SIMロックを解除してキャリア呪縛からの解放をお望みですか?
SIMロックを解除すればSIMフリー端末になるので、格安SIMや海外のどんなSIMでも挿して使うことができるようになります。また「格安SIMも海外のSIMも使う予定がない」という人でも、端末のSIMロックを解除しておけば、端末を買取に出す時の買取価格が5,000円ほど上がる可能性があります。
この記事ではドコモ・au・ソフトバンクのSIMロックの解除方法と条件を各キャリアごとに解説します。
【3社共通】SIMロック解除は会員ページから行うと手数料が無料
SIMロック解除は①各キャリアショップに出向く、②オンラインで会員ページから行う、の2つの方法があります。
どの大手携帯キャリアでも公式ショップでSIMロック解除を行うと手数料3,000円が発生します。さらに公式ショップでSIMロックを解除する場合、端末と運転免許証やパスポートなどの本人確認書類が必要です。
しかし、SIMロック解除を会員ページから行うと手数料が無料になります。さらに本人確認書類も不要です。なのでオンライン上でSIMロック解除することをオススメします。
SIMロックにかかく時間は3キャリアとも、オンラインからだと5分~10分程度、ショップの場合は待ち時間+5分~10分程度です。
「そもそもなんで大手キャリアはSIMロックなるものをしているの?」という方はこちらの記事を参考下さい。
【ドコモ】SIMロック解除方法と条件
ドコモは、全国のドコモショップか、会員ページ(My docomo)からSIMロックを解除できます。また、ドコモは唯一、電話でもSIMロック解除ができます。
どの方法でもSIMロック解除にかかる時間は5分~10分ほどです。ただし、ドコモショップの場合、お店が混んでいると自分の順番が回ってくるまで待つことになります。
- ドコモのSIMロック解除方法まとめ
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料金 解除先 オンライン 0円 会員ページ(My docomo) 店頭 3,000円 全国のドコモショップ 電話 3,000円 151(ドコモ携帯から)
0120-800-000(他)
ドコモのSIMロック解除条件は「2015年5月以降に発売した機種」と「2011年4月~2015年4月に発売した機種」で変わります。
2015年5月以降に発売した機種の場合
2015年5月以降に発売した機種のSIMロックの解除条件は以下の通りです。
- ドコモのSIMロック解除の条件(2015年5月以降に発売の機種)
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- 「ネットワーク利用制限」「おまかせロック」がかかっていない
- 端末に大きな破損がない
- 利用料金の支払い実績が確認できる
- 端末を購入した本人が手続きをしている
- 購入から100日が経っている
- ドコモを解約している場合、解約から100日以内である
「ネットワーク利用制限」とは、端末の分割金を支払わなかった場合にかかる制限です。「おまかせロック」とは紛失したり置き忘れたスマホを使えなくするロックのことです。
なかなか条件が多いですね。例外として、以下のいずれかの場合、端末の購入日から100日が経っていなくてもSIMロック解除できます。
- ①端末代金の支払いを終えている
- ②前機種をSIMロック解除してから100日以上経っている
①は一括払いで端末を購入している場合か、途中で解約して分割金を精算している場合です。
②はドコモの契約期間中にSIMロック解除していることが条件です。ドコモを解約してからSIMロック解除をしていた場合は対象になりません。とっても分かりづらいですね。公式の画像を載せておきます。▼
2011年4月~2015年4月に発売した機種の場合
2011年4月~2015年4月に発売した機種のSIMロック解除の条件は以下の通りです。
- ドコモのSIMロック解除の条件(2011年4月~2015年4月に発売の機種)
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- 「ネットワーク利用制限」「おまかせロック」がかかっていない
- 携帯に水没や大きな故障がないこと
- 契約者本人であること
- SIMロック解除対応機種であること
以前の方がSIMロック解除の条件がゆるいですね。
「端末に大きな破損がない」「携帯に水没や大きな故障がないこと」という条件はありますが、SIMロック解除はネットでも手続きが可能です。なので、水没していたり、大きく破損していたりと修理の対象になっていそうな端末のSIMロック解除はネットから行うと良いでしょう。
電話でSIMロック解除する場合のお問い合わせ先
ドコモを契約中なら、電話でもSIMロックが解除できます。ただし、公式ショップと同じく手数料が3,000円かかります。電話でのお問い合わせ先は以下の通りです。
- ドコモのSIMロック解除の電話問い合わせ先
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ドコモの携帯電話限定:151
ドコモの携帯電話以外:0120-800-000
電話受付時間:09時~20時(年中無休)
上記の番号に電話をかければ、自分の端末がSIMロック解除ができるかの確認もできます。
【au】SIMロック解除方法と条件
auでは、公式ショップまたは会員ページ(My au)からSIMロック解除ができます。auは電話でのSIMロック解除は受け付けていません。
どちらの方法でもSIMロック解除にかかる時間は5分~10分ほどです。auショップで解除する場合、ショップが混雑していると店員さんに対応してもらうまで待つ必要があります。
auで契約した端末をSIMロック解除するための条件は以下の通りです。
- auのSIMロック解除の条件
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- 2015年4月23日以降に発売されたSIMロック解除対象機種であること
- 端末が故障していない
- 購入から101日以上経っている
- 端末を購入した本人が手続きをしている
- ネットワーク利用制限がかかっていない
auは解約から何日経っても、SIMロック解除が可能です。現在の条件ならauの解約から20年経っても、SIMロック解除の手続きをしてくれるわけです。
なお、2017年1月からは一括払いで端末を購入をしている場合、または前の機種でSIMロック解除をしてから101以降の場合は即日SIMロック解除ができます。
さらに、auでは、契約者本人でなくてもSIMロック解除できるのがポイントです。なので、中古で買ったau端末でもauショップに持って行けばSIMロック解除できます。2017年12月1日以降はSIMロック解除ができるのは契約者本人のみとなりました。
また2015年4月23日以降に発売された端末で、SIMロック解除が可能かどうかはSIMロック解除の可否判定 – auで確認することができます。サイトのテキストボックスに製造番号(IMEIまたはMEID)を入力すれば、SIMロック解除が可能かどうか分かります。
【ソフトバンク】SIMロック解除方法と条件
ソフトバンクでは、ソフトバンクショップまたは会員ページ(My SoftBank)からSIMロック解除ができます。ソフトバンクは電話からはSIMロック解除ができません。
SIMロック解除にかかる時間は、会員ページなら5分~10分。ソフトバンクショップなら10分~15分ほどです。ソフトバンクショップが混雑している場合、自分の順番が回ってくるまで待つ必要があります。
- ソフトバンクのSIMロック解除方法まとめ
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料金 解除先 オンライン 0円 My SoftBank 店頭 3,000円 全国のソフトバンクショップ 電話 – –
ソフトバンクのSIMロック解除の条件は以下の通りです。
- ソフトバンクのSIMロック解除の条件
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- 2015年5月以降に発売されたSIMロック解除ができる機種であること
- 購入から101日以上経っていること
- ネットワーク利用制限がかかっていない
- 端末を契約している本人であること
- ソフトバンクを解約している場合、解約から90日以内であること
一括で端末を購入した時や前回のSIMロック解除から101日以上経っている時は、即日SIMロック解除ができます。
なお、ソフトバンクだけは、会員ページからSIMロック解除を行うためには、「SIMロック解除後に使う予定のSIMカード(ソフトバンク以外)」が必要です。
お客さまがご利用予定のソフトバンク以外のSIMカードが必要です(ソフトバンクのSIMカードしかお持ちでない場合はMy SoftBankでは解除できません)。
ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する / SIMロック解除
簡単にSIMロック解除をさせてくれないあたり、ソフトバンクらしい気がします▼
【iPhone】SIMロック解除アダブターで他社のSIMを使える?
「SIMロックを解除できる期間を過ぎてしまった」「iPhone6だからSIMロック解除ができない」という人でも諦めるのは早いかもしれません。「SIMロック解除アダプター」という製品を使えば、SIMロックがかかったiPhoneでも他社のSIMカードを使える可能性があります。
SIMロック解除アダプターの上にSIMカードを乗せて端末に挿せば、他社のSIMカードが使えると言われています。詳しい手順は商品ページに書いてあります。
なお、SIMロック解除アダプターは、挿している間だけ他のSIMでも使える商品であり、SIMロックを解除する商品ではありません。
SIMロック解除アダプターを使うことは違法ではありませんが、各キャリアやAppleが推奨する方法ではないので、試す際は自己責任でお願いします。
実際にdocomoのiPhoneをSIMロック解除してみた【トラブル付き】
私もついにdocomoのiPhoneのSIMロックを解除してみました。PCからオンライン上で手続きをしましたが、スマホでも流れは同様と思われます。
My docomoからオンライン申請!
1. まずはMy docomoを開き、dアカウントを入力し、ログイン▼
2. ページをしばらく下に移動し、「サービス一覧」の「ドコモオンライン手続き」の「もっとみる」をクリック▼
3. ページの一番下の「その他」の中に「SIMロック解除」の文字を発見!ここをクリックしましょう▼
4. 手続き画面に移動します。どうやらSIMロック解除したい端末の製造番号「IMEI」の入力が必要なようです▼
5. iPhoneの方は「設定」→「一般」→「情報」と進めば、下の方に「IMEI」という15桁の数字が確認できます▼
6. iPhoneに表示されたIMEI番号を入力しましょう。下に移動すると「SIMロック解除を申込む」にはすでにチェックが入っています。注意事項を確認しましょう。
7. 注意事項が説明されます▼
データが消える可能性がある旨の説明もありました。内容をしっかり確認しましょう。
■携帯電話機に保存されているデータについて
SIMロック解除を実施した場合、携帯電話機内に保存されたデータ(お客様が作成されたものに限らず、外部よりダウンロード等して保存されていたものも含みます)が変化・消失する場合があります。ドコモはSIMロック解除に伴う携帯電話機内のデータの変化・消失等について一切責任を負いませんので、お客様ご自身の責任により、データのバックアップ等の措置を講じていただくようお願い致します。
SIMロック解除の注意事項 – ドコモ
8. 「閉じる」を押すと、「SIMロック解除の注意事項に同意する」がチェックできるようになるのでチェック▼
9. 最後に「受付確認メール」の送信先を選択し、「次へ」をクリック!▼
10. 申し込み完了!
オンラインからのSIMロック解除方法は以上で終わりです。事前に製造番号(IMEI)を手元に控えておけば3分で手続き完了すると思います。
エラー番号「43121」は製造番号(IMEI)の入力間違え
以上、スムーズに手続きが完了した場合の流れを説明しましたが、実は私は上記10の所でエラーが出ていました。▼
現在のご契約内容では、お手続きをすることができません。
お問合せ先までお問い合わせください。
なお、その際に画面に表示されているエラーコードをお伝えください。(43121)
ご注意・ご確認事項 – ドコモ
案内の通り、ドコモ(151)に電話して聞いてみました。SIMロック解除をオンライン申請した際にエラー番号「43121」が出たことを伝えると、「そのエラー番号は製造番号(IMEI)の入力間違いになります」とのこと。
なるほど。番号を入力し間違えたのかな?と思い、もう一度iPhoneのIMEIを確認しても再エラー。この番号じゃないのかも…と思い、ドコモのマイページから製造番号を探すと、、、ありました。
場所は「サービス一覧」→「ドコモオンライン手続き」→「ご契約内容確認・変更」をクリック▼
移動したページの真ん中辺りに「製造番号」があります▼
今度はこの番号を入力し、手続きを進めると、、、、できました!▼
エラー番号「43121」が出た方は、エラー番号を手入力ではなくて、ドコモマイページがから「製造番号」をコピペすると良いかもしれません。
【注意】iPhoneを修理・交換している場合は基本的にはドコモショップへ行く必要がある
しかし、なんかおかしいな…本当にSIMロック解除されているのかな?と不安だったので、再度ドコモに電話し事の顛末を説明。すると、「もしかしてお客様、過去にiPhoneを修理したり交換したことはありますか?」とのこと。
あります!iPhone7 Plusを購入して1か月後に、画面割って音量ボタンも潰しました(笑)ドコモの保証にもApple Care+にも加入していなかったので、Apple Storeに行き4万円弱払って新しい端末に交換してもらいました(涙)
保証は入った方が良いというのが私の結論。記事でも解説しています。
その旨を伝えると、「それでしたら、先ほどオンラインでSIMロック解除した端末は過去の故障端末になります。なので、現在の端末はまだSIMロック解除されておりません」と。
なるほど、iPhone上に表示されるIMEIと、ドコモの製造番号が違っていたのはそのためかと納得。
- iPhoneに表示されたIMEI :Appleで交換してもらった端末(現在使っている端末)→SIMロック解除したいのはこちらだが、エラーが出る
- ドコモマイページの製造番号:ドコモで契約・購入した時の端末(故障してAppleに引き取ってもらった端末)→SIMロック解除できたが、意味がない(笑)
「現在使っている端末はSIMロック解除できないのですか?」と聞くと、「Appleで交換したことを証明できる書類かGenius Bar?のメールを持って、お近くのドコモショップに行けばお手続きができますよ」とのこと。
最後はドコモがなんとかしてくれる?
家に戻り、AppleでiPhoneを修理・交換した時のメールや書類を探しますが、見つからない。。。1時間くらい探しましたが結局見つかりませんでした。
これじゃSIMロック解除できないかも…と不安になりましたが、翌日、ドコモのサポートセンターに再度電話をして、書類が見つからなかった旨を伝えました。
すると、「お客様がAppleで端末を交換したかをこちらで確認致しますので、確認ができましたらまた折り返し電話します」とのこと。
ドコモ側でも確認できるの?と正直思いましたが、元々はこちらの不備。むしろ特別対応かもしれません。ドコモさんお手数をおかけして申し訳ございません。そしてありがとう。
約30分後に、SIMロック解除センター?の妖艶で落ち着いた声のお姉様から電話が来ました。
「結論から申し上げますと、今回はこちらのお電話にてSIMロック解除の手続きをさせて頂きます」とのこと。ありがとう、ドコモ。
手続きの前に2点確認されます。
- 端末は故障していないか?正常に使えるか?
- SIMロック解除の理由 他社のSIMを使う予定か?
「故障していません。」「近々海外に行く予定で、その時に現地のプリペイドSIMを使いたい」と答えると、「承諾」を頂きました(笑)これらは一応「SIMロック解除の条件」のようなので、回答によっては解除手続きをしてくれないのかもしれません(不明)。
その後、以下の6点の注意事項を説明してくれました。
- データが消える可能性がある
- おサイフケータイは使っているか?(使っていないと答えたので注意点は不明)
- 他社SIMを挿した際の動作確認はしていない旨
- 他社のSIMが原因の故障・不具合の場合はSIMカード提供会社に聞いて下さい
- 一度SIMロック解除をすると、再ロックはかけられない
- SIMロック解除はまだ未完了。他社SIMを挿してアクティベーションを完了した時点でSIMロック解除が完了する
特に、他社SIMを挿してアクティベーションをした瞬間に、初めてSIMロック解除が完了する点は知りませんでした。
電話の後に届いたメールにも書かれています▼
「SIMロック解除がされたかをどうやって確認すればよいのかな~」が疑問で、電話で聞こうと思っていましたが、「確認方法」は特になく「実際にドコモ系以外の他社SIMが使えるか」でしか分からないようです。
また、次に説明するデータが消えてしまう可能性のあるタイミングは、ドコモ側のSIMロック解除手続き時点ではなく、他社SIMを挿してアクティベーションをする際のようです。念のため、バックアップを取っておきましょう。
au系の格安SIM「mineo」を挿してみて、SIMロック解除手続き完了を確認!
SIMロック解除されたかをすぐに確認(SIMロック解除手続き完了)したかったので、格安SIMの「mineo(au回線)」を挿してみました▼
「キャリア設定アップデート」の確認がでるので「アップデート」をクリック。
回線が「docomo」から「au」に変わりました▼
しかしこれだけでは、まだネットワークに繋がりません。
iPhoneの場合「設定」→「一般」→「プロファイル」からドコモ用の「構成プロファイル」を一旦削除しましょう▼
続いて、挿入したSIM(今回の場合はmineo)の構成プロファイルをダウンロード&インストール!(Androidの場合はAPN設定)▼
これでネットワークに繋がるはず。試しにXERAのこの記事を開いてみると、、、繋がりました!▼
au回線でちゃんとネット接続できました!
無事にSIMロック解除が完了し、我がドコモ版iPhone7 plusもSIMフリー端末として生まれ変わったようです。ちなみにデータも消えることなく問題ありませんでした。
実際にauのAndroidをSIMロック解除してみた【ハプニングあり】
同僚の協力を得て、auのAndroidスマホ「HTC 10 HTV32」のSIMロックを解除してみました。こちらもPCから手続きを行いましたが、スマホでも流れは同様です。SIMロック解除の手続きができる時間は9:00~21:30です。
My auからオンライン申請!
まずはMy auを開き、au IDを入力し、ログイン▼
メニューバーの中から、「スマートフォン・携帯電話」を選択し、「ご契約内容/手続き」をクリックします▼
ページを下にスクロールして、「SIMカードに関するご案内」をクリックします▼
次のページで「SIMロック解除のお手続きはこちら」をクリック▼
リンク先のページの中段にある「SIMロック解除可否の確認」を選択します▼
IMEIの入力画面になるので、14桁または15桁のIMEIの入力をして「判定」をクリックします▼
Androidの場合、機種によって、IMEIの確認方法の手順が変わります。今回の端末では「設定」→「バージョン情報」→「電話ID」の順番で確認できました▼
判定の結果は「○」でした。SIMロック解除が可能なようです。「こちら」をクリックして次のページに進みます▼
契約時に設定した4桁の暗証番号を入力して「次へ」。4桁の暗証番号が分からない人は、auショップへ行けば暗証番号の再設定をしてくれます▼
SIMロック解除の手続き画面になるので、「こちら」を押して注意事項を確認しましょう。問題がなければ、SIMロック解除をしたい端末のところにチェックを入れて、「次へ」を押します。同じ端末が2台あるのは、前に使っていた端末を紛失して、交換した経験があるからだそうです▼
注意事項の中には、以下のように記載がありました。
au携帯電話などに保存されているデータについて
SIMロック解除を実施した場合、au携帯電話に保存されている各種データ(アドレス帳、画像データ、コンテンツ、メール等)および設定情報が変化、消失する恐れがあります。
当社では一切の責任を負いかねますので、SIMロック解除の際は、お客さまご自身で各種データを外部記憶媒体 (SDカード、パソコン等) に保存するなどのバックアップをお願いいたします。SIMロック解除のお手続き | スマートフォン・携帯電話をご利用の方 | au
SIMロック解除の際にデータが消える可能性があるようです。
10.次は選択内容の確認画面になるので、SIMロック解除する端末を確認してください。また、解除の理由を選び、「この内容で申し込む」をクリック▼
解除理由の中に「職場の人からの依頼」という項目がなかったので、今回は「その他」を選びました。
11.あっさりとSIMロック解除の完了を知らせる画面になりました▼
どうやらこれで解除完了のようです。スマホ端末に特に通知もなかったので、心配になってauに電話で確認してみました。
すると誠実そうな男性オペレーターが「SIMロック解除の画面が出た時点で解除完了です」と教えてくれました。なお、端末のSIMロック解除されているかどうかは、auに電話すればスタッフが確認してくれるそうです。
Androidの場合、SIMカードの状態の更新が必要
念のため、SIMロック解除が本当に解除されているか確認するために、格安SIMの「ワイモバイル(ソフトバンク回線)」のSIMを挿してみました▼
SIMを挿しただけでは通信は行われません▼
「APN設定すれば繋がる」と思って、APN設定の画面へ進みます▼
ところが、、、
なんとスマホがSIMを認識していないようです。どうして(汗)▼
※USIMとは日本で使われている一般的なSIMのことを指します。
あれ?SIMは入っているはずなのに(泣)と焦りながら、あちこち触ってみました。すると「SIMカードの状態」というところをタップしたら、SIMカードが認識されました▼
SIMカートの状態は端末にもよりますが、「設定」→「バージョン情報」→「SIMカートの状態」と進めば、たどり着けます。
「『SIMカートの状態』をタップするなんて、公式サイトには載っていなかった」と思って、再び、auに電話しました。
今度は、清楚系の女性オペレーターが「Androidの一部の機種は、『SIMカードの状態』をタップしてSIMをアクティベートしていただく必要があります」とのことでした。
なお、電話をiPhone担当の部署に繋いでもらって「iPhoneの場合はどうなのですか?」と聞いてみましたが、「他社のSIMについては情報がありません」と言われました。
ソフトバンク系の格安SIM「ワイモバイル」を挿してみて、SIMロック解除を確認!
無事にSIMが認識されたので、気を取り直して、ワイモバイルのAPN設定をします。「設定」→「モバイルデータ通信」→
「アクセスポイント名」の順番でタップし、画面右上の「+」マークを押して、APNを設定します▼
ワイモバイルのAPN設定をします▼
各格安SIMのAPN設定の方法は「(使いたい格安SIM名)+APN設定」とネットで検索すれば、見つかります。
XERAの記事を開いてみると、、、繋がりました!▼
auの端末ですが、ソフトバンクの回線を使ってネット接続できました!
「『SIMカードの状態』をタップする必要がある」とは公式サイトでは案内されていなかったので、焦りませした。とはいえ、データが消えることなく、au端末がSIMフリー端末になり、安心しました。
【デメリット】データが消える可能性がある?
「SIMロックを解除すると何かデメリットがあるんじゃないの?」と心配している人もいるでしょう。しかし、SIMロックを解除してもデメリットはほぼありません。
強いて言うなら、SIMロック解除を行なった際に、写真や連絡先など端末のデータ消える”可能性も無くはない”点です。
ドコモやauの場合は先ほども触れましたが、SIMロック解除手続きの際に注意事項の中で、データが消える可能性についての承諾を求められます。
ソフトバンクでもHP上に説明がありました。
製品内のメモリデータ(アドレス帳や各種データ)に関して
SIMロック解除を実施する際に、製品内に保存されているメモリデータの全部および一部が変化または消失する場合がありますが、変化、消失に起因するなんらかの損害が生じても、当社では一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する / SIMロック解除
SIMロック解除をすると必ずデータが消えるわけではありません。基本的にはSIMロック解除でデータが消えることはほとんどないとは思いますが、念のためSIMロック解除の前にデータは保存しておきましょう。
まとめ:SIMロック解除は条件を満たしたら早め解除しておこう
ドコモ、au、ソフトバンクのSIMロック解除の条件をお伝えしてきました。
SIMロック解除の条件は、解除ができる期間が180日から100日に短縮されるなど、どんどん緩和されています。しかし、SIMロック解除の条件は頻繁に変更され、auのように「SIMロック解除ができるのは契約者本人のみ」と条件が厳しくなるケースもあります。
SIMロックの解除にデメリットはほぼないので、条件を満たしたら早めに解除しておきましょう。