあります。さらに、対応しているといっても一部路線や駅のみでしか利用できない等、全てを把握するのは困難です。
そこでオススメなのが、「Japan Connected-free Wi-Fi」アプリです。詳しくは後で解説しますが、このアプリをひとつ入れれば、ほぼ全ての交通系Wi-Fiをカバーできちゃいます。
街Wi-Fi
街ぐるみで無料Wi-Fiの提供を進めているところもあります。
京都市の「KYOTO Wi-Fi」から、東京都大島の「IzuOshima FREE Wi-Fi」まで、規模は関係ありません。
その自治体エリア内全ての場所でWi-Fiが繋がるわけではありません。繋がるのはあくまでも一部スポットです。
街Wi-Fiを導入する主な理由として「地域活性化・観光地PR・住民の利便性向上」もありますが、「災害時の通信の確保」「2020年の東京オリンピックを見据えた訪日外国人向け」も大きな理由のようです。
自治体が直接提供しているタイプもあれば、地域の商店街連盟や観光協会が進めているタイプもあります。技術提携は主にNTTBPが行っているようです。
東京の23区を調べてみたところ、約半分の12区が街WI-Fiを導入しているようです。
- 港区 :Minato_City_Wi-Fi
- 千代田区:CHIYODA_Free_Wi-Fi
- 中央区 :@GinzaFree
- 新宿区 :Shinjuku_Free_Wi-Fi , Shinjuku_Free_Wi-Fi_01
- 文京区 :Bunkyo_Free_Wi-Fi
- 台東区 :Taito_Free_Wi-Fi
- 品川区 :2020Shinagawa_Free_Wi–Fi
- 大田区 :Ota_City_Free_Wi-Fi
- 渋谷区 :0000Shibuya_City ,0000Shibuya_City_01
- 中野区 :Tokyo_Nakano_Free_Wi-Fi
- 豊島区 :2020Toshima_Free_Wi-Fi
- 葛飾区 :Katsushika_Free_Wi-Fi
- 未対応?:江戸川区、、墨田区、江東区、目黒区、世田谷区、杉並区、北区、荒川区、板橋区、練馬区、足立区
あなたの住んでいる街にも実は街Wi-Fiがあるかもしれないので、一度調べてみてはいかがでしょうか。
街Wi-Fiの多くも「Japan Connected-free Wi-Fi」アプリに対応しています。
その他の施設のフリーWi-Fi状況は?
これまで、コンビニ・カフェ・ファーストフード・交通系・街Wi-FiといろいろなWi-Fiを紹介してきましたが、Wi-Fiが使いたくなるような他の施設のWi-Fi状況はどうなのでしょうか?
ビジネスホテル
日本の主要ビジネスホテル(50店舗以上)でWi-Fiが使えるか調べてみました。大手チェーン系ビジネスホテルのほとんどで、基本的には全客室で無料でWi-Fiが使えるようです。
リンク先は各ホテルの(無線)インターネット接続の解説ページになっています。「宿泊先のホテルでもインターネットを使いたい」という人はぜひ参考にしてください。
私は昔止まったホテルに有線LANケーブルしかなくて、自分のパソコンが有線LANケーブルを挿す場所がないパソコン(Mac)だったので、ショックを受けてそのまま寝込んだことがあります。
ファミレス
大手ファミレス9チェーン調べましたが、無料Wi-Fiを提供しているファミレスは少ないようです。ファミレスは長居することも多いイメージなので、少し意外でした。
唯一、独自の無料Wi-Fiを提供しているのはデニーズでした。デニーズはセブンアンドアイホールディングス傘下なので、セブンイレブンと同じく、「セブンスポット」が利用できます。
ただ、docomo Wi-Fi , au Wi-Fi , SoftBank Wi-Fiのキャリア系とWi2が対応しているお店はかなりあるようです。
カラオケ
カラオケは一度入れば、少なくとも1~2時間は利用すると思います。しかし、カラオケも意外と無料Wi-Fiの導入は進んでいないようです。
全店舗導入を謳っているところはひとつもなく、そもそもHPに全く記載がない・店舗検索で「Wi-Fi」の絞り込みがないカラオケがほとんどでした。
最も多くの店舗で導入していたのは「コート・ダ・ジュール」の65店舗でした。キャリア系Wi-Fiスポットやwi2等に対応しているお店はそれなりにあるようです。
ただ、一部店舗導入や、店舗で自前のWi-Fiを提供しているカラオケ店もなくはないので、どうしてもWi-Fiが必要な時には定員さんに聞いてみてもよいかもしれません。
【無料】便利なWi-Fiスポット接続アプリ2つ
「そもそも会員登録が面倒」「こんなにたくさんのWi-Fiスポットにいちいち接続するのも面倒」「なんかいい方法ないの?」という方は、Wi-Fiスポットへの接続をサポートしてくれる以下の無料アプリを使っても良いかもしれません。
- Japan Connected-free Wi-Fi
- タウンWiFi
どちらのアプリもWi-Fiスポットのサーチ機能もあるので、近くにあるWi-Fiスポットの情報をマップで表示してくれます。
NNTBP株式会社が提供する「Japan Connected-free Wi-Fi」
NTTBP株式会社が提供している訪日外国人用のアプリですが、日本人でも利用できます。
440種類以上のWi-Fiスポットに対応しており、全国150,000カ所以上のWi-Fiを利用できます。
Japan Conneted freeの利用登録をしておけば、各Wi-Fiスポットごとにいちいち利用登録をしなくても接続できるのでとても便利です。
訪日外国人用のアプリなので、交通系や観光名所のWi-Fiスポットをほぼカバーしています。また、提供会社のNNTBPが展開している街WiFiにも広く対応しています。
ボタンを押すだけで、各Wi-Fiスポットを利用できるのは、発行元のNTTBP株式会社が各Wi-Fiスポットとの提携しているからと思われます。
なお、一度利用したことがあるスポットでも、毎回Connectボタンを押さなければいけないのは少し不便です。
また、カフェや薬局など、訪日外国人があまり寄らないような場所にはあまり対応していません。
利用手順:
- アプリのインストール
- メールアドレスまたはSNSアカウントで利用登録
- Wi-Fiスポット内でWi-Fiを選択
- Connectボタンを押す
- 接続完了
対応Wi-Fiスポット例:
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- ロッテリア
- JR東日本
- 東京メトロ
- 都営バス
- 東京スカイツリー
- 各種空港
- 街のFree_WI-Fi
株式会社タウンWiFiが提供する「タウンWiFi」
株式会社タウンWiFiが提供していアプリです。
Japan Conneted freeと違い、一度接続したWi-Fiスポットのエリアに行くと自動的に接続してくれます。さらにカフェや薬局など訪日外国人があまり立ち寄らない場所のWi-Fiスポットにも対応しています。
ただし、Japan Conneted freeが各Wi-Fiスポットと提携しているのに対して、株式会社タウンWiFiは各Wi-Fiスポットと提携はしていないようです。あくまでも、Wi-Fiスポットの接続をサポートするサービスのようです。
各Wi-Fi接続先の利用規約を確認せずに使うこともできるため、過去にはセブンイレブンとトラブルになったこともあります。
利便性はタウンWi-Fiの方が高いかもしれませんが、法的な安全性や倫理的にはJapan Conneted freeの方が優っています。タウンWiFiのご利用は自己責任でお願いします。
使い方
- アプリのインストール
- メールアドレス登録
- 接続のためのプロファイルのダウンロード
- 利用規約を読む
- Wi-Fiスポット内でWi-Fiを選択
- 接続完了
対応Wi-Fiスポット例:
- スターバックス
- マクドナルド
- ファミリーマート
- ローソン
- イオンWi-Fi
- マツモトキヨシ
- ビックカメラ
- ゲオ
フリーワイファイスポットの危険性と注意点
これまで街中にあるWi-Fiスポットをたくさん紹介をしてきました。
しかし街中のフリーワイファイには危険も多く潜んでいます。データを盗まれたり、スマホを乗っ取られたりと、ハッキングされる危険性も十分にあります。
街中でフリーのワイファイスポットを使う人は以下の危険性と注意点は必ず読んでおいて下さいね。
身に覚えのないフリーワイファイへは絶対繋がない
街中には悪意のある人間が飛ばしている悪質なWi-Fiも意外と多いようです。
特に【wifi】など、SSIDのWかFが小文字になっているものは、要注意。ワイファイの正式表記は【Wi-Fi】です。切れたジャックナイフのように鋭い方はお気づきだと思いますが、カフェやコンビニ・電車・街Wi-Fiの独自Wi-FiのSSIDはほぼ【~~Wi-Fi】になっています。
例えば、【free_wifi_internet】などいかにも無料で接続できそうなSSIDですが、とても危険です。また、有名なWi-FiのSSIDに似せた「0003softbank」や「fon_free_wifi」等も同様に危険です。
なので、自分がよく行くお店や、街中の主要なWi-FiスポットのSSIDを覚えておくことも重要な対策となります。
以上、知らないフリーワイファイには安易に繋がないようにしましょう。仮に、知らないWi-Fiに勝手につながってしまった場合は、即、機内モードをONにして、たまにはインターネットという情報の樹海から解放されるのをオススメします。
できるだけ暗号化されたWi-Fiを利用しよう
Wi-Fiスポットの中には、情報が暗号化されていないWi-Fiも多いです。暗号化されないWi-Fiでは、暗号化されているWi-Fiに比べて、ログイン情報やクレジットカードや電話番号などの個人情報が盗まれやすいです。できるだけ暗号化されたWi-Fiを利用しましょう。
例えばiPhoneで暗号化されていないWi-Fiに繋ぐと、、以下のような「セキュリティに関する警告」の文字が表示されます。
また、暗号化されているからといっても、必ずしも安全とは限りません。
暗号化にもWEP、WPA、WPA2等いくつか種類があります。特にWEPは色々な脆弱性が指摘されているようです。WEP以外の暗号化接続ができる場合は、そちら側で繋ぐようにしましょう。
フリーワイファイ利用時は、ログインは控え、クレジットカード情報は絶対入力しない
カフェやファーストフードのほとんどのフリーワイファイは、実は暗号化されていません。実はかなり危険だと認識した方が良いと思います。
なので、できるだけ、メールや仕事関係の重要なアカウント等にはログインしないようにしましょう。通販サイトでクレジットカード情報を入力するのはもっての他です。
暗号化されていないフリーワイファイでは、ネットサーフィンやYouTubeを見るなどの利用に抑えた方が良いと思います。
キャリアWi-Fiが使える場合は暗号化されているキャリアWi-Fiを優先して繋ぐ
上でも書いたように、街中のカフェ等のWi-Fiはだいたい暗号化されていません。
一方でau Wi-Fi(au_Wi-Fi2)、docomo Wi-fi(0000docomo , 0001docomo)、SoftBank Wi-Fi(0002softbank)等のキャリアWi-Fiの一部は暗号化されています。
もし、両方に繋げる場合は暗号化されているキャリアWi-Fiに繋ぐようにしましょう。
僕のオススメのWiFiスポット管理・活用術
街中にはたくさんのWiFiスポットがありますが、それぞれ個別で会員登録するのも面倒だし、そのアカウント管理も大変です。
また、街中のWiFiスポットでは、暗号化されていないWiFiも多いので、できるだけ暗号化されたWiFiに繋ぎたいです。
僕がお勧めする「WiFiスポット管理・活用術」は以下の通りです。
①キャリアWiFiを設定しよう
実は、多くの人がキャリアWiFiを無料で使えるのですが、活用していない人は多いと思います。
まずは、キャリアのWiFiの初期設定をしっかり行いましょう。キャリアWiFiは一度初期設定をすれば、後は自動で繋がります。キャリアWiFiは対応スポットも多いので、結構なエリアで利用できます。さらに暗号化されているので、安心です。
②アプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」をダウンロードしよう
キャリアWiFiが繋がらないエリアでWiFiを利用したい場合もあります。
そのために、アプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」をダウンロードしましょう。街中の多くのWiFiスポットに、ボタン一つでWiFiに接続できて手軽です。これで、アプリが提携しているWiFiスポットの会員登録は不要になります。
③WiFiスポット専用のメールアドレスとパスワードを用意しよう
この2つでも繋がらない場合は、それぞれのWiFiスポットにメールアドレス登録や会員登録をする必要があります。
私はWiFiスポット専用のフリーメールアドレス(Gmail)を用意しています。このアドレスは最悪、流出しても問題ないです。
また、WiFiスポット専用の固有の覚えやすいパスワードを一つに決めています(例:12345678)。これにより、いちいちその都度PWを考える必要がないので、管理が楽です。
以上が僕が実践している「WiFiスポット活用術」になります。よかったら、みなさんも試してみてください。
まとめ:これであなたもワイファイマスター
みなさんもWi-Fiの波に溺れかけたのではないでしょうか?しかし、ここまでたどり着いたあなたはもうワイファイマスターです。
Wi-Fiスポットは諸刃の剣です。危険性もありますが、きちんと活用できればとてもグッドです。
それでも、やっぱりWi-Fiスポットはまだまだ複雑。誰か、全世界全エリア共通Wi-Fi(無料)という革命を起こしてくれないかなあ。
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