iPhoneが日本で爆発的に人気になった経緯と理由5つ

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スマホと言えばアイフォーン。

日本ではiPhoneが圧倒的に人気ですよね。iPhoneは高価なのに、なぜ日本ではiPhoneが大人気なのでしょうか?

この記事では、iPhoneの人気が他国に比べて日本では異常なレベルであることをスマホのOSシェア比率から確認し、さらに日本でiPhoneが人気の理由を探ってみたいと思います。

世界と日本のスマホOSシェア~iOS VS Android~

そもそも、「日本におけるiPhone信仰」は本当なのでしょうか?

詳しくはこちらの記事を見て頂きたいのですが、

2017年におけるiPhone(iOS)とAndroidのシェアを日本と世界で比較すると、このような結果になります。

iOS(iPhone) Android
日本 68.60% 30.40%
世界 19.59% 71.95%

また、iPhoneのシェアが高い国トップ5は以下の通りです。

順位 iOSシェア Andoroidシェア
1位 日本 68.60% 30.40%
2位 オーストラリア 56.87% 40.07%
3位 アメリカ 53.76% 45.17%
4位 カナダ 52.08% 44.08%
5位 イギリス 49.23% 46.45%

世界の中で、iOSのシェアが最も高い国は日本という結果となりました。しかも断トツです。この表からも、「日本におけるiPhone信仰は本当である」と言えそうです。

日本では、「iPhoneはスマートフォンの代名詞」と言われるほど、iPhoneは成功しました。もちろん、Appleの戦略が優れていたということだと思います。

iPhoneが日本で約70%ものシェアを獲得したのには、さらに以下のような理由があると考えられます。

  • 日本が裕福な国である
  • 発売当初は競合が皆無で、大手携帯会社が販売を主導した
  • 日本人がブランド好きで周囲と同じものを好む強い集団意識がある

①日本が裕福な国である

iPhoneが日本で人気な理由の大前提として、「単純に日本が裕福」ということがあります。

それは、国別のOSシェアの比較図から、iPhoneのシェアが高いのは経済水準の高い先進国のみと言えるからです。

つまり発展途上国ではそもそも高価なiPhoneを手にできる人は少ないのです。

②発売当初は競合が皆無で、大手携帯会社が販売を主導した。

iPhoneが日本で販売を開始したのは2008年のことです。その当時はまだ「スマートフォン」という概念が存在せず、iPhoneがスマホという概念を作ったと言っても過言ではありません。

その当時、iPhoneのライバルであるAndroid系スマホは存在こそしていたものの、性能は低く日本では全くの無名でした。つまり、日本のスマホ市場はiPhoneの独壇場だったのです。

また、iPhoneはソフトバンクでの販売を皮切りにau、ドコモでも契約できるようになりました。iPhone人気の恩恵を受けたい大手携帯会社は、実質負担金0円など大幅な割引を行い、利用者離れを阻止しました。結果的に、大手携帯会社が「iPhoneユーザー拡大」を後押しすることとなりました。

③日本人がブランド好きで周囲と同じものを好む強い集団意識がある

日本人はブランドバッグやブランド時計が好きですよね?スマホでもブランドとなったiPhoneを欲しいと思った人は多かったと思います。

さらに、友達が持っているものと同じものを欲しがる傾向がiPhone人気に影響していると思います。つまり日本人特有の「周囲と同じものを好む強い集団意識」です。iPhoneを持つ周囲の人が増えたことに影響を受け、「自らもiPhoneを契約した」という人も多くいたと考えられます。

④Appleがキャリアに対して大きな価格交渉力を持った

以上の3つ条件が揃ったので、iPhoneはソフトバンクの販売努力もあり日本で大人気になりました。

auやドコモも、ソフトバンクとの競争に負けないためにも「iPhoneを取り扱いたい」と臨んだはずです。その結果、「Appleは大手キャリアに対して大きな発言力を持つに至った」と考えられます。

⑤iPhone販売が優先された結果、リーズナブルであるAndroid端末が知られていない

Appleが大手携帯キャリアに対して大きな交渉力を持っているのかどうか、実際のところは分かりません。

しかし、大手携帯キャリア3社全てでiPhoneが取り扱われていることや、最新機種の大幅な割引があることなどは皆さんもご存知でしょう。iPhoneが他のメーカーの製品より優遇されている印象を受けてます。

iPhone以外のリーズナブルな製品よりも、iPhoneを多く販売するように大手携帯キャリアは努力してきました。その結果、日本では、世界的な常識とは違う傾向になったと考えられます。

つまり、世界ではリーズナブルなAndroid製品が最も売れている一方で、日本では最も高いiPhoneが最も売れているのです。

まとめ:日本の携帯市場は昔も今もガラパゴス

いかがだったでしょうか?

端末自体の秀逸性はもちろんですが、その他の様々な要素が絡み合って、日本ではiPhoneが約7割にも及ぶ高いシェアを獲得してきたのです。

日本でiPhoneが人気なのは周知の事実ですが、それが世界から見ると特殊なケースである点は意外に感じた方も多いと思います。

かつての日本の携帯端末はその特殊性からガラケー(ガラパゴスケータイ)と揶揄されていましたが、現在の日本のスマホ市場もある意味ガラパゴスと言えるかもしれません。

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