レコチョクBestは邦楽ラインナップが日本最大級の定額制音楽配信サービス

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株式会社レコチョクは定額制音楽ストリーミング配信サービスの「レコチョクBest」を提供しています。株式会社レコチョクは元々、携帯電話の着信音に楽曲を設定できる「着うた」を配信し、最盛期には2,000万ユーザーを獲得していました。

「レコチョクBest」は「着うた」のノウハウと、日本のレコード会社直営という強みを活かして展開しています。

この記事では、Google Play MusicやApple Musicなど他の音楽配信サービスも使ってきた経験からレコチョクBestについて細かく解説してきます。

契約を検討している人はぜひ参考材料にしてください。

レコチョクBestとは?


レコチョクBestとは、国内の主要レコード会社の共同出資で作られた株式会社レコチョクが提供している定額制音楽ストリーミングサービスです。

AWA、LINE MUSIC、Apple Music、Google Play Musicなどの主要な定額制音楽配信サービスが国内でスタートしたのは2015年以降ですが、レコチョクBestは一足早い2013年3月からスタートさせています。

  • 運営会社  :株式会社レコチョク
  • サービス開始:2013年3月4日
  • 月額料金  :聴き放題プラン980円/アーティストプラン324円
  • 曲数    :550万曲以上
  • 音質    :128kbps,320kbps
  • レビュー  :Android版⭐︎3.8、iOS版⭐︎4.4

またPCブラウザ版も用意されているので、アプリをインストールしなくてもスマホやパソコンで利用可能です。

レコチョクBestの3つの料金プランと無料期間

レコチョクBestには「無料プラン」と「聴き放題プラン」と「アーティストプラン」という3種類の料金プランがあります。また、無料期間もあるので、詳しくお伝えします。

30秒だけ聴ける「無料プラン」:月額:0円

無料会員の場合、楽曲の再生がフル尺ではなく30秒のハイライト再生になり、キャッシュ保存も出来ません。ただ、その他の機能、例えばプレイリストの作成やお気に入りの登録などは利用可能です。

他社のサービスの有料、無料との違いとほぼ同じですが、広告表示が出ないのは嬉しいですね。

無制限で聴き放題の「聴き放題プラン」:月額980円

月額980円でレコチョクbestの全ての曲が聴き放題になるプランです。

特定のアーティストが聴き放題の「アーティストプラン」:月額324円

アーティストプランは、月額324円で特定のアーティストの楽曲のみ聴き放題になるプランです。

一見すると、そんなにお得感がないような気もしますが、特定の音楽事務所に所属するアーティストの楽曲が全て無料になるという場合もあります。

以下はきゃりーぱみゅぱみゅさんや、WANIMA、RIP SLYMEの所属するレーベル、unBORDE(アンボルデ)の楽曲が聴き放題になるプランです。▼

また、ローリングストーンズのようなキャリアの長いバンドの全600曲が月額324円で聴き放題になるので、特定のアーティストだけ聴きたい人には相性の良いプランです。

無料期間は3日間と最大31日間の2段階制


レコチョクBestは、初回ログイン後の3日間の無料期間があります。さらに、クレジットカードやキャリア決済などの支払い方法の登録をした場合、その月の月末まで無料期間が延長されます。どうせなら、なるべく月初に登録をした方が、1カ月間をフルに使えるのでお得です。他社は31日無料で使えるので、比べるとやや短い部類になります。なお、支払い方法を登録したまま翌月に入ると自動課金が開始されるので、使わない人は翌月までにマイページから解約しておきましょう。

解約すると有料会員の機能が使えなくなります。

レコチョクBestの3つの特徴

レコチョクBestは他社に比べて、以下の3つの特徴があります。

  • ①邦楽のラインナップが日本最大級
  • ②「関連アーティスト」に関連する理由が載っている
  • ③五十音順の検索機能がある

①邦楽のラインナップが日本最大級

国内メジャーレーベルが作ったサービスなだけあって、邦楽に強いです。レコチョクBestでしか音楽配信していないアーティストもいます。

アニソンもアニソン特化型の音楽配信サービスANiUTa(アニュータ)には及びませんが、他のサービスに比べると、曲数が多い気がします。

②「関連アーティスト」に関連する理由が載っている

アーティストページの中にある関連アーティストの欄が親切な作りになっています。

「この曲を聴いている人はこちらも聴いてます」のという単純なリンクだけでなく、「メンバーの○○が所属するバンド」や、俳優なら「○○で共演」など、アーティストの関わりが豊富。ちゃんと関連する理由が書いてあるので、「なるほど」と納得できます。

ただ、マイナーなアーティストについては、仕方のないことですが、「これもおすすめ!」や「同じ雰囲気」など、雑な説明の場合もあります。また、マイナーなアーティストのリンクは「同じ雰囲気」とは言い難いものも含まれていることも多いです。

③五十音の検索機能がある

通常のキーワード検索機能もありますが、ブラウザ版では「あ行」とか「わ行」のような、昔のカラオケの楽曲リストのように五十音順でも探せます。他のサービスには見られない機能で、日本人の音楽文化を意識していることを感じます。

「このアーティストの曲も入っているんだ」「昔よく聴いてたけど、最近聴いていないから思い浮かばなかった」など「思い出す」ための機能だと感じました。

ただ、マイナーなアーティストも並列に載せられているので、目当てのアーティストをこの方法で探そうとすると、かえって苦労します。

レコチョクBestのスペック

他社のサービスと比較した場合、レコチョクBestはどの程度のスペックを備えているのかまとめてみました。

楽曲数は他に比べると控えめな550万曲

総曲数は約550万曲と、他社サービスが目安として2,000~3,000万曲あることを考えるとかなり少なめです。

ただ、有名どころの洋楽アーティストをざっくり検索してみると、ちゃんと音源があったりするので、「3,000万曲 対 550万曲」という程の差は実感としてはあまり感じませんでした。

「聴くのは邦楽が中心で、ただ、洋楽もたまに聴きたい」という人なら、3,000万曲ある他のサービスより聴きたい曲がたくさん入っている可能性もあります。

聴くかどうかわからない収録曲の多さよりも、自分が聴きたい曲があるかどうかや、使い心地の良さの方が重要だと思います。

可もなく不可もない音質

音質は128kbpsと320kbpsの2種類から選べます。

当然、320kbpsの方が音質はいいですが、その分、データ通信量やキャッシュの容量も大きくなります。

あくまで個人的な感想ですが、音楽プレイヤーとしての性能は平均的です。J-POPや懐メロは割と気持ちよく聴けました。LINE MUSICに感じたような音の軽さもなく、可もなく不可もない、至って標準なmp3プレイヤーといった感じです。

Google Play Musicのようにイコライザー機能があるとさらに楽しく使えそうです。

16GB分までオフライン再生可能な「キャッシュ機能」

定額制音楽ストリーミング配信サービスには、オフラインで楽曲を聴くためのキャッシュ機能がついています。楽曲の再生に必要なデータを端末にキャッシュ保存できる機能です。

ただし、ダウンロードとは仕組みが違うので、楽曲をCD-Rにコピーしたり、退会後に聴いたりはできません。

レコチョクBestでは、16GBまでの楽曲をキャッシュ保存可能です。

16GBというのは、4分間の曲で、128kbpsで保存したと仮定すると、4,140曲。320kbpsなら1,656曲になります。

他サービスのキャッシュ保存曲数は3,000曲~無制限が主流なので、標準的なレベルです。

なお、キャッシュデータの保存先にSDカードなどの外部メディアを指定することもできます。

スマホ本体の容量を節約できるので、SDカードが挿せるスマホの場合は嬉しい機能です。

アプリ版の操作性はイマイチ


スマホアプリは、検索や楽曲ページ、アーティストページに関してはまあまあ使いやすいです。ただ、プレイリストを探そうとすると、プッシュされているもの、ランキングものが常にメインを陣取っていて窮屈な印象です。

アプリで音楽聴く人のために、アプリの操作性は改善してほしいと思いました。

邦楽を中心に聴きたいライトユーザー向けサービス

レコチョクbestはコアな音楽ファンには機能やラインナップが少なく、ヘビーユーザーにとっては物足りないかなという印象です。

音質や操作性にあまりこだわりがなく、邦楽のラインナップを重要視する人には相性の良いサービスだと思います。ただ、その他に突出した魅力に欠けるというのが正直な感想です。独自の売りが何か出てきてくれればと思います。

その他の音楽配信サービスについて知りたい人は以下の記事を参考にしてください。

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