本当に使い放題?データ通信無制限と謳う格安SIM9プランを比較

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みなさんデータ通信は好きですか?

世の中には「高速データ通信が無制限で使い放題」と謳う格安SIMがあります。もしこれが本当だったら真に強いSIMカード「ツヨシム」として一世を風靡しているはずです。

しかし、実際には「ツヨシム」の名声と評判を得ている特定の格安SIMブランド・プランはありませんよね。なので以下のように思っている方も多いのではないでしょうか。

  • 本当に無制限で使えるの?
  • 通信速度は遅いんでしょ?
  • 実は通信制限あるんじゃないの?

この記事では、データ通信が無制限で使えると謳う格安SIM9社を比較・紹介していきます。実際に電話して調査した結果も踏まえ、通信速度や通信制限の条件・内容まで、「無制限SIMの実態」を徹底的に解き明かしていきます。

「データ通信が無制限の格安SIMを探している」「高速通信が使い放題のSIMは結局どこなの?」という方は是非参考にして下さい。

「無制限」や「使い放題」の罠

2017年9月現在で新規契約可能な「データ無制限」や「LTE使い放題」等と謳う格安SIMを調査したところ、以下の9つの格安SIM・プランが見つかりました。

  • 【DTI SIM】ネットつかい放題
  • 【スマホドックモバイル】ギガドック∞無制限プラン
  • 【U-mobile】LTE使い放題プラン
  • 【スマモバ】LTE使い放題プラン
  • 【ピクセラモバイル】高速定額SIM
  • 【@モバイルくん。】3G使い放題プラン
  • 【Wonderlink】F-使い放題700,F-7G
  • 【UQモバイル】データ無制限プラン
  • 【楽天モバイル】スーパーホーダイ

「UQモバイル」「楽天モバイル」「DTI SIM」「U-mobile」等の有名MVNOから、「スマホドックモバイル」「@モバイルくん。」等、今回の調査で私も初めて知ったMVNOまであります。

これらの格安SIMが本当に高速データ通信(4G・LTE)が無制限で使い放題なのか、各社HPの小さな脚注を隅々まで調べたり、実際に各社に電話して調査してみました。その結果、ほとんどが以下のどちらかまたは両方であることが分かりました。

  • そもそも高速通信じゃない
  • 「〇日で〇GB使うと低速になる」といった通信制限がある

世の中そんなに甘くありませんね。

9プランを分類すると、大きく以下の3タイプに分けられます。

高速LTE通信だが通信制限がある
  • 【DTI SIM】ネットつかい放題
  • 【U-mobile】LTE使い放題プラン
  • 【スマモバ】LTE使い放題プラン
  • 【ピクセラモバイル】高速定額SIM
高速LTE通信じゃない
  • 【@モバイルくん。】3G使い放題プラン
  • 【UQモバイル】データ無制限プラン
高速通信〇GB/月+中速で使い放題
  • 【Wonderlink】F-使い放題700,F-7G
  • 【楽天モバイル】スーパーホーダイ

しかし、そんな中、本当に「高速データ通信が制限なしで無制限で使い放題」の格安SIMも一社だけありました。それは「スマホドックモバイル」です。「スマホドックモバイル」は公式HPに通信制限に関する記載が一切なく、電話で問い合わせても「弊社は回線を完全開放しているので、通信速度制限は一切ありません」との回答でした。しかも最低利用期間も解約金もなし!「ツヨシム」は実は世の中に存在したのかもしれません。

以降、各プランの詳細を詳しく比較・検討していきましょう。

「月額料金」「最大通信速度」「通信制限条件と速度」の比較表

各プランの「月額料金」「最大通信速度(下り・上り)」「通信制限条件と制限時の通信速度」は以下の通りです。SIMにはデータ通信だけが使える「データSIM」と電話とデータ通信が使える「音声SIM」があるので、それぞれの月額料金を記載します。

【月額料金】
データSIM
音声SIM
【最大通信速度】
下り
上り
【通信制限】
条件
速度
スマホドックモバイル 4,380円
5,280円
375Mbps
50Mbps
なし
DTI SIM 2,200円
2,900円
500Mbps
50Mbps
3GB/48時間
200kbps
スマモバ 3,480円
3,480円
225Mbps
50Mbps
3GB/3日間
128kbps
ピクセラモバイル 1,980円
262.5Mbps
50Mbps
3GB/3日間
200kbps
U-mobile 2,480円
2,980円
375Mbps
50Mbps
あり(非公開)
非公開
@モバイルくん。 4,000円
14Mbps
5.7Mbps
なし
UQモバイル 1,980円
2,680円
0.5Mbps 6GB/72時間
300kbps
Wonderlink 1,590円・2,480円
0.7Mbps 1GB/24時間
非公開
楽天モバイル
2,980円~5,980円
1Mbps 12-13,18-19時
300kbps

通信制限がない格安SIMは「スマホドックモバイル」と「@モバイルくん。」だけです。ただし「@モバイルくん。」は4G・LTEではなく3G回線です。

「無制限」「使い放題」と謳っていても、ほとんどのSIMが実際には無制限で使い放題ではありません。「○日間で○GB以上使うと速度が遅くなる」「24時間以内に○GB以上使うと低速になる」などの通信制限があるようです。

高速通信を完全に無制限にしてしまうとコストが割に合わず、MVNO事業者が格安SIMサービスを提供するのが難しくなるので、仕方ないのかもしれません。しかし、制限があるにもかかわらず、「無制限」や「使い放題」と宣伝しているのは、不誠実だと思います。

本当に無制限?「制限がかかるタイミング」から理論上のMAXデータ量を計算してみた

無制限プランの多くで実際には通信制限がある事実を見て、「無制限といいつつ無制限で使えないじゃん」と眉間にシワを寄せている人も多いと思います。しかし、通信制限がかかるタイミングによっては、理論上はデータ通信を無制限で使える場合もあるのです。

各社の「通信制限の条件」「通信制限がかかるタイミング」から「利用可能なMAXデータ容量(参考)」を算出し、まとめたのが以下の表です。

通信制限条件 制限のタイミング MAXデータ容量
スマホドックモバイル なし
@モバイルくん。 なし
スマモバ 3GB/3日間 翌日の午前0時
ピクセラモバイル 3GB/3日間 翌日の午前1時
Wonderlink 1GB/24時間 即時 30GB
UQモバイル 6GB/72時間 即時 60GB
DTI SIM 3GB/48時間 即時 不明
U-mobile あり(非公開) 非公開 不明
楽天モバイル 12-13時,18-19時

「スマホドックモバイル」と「@モバイルくん。(3G回線)」には通信制限がありません。なので、使おうと思えば毎日、無限にデータ通信を使う事ができます。

「スマモバ」や「ピクセラモバイル」の場合、通信制限がかかるのは日付が変わってからです。なので、日付が変わるまでは、1日に3GBでも100GBでも高速通信ができます。よって、月に使える高速通信のMAXデータ容量は無限と言えます。

WonderlinkやUQモバイルは、決められた通信量を超えた瞬間に通信制限がかかります。そのため、使える通信データ容量は、毎月30GBや60GBが上限となります。しかも高速ではありません。これだと到底、無制限とは言えないですね。

DTI SIMはオペレーターさんに確認したところ、通信状況によっては通信制限がかからない時もあるため、明確に「月に最大〇GBまで使える」とは言えないそうです。U-mobileも制限条件を公表していないので、こちらも最大利用可能データ量をはじきだすことはできません。

楽天モバイルは制限条件が時間帯制限なので、それ以外の時間に使いまくれば、最大1Mbpsと速度は遅いですが、月に使えるMAXデータ容量は無限と言えます。

次の章からは9つの格安SIMの無制限プランを個別に解説していきます。

なお、今回紹介する格安SIMは、UQモバイルだけはau回線を使っており、他の格安SIMは全てドコモ回線を使っています。また、「音声SIM」だと最低利用期間を過ぎる前に解約やMNPをすると違約金が発生しますので、「最低利用期間」と「違約金」についてもまとめています。

「完全無制限のツヨシム」の格安SIM1プラン

この章で紹介するのは「高速LTE通信が無制限で使い放題でしかも通信制限がない」という、皆が望む真のツヨシムです。現在「スマホドックモバイル」の「ギガドック∞無制限プラン」しか確認できていません。

【スマホドックモバイル】ギガドック∞無制限プラン


スマホドックモバイル
スマホドックモバイルは、パソコンやスマホの修理事業を行なっている株式会社スマホドック24がサービスを提供しています。

通信制限に関してHPに記載がないので、電話で確認したところ、「弊社は回線を完全開放しているので、通信速度制限は一切ありません」と教えてくれました。本当に高速通信が無制限で使い放題のようです。※データ通信を使い過ぎると注意のメールが届くことがありますが通信制限はありません。

なお、音声SIMの最低利用期間は1カ月となっていますが、1カ月以内に解約しても違約金は発生せず、1カ月目の月額料金が請求されるだけのようです。良心的ですね。

【スマホドックモバイル】ギガドック∞無制限プランまとめ
  • 月額料金(データSIM):4,380円
  • 月額料金(通話SIM) :5,280円
  • 通信速度:下り375Mbps、上り50Mbps
  • 通信制限:なし
  • 最低利用期間:1カ月
  • 違約金:0円

「高速LTE通信が使い放題だけど通信制限あり」の格安SIM4プラン

この章で紹介するのは「高速LTE通信が一応無制限で使えるけど、〇日で〇GB使うと低速になる通信制限がある」タイプの格安SIMプランです。

【DTI SIM】ネットつかい放題


DTI SIM

DTI SIMは「ネットつかい放題」というプランを提供しています。高速データ通信が使い放題のプランです。ただし通信制限に関してはHPに以下のような記載があります。

ネットつかい放題プランは、通信量が他の利用者の平均利用容量を著しく超えるときは、 通信速度が一時的に遅くなることがあります。(制御後の速度は上り下りともに200kbps以下) 制御は毎日23:00に解除されます。

なお、現在の利用者様の平均利用容量から換算すると、1日もしくは連続する2日の通信総量が 1~3GB程度であれば制御対象にあたりません。 また、DTI SIMサービスの設備上の帯域利用状況によっては、3GB以上ご利用可能な場合もあります。
DTI SIM > ご注意事項

公式のオペレーターさんに確認をしたところ、「直近48時間で3GB以上のデータ通信を行った場合、通信速度が200kbpsに制限されます。利用者の方が増えましたので、サービスの開始時より通信速度が遅くなりました」とのことです。

  • 月額料金(データSIM):2,200円
  • 月額料金(通話SIM) :2,900円
  • 通信速度:下り500Mbps、上り50Mbps
  • 通信速度(制限中):200kbps
  • 通信制限:3GB/48時間
  • 最低利用期間:12カ月
  • 違約金:9,800円

【U-mobile】LTE使い放題プラン,LTE使い放題2プラン


U-mobile

U-mobileには「LTEが使い放題プラン」と「LTE使い放題2プラン」という2つのプランがあります。両者の違いは以下の通りです。

LTE使い放題プラン LTE使い放題プラン2
月額料金(データSIM) 2,480円 なし
月額料金(音声SIM) 2,980円 2,730円
最低利用期間 6カ月 12カ月
違約金 6,000円 9,500円
U-NEXTポイント 600P 400P

「LTE使い放題プラン」はデータSIM・音声SIMの両方が契約できますが、「LTE使い放題プラン2」にはデータSIMがありません。

「LTE使い放題プラン」と「LTE使い放題プラン2」の違いは、「月額料金」「最低利用期間」「違約金」といった契約上の違いであり、通信速度や制限等のサービス上の違いはありません。

「LTE使い放題プラン2」の方が「LTE使い放題プラン」より、月額料金は200円安いですが、最低利用期間が6か月長く、違約金も3,500円高いです。

具体的な内容は公表されていませんが、どちらも短期間で一定以上のデータ通信を行うと通信速度が制限されます。

※ 他のお客様のご利用に影響を与えるような短期間での大容量データの送受信は、公平なサービス提供のため、一時的に通信速度の制限を行うことがあります。
https://umobile.jp/service/lte/

オペレーターさんに電話しても、通信制限の条件や制限後の速度は教えて貰えませんでした。

なお、音声SIMの場合、動画配信サービスのU-NEXTのポイントが毎月もらえます。さらに、U-mobileは全国約82,000カ所以上のWi-Fiスポットを利用できます。

以前は、IIJという会社の設備を使った「U-mobile PREMIUM」というデータ通信が無制限のプランも提供していました。しかし、「U-mobile PREMIUM」はWEBからの新規受付を停止しており、エントリーパッケージを持っている人しか申し込みできない状況です。

  • 月額料金(データSIM):2,480円
  • 月額料金(通話SIM) :2,730円/2,980円
  • 通信速度:下り375Mbps、上り50Mbps
  • 通信速度(制限中):非公開
  • 通信制限:あり(詳細非公開)
  • 最低利用期間:6カ月/12カ月
  • 違約金:6,000円/9,500円

【スマモバ】LTE使い放題プラン


スマモバ

スマートモバイル(通称:スマモバ)では、「LTE使い放題プラン」というプランを用意しています。データSIMと音声SIMが同じ値段という珍しい価格設定をしています。また、データSIMにも音声SIMと同じく24カ月間の最低利用期間が設定されています。

公式サイトでは、「LTE使い放題」と書かれていますが、注意事項には以下の記述があります。

現在のお客様全体における平均通信量から換算すると、3日間で利用通信総量が3GB以上となった場合、制限対象とさせていただきます。 注意事項|【スマモバ】格安SIM 格安スマホ 高速通信

制限がかかるタイミングに関しては、オペレーターさんに確認した所、「翌日の0時に通信制限がかかる」とのことでした。

通信制限後の速度が128kbpsと遅いので、通信制限にかかった後は速度が遅くてイライラするかもしれません。

  • 月額料金(データSIM):3,480円
  • 月額料金(通話SIM) :3,480円
  • 通信速度:下り225Mbps、上り50Mbps
  • 通信速度(制限中):128kbps
  • 通信制限:3GB/3日間
  • 最低利用期間:24カ月
  • 違約金:9,800円

【ピクセラモバイル】高速定額SIM


ピクセラモバイル

ピクセラモバイルで契約できるのは、データSIMのみです。音声SIMは用意されていません。データSIMにもかわらず、最低利用期間が設定されており、違約金の請求額の計算方法が特殊です。

直近3日間で3GB以上の通信を行うと、通信速度が200kbpsに制限されます。

直近3日間のデータ利用料合計が3GBを超えた日の翌日午前1時から24時間、通信速度が低速化されます。(送受信時最大200kbps)
帯域制限について – 製品仕様 – ピクセラモバイル

また、3G回線専用の端末では動作しませんので、ご自身の端末で利用できるか確認しておきましょう。

  • 月額料金(データSIM):1,980円
  • 月額料金(通話SIM) :なし
  • 通信速度:下り262.5Mbps、上り50Mbps
  • 通信速度(制限中):200kbps
  • 通信制限:3GB/3日間
  • 最低利用期間:6カ月
  • 違約金:(6-契約月数)×1,980円

「低速・中速通信が使い放題」の格安SIM3プラン

ここから紹介するのは「高速LTE通信ではなく低速・中速なら無制限で使える」タイプの格安SIMプランです。

【@モバイルくん。】3G使い放題プラン


@モバイルくん。

他の格安SIMが4G・LTEという通信方式を使っているのに対して、「@モバイルくん。」は一世代前の3Gという通信方式だけを使っています。

3Gは最高速度が4G・LTEより遅いですが、通信制限がないというメリットがあります。

公式HPを確認しても通信制限に関する記載はなく、電話で問い合わせても「3G回線なので通信制限はありません」とのことでした。

格安SIMでは珍しく、クレジットカードがなくても口座振替での契約ができます。@モバイルくん。もデータSIMしか用意されていないので、音声SIMは選べません。

  • 月額料金(データSIM):4,000円
  • 月額料金(通話SIM) :なし
  • 通信速度:下り14Mbps、上り5.7Mbps
  • 通信制限:なし
  • 最低利用期間:0カ月
  • 違約金:0円

【UQモバイル】データ無制限プラン


UQモバイル

UQモバイルは今回紹介した中で、唯一au回線を使っている格安SIMです。

通信速度が500kbpsのデータ無制限プランを提供しています。もともと高速通信じゃないのに、さらに通信制限もあります。

ネットワーク混雑回避のために、直近3日間(0~24時までを1日とし、当日を含む直近3日間の通信量)に6GB以上のご利用があったお客様の通信速度を制限させていただく場合があります。制限速度は混雑状況に応じて変動します。
速度制限について – その他の料金プラン(UQ mobile)

なおオペレーターさんにさらに詳しく確認したところ、「72時間で6GB以上のデータ通信を行うと通信速度が300kbpsに制限されます。」とのことでした。

  • 月額料金(データSIM):1,980円
  • 月額料金(通話SIM) :2,680円
  • 通信速度:下り0.5Mbps、上り0.5Mbps
  • 通信速度(制限中):300kbps
  • 通信制限:6GB/72時間
  • 最低利用期間:12カ月
  • 違約金:9,800円

「高速通信〇GB+中速でデータ使い放題」の格安SIM2プラン

この章で紹介するのは「高速LTE通信のデータ容量が〇GBあり、それを使い切った後は中速で使い放題」というタイプの格安SIMプランです。

【Wonderlink】F-使い放題700,F-7G


Wonderlink

Wonderlinkは、家電メーカーのパナソニックが提供している格安SIMです。データSIMのみ選択できます。無制限プランは「F-使い放題700」「F-7G」という2つのプランが用意されています。

使える高速通信データ量は「F-使い放題700」が毎月1GB、「F-7」が毎月7GBです。高速通信データ量がある時は、高速(下り500Mbps,上り50Mbps)で通信できます。

高速通信データ量を使い切ると通信速度が700kbpsになります。また、24時間以内に1GB以上の通信を行うと通信速度が制限され速度はさらに低下します。

直近1日(24時間)の通信量が1GBを超過した場合は、ネットワークの状況により速度制限をする場合があります。
通信速度制限(集中利用規制) – LTE Fシリーズ – Wonderlink

通信制限後の速度については、オペレーターさんに確認してみましたが「回線の通信状況によるので、明確な数字はお伝えできません」とのこと。

  • 月額料金(データSIM):1,590円(F-使い放題700)/2,480円(F-7)
  • 月額料金(通話SIM) :なし
  • 通信速度:下り0.7Mbps、上り0.7Mbps
  • 通信速度(制限中):非公開
  • 通信制限:1GB/24時間
  • 最低利用期間:0カ月
  • 違約金:0円

【楽天モバイル】スーパーホーダイ


楽天モバイル

「スーパーホーダイ」は2017年9月1日から始まった、楽天モバイルの新プランです。音声SIMのみ選べます。

プランS,M,Lがあり、高速通信のデータ量と月額料金は以下の通りです。

月額料金 高速通信データ量
プランS 2,980円 2GB
プランM 3,980円 6GB
プランL 5,980円 14GB

高速通信時の通信速度は、下り500Mbps、上り50Mbpsです。

毎月の高速通信量を使い切った後も、1Mbpsの通信速度で利用できます。ただし、回線が混雑する12時~13時と18時~19時は通信速度が300kbpsに制限されます。

※1通信が混み合う時間帯(12:00~13:00、18:00~19:00)は最大300kbpsとなります。通信速度はベストエフォート(規格上の最大速度)であり、実行速度として保証するものではありません。通信環境や混雑状況により通信速度が変化する可能性があります。
楽天モバイルトップ > 料金 > スーパーホーダイ

ただし、高速通信データ量はチャージ可能で、チャージすれば速度制限を解除できます。

楽天会員なら、1年目の月額料が1,000円割引になります。楽天のダイヤモンド会員なら、1年目の月額料がさらに500円割引になります。また、「楽天でんわ」というアプリを使うと、かけはじめの5分間の通話料が無料になります。

  • 月額料金(データSIM):なし
  • 月額料金(通話SIM) :2,980円/3,980円/5,980円
  • 通信速度:下り1Mbps、上り1Mbps
  • 通信速度(制限中):300kbps
  • 通信制限:12~13時、18~19時
  • 最低利用期間:12カ月
  • 違約金:9,800円

データ通信が無制限の格安SIMの注意点2つ

データ通信が無制限のSIMを契約する前に、覚えておきたい注意点は以下の2点です。

  • 実際の通信速度は数Mbps~数十Mbps
  • 制限の解除は時間が経つのを待つしかない

注意点①実際の通信速度は数Mbps~数十Mbps

これは無制限プランに限った話ではなく格安SIM全般の話ですが、各社の最大通信速度225Mbps~等と書かれていますが、あくまでもこれは理論値です。

4G・LTEでも、実際の通信速度は速くても数十Mbps、だいたい数Mbps~十数Mbps程度です。通勤時やお昼や夕方になると1Mbpsがでないこともあります。

なので「高速通信無制限」の甘い言葉に期待しすぎるのは程々にしておきましょう。

注意点②通信制限の解除は時間が経つのを待つしかない

格安SIMの無制限プランで通信制限にかかった場合、通信制限を解除されるまで時間が経つのを待つしかありません。

例えば、3日間で3GB以上使うと通信制限がかかる場合で、1日に3GB以上の通信を行った場合、通信制限が解除されるのは4日後です。その間の中3日間は低速のまま過ごすことになります。

通常のプランなら高速通信を使い切って通信制限を受けても、高速通信量をチャージすれば直ぐに高速通信が使えます。(つまりお金で解決できます。)

しかし無制限プランだと多くの場合、高速通信データをチャージできません。せっかく、データ通信が無制限の格安SIMを契約しても速度が遅い状態で待つ必要があるのは不便ですね。

無制限プランと大容量プランどっちがいい?

中には、「3日で3GB以上データ通信をしたい」という方もいるでしょう。そんな方は「無制限プラン」よりも「大容量プラン」の方が合っているかもしれません。「無制限プラン」より「大容量プラン」の方が通信制限がゆるいことが多いからです。

例えば、U-mobileの大容量プラン「U-mobile MAX」には通信制限が特にありません。

※月間のご利用データ通信量が規定の高速データ通信量の間は、通信制限はありません。 U-mobile MAX|U-mobile(ユーモバイル)

そのため、毎月の高速通信量が残ってさえいれば、3日間で3GB以上使ってもデータ通信は遅くなりません。U-mobileの場合、大容量プランと無制限プランの月額料金は以下のようになっています。

【U-mobile】 高速通信データ量 通信制限 【月額料金】
データSIM
LTE使い放題プラン 無制限 あり 2,480円
U-mobile MAX 25GB なし 2,380円

また、スマモバでも「スマートリッチ25」という大容量プランを用意しおり、通信制限は特にありません。

1日で10GB使っても25GB使ってもOK!!
スマートリッチ25プラン|【スマモバ】格安SIM 格安スマホ

下記はスマモバの「LTE使い放題プラン」と「スマートリッチ25プラン」の比較表です。

【スマモバ】 高速通信データ量 通信制限 【月額料金】
データSIM
LTE使い放題プラン 無制限 3GB/3日間
128kbps
3,480円
スマートリッチ25 25GB なし 3,480円

このように、無制限プランと同程度の金額を払えば、大容量プランを契約できる格安SIM業者も多いです。なので「3日間で3GB以上データ通信を使いたい」というは方は、無制限プランにこだわりすぎず、大容量プランも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

新規受付が終了した過去の無制限SIM達

この記事で紹介した以外にも、過去にはデータ通信が無制限の格安SIMカードが他にもありました。それは、以下のSIM達です。しかし、2017年9月時点では新規受付が終了しているので、申し込みができません。

  • 【ぷららモバイルLTE】定額無制限プラン
  • 【YAMADA SIM PLUS】使い放題
  • 【ワイヤレスゲートSIM】Fon プレミアム Wi-F
  • 【モバレコモバイル】超高速独占・超激安激混プラン
  • 【b-mobile】高速定額

ネットでは「ぷららモバイルLTEいいよ」「ヤマダの無制限SIMおすすめ」等の評判も見られますが、これらは過去のものです。もう契約できません。今日を機に、これ以上探すのはもうやめましょう。

まとめ:無制限プランはビジネスモデルとして成り立たない?

2017年9月4日に株式会社NTTドコモが発表した「MVNO様向け卸携帯電話サービス概要のご説明資料 」によれば、ドコモの回線を利用するには、1Mb/sあたり月額67,481円の費用が発生します。MVNO事業者はMNO(キャリア)に高額な回線使用料を支払って格安SIMサービスを提供しているのです。

「ぷららモバイルLTE」「YAMADA SIM PLUS」といった無制限プランとしてかつて有名だった格安SIMも次々とサービスを終了しています。また、とあるMVNOの中の人は「無制限プランを提供している会社は理解できない」と言っていました。高額な回線使用料を考えると無制限プランはビジネスとして成り立たせるのは難しいかもしれません。

今回紹介したサービス達もいつ新規受付が終了するか分かりません。そして、新しい通信規格5Gが出た時に各社のプランがどうなるのかも注目ですね。

無制限プランが気になった方は各公式サイトを確認してみましょう。

「完全無制限のツヨシム」の格安SIM
「高速LTE通信が使い放題だけど通信制限あり」の格安SIM
「低速・中速通信が使い放題」の格安SIM
「高速通信〇GB+中速でデータ使い放題」の格安SIM

こちらの記事では電話が「無制限かけ放題」の格安SIMをまとめています。

こちらはクレジットカードが不要で契約できる格安SIMをまとめています。

こちらの記事では、結局どれを選んだらいいか分からないという方のために、おすすめの格安SIMを厳選して紹介しています。

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