「格安SIMのDMMモバイルが気になっている」「DMMモバイルの評判や実際の使い心地を知りたい」という方へ。
この記事では、格安SIMの中でも人気の高いDMMモバイルの特徴や評判を解説します。ちなみに、私はDMMモバイルを3年以上使い続けています。
私は仕事の関係で15社以上の格安SIMを使ってきましたが、「DMMモバイル」はその中でも上位3枚に入る「傑作格安SIM」です。
「格安SIMに乗り換えたい」「DMMモバイルに興味がある」という方は、ぜひ参考にしてください。
DMMモバイルは楽天に買収された関係で2019年8月27日(火)に新規の受付を停止しています。
オススメの格安SIMが知りたい方はこちらをご覧ください。
DMMモバイル解約をお考えの方はこちらをご覧ください。
DMMモバイルとは?メリットとデメリット一覧
DMMモバイルとはDMM.comが提供している格安SIMサービスのことです。ドコモの回線を借りているため、ドコモのスマホが繋がる場所なら、DMMモバイルも繋がります。
DMMモバイルのメリットとデメリットは、以下の通りです。
- DMMモバイルのメリット
-
- ①格安SIMの中でも基本料金が最安値クラス
- ②バースト機能とIIJの支援で安定した通信速度を実現
- ③利用料金の11%のDMMポイントが貯まる
- DMMモバイルのデメリット
-
- ①実店舗は一切なし
- ②支払い方法はクレジットカードのみ
- ③留守番電話が月額290円のオプション
DMMモバイルのメリットとデメリットは、評判の後に、詳しく説明します。
DMMモバイルの評判・口コミってどうなの?
「DMMモバイルの評判ってどうなの?」「実際にDMMモバイルを使っている人の満足度は高いの?低いの?」と気になる人もいるでしょう。
2018年6月にクラウドワークス上で、DMMモバイルを実際に使っている方(画像で利用者であることを確認済み)に独自にアンケート調査を行いました。その結果の一部をご覧ください。
ドコモ回線で通信は安定していました。契約もホームページから簡単に行えて、すぐにSIMカードが送られてきました。設定もマニュアルが付いており、それどおりにしたら簡単に設定できました。DMMのポイントもたまりますし、これは結構よいです。
ニュース、メールなどが中心なので、1G/月で利用できる安価プランがあり選びました。通信速度が心配でしたが、通勤時間帯以外は高速通信を切ってもニュース、メール 、地図、乗換案内などは充分利用できます。通勤時間帯でも高速通信にすると問題なく使えています。コスパはとても良いです。
料金はとても安く、通話も音飛びすることなく利用できる。たまに電波が届かないのか通信が遅れることがある。ポイント利用もできて、大手3社との大きな差もないため使い続けようと思っている。
通勤時やお昼時は通信速度が遅いです。しかし、値段が安いので満足しています。
通話は問題ないです。昼はネットは繋がりにくいですが、時間をずらせば大丈夫です。ポイントが貯まるのがお得な感じがします。総じて満足度はかなり高いと思います。
またTwitterには以下のような投稿が載っていました。
DMMモバイルにして良かったな。普通に使える
— 森夏💐 (@greenlobon) 2018年6月6日
DMMモバイル使ってます!
通信費がとにかく安いので(^^)— つちまる (@tcdtkhs) 2019年4月5日
DMM mobile今のところ凄くいい
— ともき (@tomoki_f0729) 2018年6月4日
いつもより2時間近く早め出社中だが、DMMモバイルめっちゃ遅いなー。昼も顕著だけど朝もこうなのなー。。。
— fossilcat (@fossilcat) 2018年6月12日
DMM モバイル使ってるけど良いよ!
— とまと (@TOMATO_NDR) 2019年4月8日
総じてDMMモバイルの評判は悪くないようです。
DMMモバイルのメリット
DMMモバイルのメリットを詳しくお伝えしていきます。
特徴①格安SIMの中でも基本料金が最安値クラス
DMMモバイルは何と言っても基本料金の安さが魅力的です。「常に業界最安値」を掲げており、DMMモバイルより1円でも安いSIMが現れた時には、最安値になるように価格を引き下げてきました。
一番安いライトプランでは、通話機能と高速データ通信は使えませんが、毎月440円でスマホを使えます。
ところで、なぜDMMモバイルの料金は安いのでしょうか?
ドコモ、au、ソフトバンク等の大手キャリアは、モバイル事業をするために大規模な設備投資をしています。さらに、ドコモショップやauショップやソフトバンクショップの運営に莫大な費用がかかっているため、安くサービスを提供しづらいです。
それに対して、DMMモバイルはドコモの通信設備を借りているので設備投資が不要。さらに、店舗も運営していないため、安くサービスを提供できるのです。
特徴②利用料金の11%のDMMポイントが貯まる
DMMモバイルでは、毎月の利用料金の10%のDMMポイントが貯まります。貯まったDMMポイントはDMMが提供している動画サイトや電子書籍サイトやオンライン英会話といったサービスで使えます。
マニアックな話ですが、DMM.comでは、利用料金をクレジットカードで支払うと貯まるDMMポイントが+1%になります。DMMモバイルの支払い方法はクレジットカード支払いのみなので、実際は利用料金の11%のポイントが貯まります。チャリーン。
特徴③バースト機能とIIJの支援で安定した通信速度を実現している
現在のスマホは高速通信のデータ量がなくなると通信制限を受けて、通信速度が低速になってしまいます。
しかし、DMMモバイルは、低速時でも最初の数秒だけ高速通信を行う「バースト機能」を搭載しているため、低速時でもWebサイトをスムーズに表示してくれます▼
またIIJという格安SIMのベテラン業者がDMMモバイルの技術支援をしているため、通信速度は安定しています。
DMMモバイルの料金プラン
DMMモバイルは、ほとんどのプランが格安SIM業界最安値なので、どのプランを選んでも他の格安SIMに比べてお得です。
多くの格安SIMに共通した内容ですが、DMMモバイルのSIMカードには以下の3種類があります。
データ通信 | SMS | 通話 | |
---|---|---|---|
データ専用SIM | ○ | × | × |
SMS付きデータSIM | ○ | ○ | × |
音声通話SIM | ○ | ○ | ○ |
また、DMMモバイルには、SIMカードを1枚だけ契約する「シングルプラン」と、最大3枚のSIMカードを契約できる「データシェアプラン」があります。
DMMモバイルは、1人あたり1契約しかできないので、必要なSIMカードの枚数によってプランを選びましょう。
なお、どちらのプランを選んでも、余った高速通信のデータ量は翌月に繰り越せます。
【シングルプラン】SIMカードが1枚でいい方向けのプラン
シングルプランは「SIMカードが1枚だけ使えればいい」という方向けのプランです。
月額料金は、以下の料金表の通りです。
シングル | データSIM | SMS付きデータSIM | 音声通話SIM |
---|---|---|---|
ライト | 440円 | 590円 | 1,140円 |
1GB | 480円 | 630円 | 1,260円 |
2GB | 770円 | 920円 | 1,380円 |
3GB | 850円 | 1,000円 | 1,500円 |
5GB | 1,210円 | 1,360円 | 1,910円 |
7GB | 1,860円 | 2,010円 | 2,560円 |
8GB | 1,980円 | 2,130円 | 2,680円 |
10GB | 2,190円 | 2,340円 | 2,890円 |
15GB | 3,280円 | 3,430円 | 3,980円 |
20GB | 3,980円 | 4,130円 | 4,680円 |
ライトプランは高速通信ができないプランとなります。
「なんだか数字が多すぎて分からない…」という方もいるかもしれませんが、SIMカードの種類と高速通信のデータ量を決めれば、金額は決まるため簡単です。
契約プランは後からでも、無料で手軽に変更できるので、ご安心ください。
【データシェアプラン】複数枚のSIMカードが欲しい方向けのプラン
データシェアプランはSIMカードを最大3枚まで利用できるプランです。「スマホだけじゃなくて、タブレットも格安SIMで使いたい方」「家族で格安SIMを使いたい方向け」のプランです。
月額料金は、以下の料金表の通りです。
シェア | データSIM3枚 | データSIM2枚 音声通話SIM1枚 |
データSIM1枚 音声通話SIM2枚 |
音声通話SIM3枚 |
---|---|---|---|---|
8GB | 1,980円 | 2,680円 | 3,380円 | 4,080円 |
10GB | 2,190円 | 2,890円 | 3,590円 | 4,290円 |
15GB | 3,280円 | 3,980円 | 4,680円 | 5,380円 |
20GB | 3,980円 | 4,680円 | 5,380円 | 6,080円 |
【初期費用】「発行手数料:3,000円」「準備料:394円」が発生する
DMMモバイルでは、契約時に「SIMカードの発行手数料:3,000円」と「SIMカード準備料:394円」が発生します。
※シェアプランでは契約したSIMの枚数だけ「SIMカードの発行手数料」「SIMカード準備料」が発生します。
【通話料】30秒あたり20円、10分間かけ放題は月額850円
DMMモバイルの通話料は大手キャリアと同じく、30秒あたり20円です。
オプションの「10分間かけ放題(月額850円)」を付ければ、電話のかけ始めから10分間の通話料が無料になり、10分以降の通話料も30秒あたり10円になります▼
毎月の通話時間が21分間を超える方は「10分間かけ放題」を付けておくと、大抵の場合はお得になります。
ちなみに、長電話になりそうでも「かけ始めから10分以内に電話を切る→もう一度電話をかけ直して10分以内に電話を切る」を繰り返せば、通話料は無料になります。
DMMモバイルでは、大手キャリアのように時間無制限のかけ放題のオプションはありません。
格安SIMのかけ放題はこちらの記事で詳しくまとめているので、毎月の通話時間が長い方は参考にしてください。
【高速通信のデータ量の追加料】100MBあたり200円~
高速通信のデータ量がなくなった時のデータ量の追加料(別名:データチャージ料)は以下の通りです。
データ量 | 追加料 |
---|---|
100MB | 200円 |
500MB | 600円 |
1GB | 1,100円 |
1GB (繰り越しなし) |
480円 |
最後の「1GB(繰り越しなし):480円」以外は、データ量が余ったら翌月に繰り越せます。
「余ったデータ量を翌月に繰り越せない」という条件は付きますが、高速データ容量チャージ料金「480円/1GB」は格安SIMの中でもトップクラスの安さです。
DMMモバイルの通信速度
DMMモバイルはドコモの回線を借りているため、理論上はドコモと同じ通信速度が出ます。ただし、DMMモバイルはドコモ回線の一部しか使えないため、実際の通信速度は本家ドコモよりも遅くなります。
とはいえ、ほとんどの時間帯で動画をサクサク再生できるので、大手キャリアから乗り換えてもストレスはほぼ感じないと思います。
ただし、通信が集中する「お昼休みの12時~13時」と「帰宅ラッシュの18時~19時」は他の時間帯に比べて通信速度が遅くなります。
DMMモバイルの実際の通信速度
DMMモバイルの実際の通信速度をお伝えします。これは、XERAが提供しているリアルタイム通信速度計測ツール「SIMW」ではDMMモバイルの通信速度は以下のような結果となっています。
「通信速度が1Mbps以上出ていれば、インターネットをストレスなく楽しめる」と言われているので、DMMモバイルなら快適にネットの世界を楽しめますよ。
「SIMW」の測定結果はDMM mobile公式Twitterアカウントからも「参考にしてみてください」とのお言葉をいただいています。
回線数に合わせて、通信帯域の増強は行っておりますが、時間帯や場所によっては回線速度が遅くなる場合があります。申し訳ございません。
下記のサイトに時間帯ごとの通信速度が記載されておりますので、参考にしてみてください。https://t.co/85Ro1H1bQL— DMM mobile【公式】 (@DMM_mobile) 2017年12月15日
低速時の通信速度は200kbps
DMMモバイルでは、高速通信のデータ量を使い切った時や高速通信をオフにしている時は、通信速度が低速になり通信速度が200kbpsに制限されます。
大手キャリアの場合、高速通信のデータ量を使い切った時の通信速度は128kbpsなので、大手キャリアよりも速い通信速度が出ます。さらにDMMモバイルは低速時に上で紹介した「バースト機能」が発動するため、あまりストレスを感じません。
低速時に3日間で366MB以上のデータ通信をすると更なる通信速度制限がかかる
DMMモバイルは低速時(200kbps)の状態で過去3日間に366MB以上通信をすると更なる通信速度制限がかかり、通信速度が200kbps以下となります。通称「おしおきモード」。
とはいえ、低速時で366MBを超えることは滅多にないので、おしおきの心配はしてなくても大丈夫です。
Twitter民の声
DMMモバイルの通信速度に関して、Twitter民は次のような投稿をしています。
うーん。最近のdmmモバイルお昼になると途端に遅くなるなあ…。気になり始めたのは去年の秋頃だけど
— あんてむ スニーク苦手なうっかりゴースト (@anthem44) 2018年2月26日
dmmモバイル 契約時(二年前)より明らかに通信速度が遅くなっている。他に移るか。
— 次郎三郎 (@gunnnnnnnnnnner) 2018年6月14日
DMMモバイル、18時前後になると極端に回線速度遅くなるようになったなって感じる
— しんわく💜 (@sinwaku) 2018年6月6日
DMMモバイル速度は確かにdocomoには劣るが普通に使う分には何ら問題なさそう。
— 鯔鯔鯔鯔鯔 (@drgondrgn) 2018年5月20日
最近のDMMモバイル遅いと思うんだよね…
速度出てなくないかな…?— れもねーど@MHW:HR166 (@kick_lemon) 2018年5月6日
同じDMMモバイルでも人や場所や時間帯によって、通信速度に対する印象は変わるようですね。
DMMモバイルのデメリット
基本料金が安く通信速度も安定しているDMMモバイルですが、上でも紹介したデメリットもあります。これを知っていないと「DMMモバイルにしなければよかった」と後悔をするかもしれませんよ。
注意点①支払い方法はクレジットカードのみ
DMMモバイルの支払い方法はクレジットカードのみです。なので、クレジットカードをお持ちでない方は契約できません。
「クレジットカードを持っていないけど、格安SIMを使いたい」という方は、こちらの記事を活用してください。
注意点②実店舗は一切なし
DMMモバイルでは実店舗が一切ありません。また、ビックカメラやヨドバシカメラなどの家電量販店でも取り扱いはありません。なので、「店員さんに相談して申し込みたい」という方には不向きです。
ただし、DMMモバイルは公式サイトにサポートチャットを用意しているため、問い合わせをするとオペレーターさんが解決方法を教えてくれます。
また電話でもサポートを受けられます。
- DMMモバイルの電話窓口
-
- ご契約前のサポート窓口:0120-381-668
- お申し込み後・ご契約中のサポート窓口:0120-584-585
スマホやタブレットが壊れた際の修理は、スマホやタブレットの製造元の修理センターに連絡する形になります。
注意点③留守番電話が月額290円のオプション
大手キャリアでは、自分が電話に出られなくてもメッセージを録音してくれる留守番電話サービスが無料で使えます。
それに対して、DMM mobileは留守番電話サービスを利用するためにオプションの「スマート留守電(月額290円)」を付ける必要があります。
他社の格安SIMでも、留守番電話サービスを利用するためには有料のオプションが必要なところが多いですが、留守番電話サービスを使いたい人にはちょっと不便ですね。
DMMモバイルのお申し込み・設定・解約方法
DMMモバイルのお申し込み・設定・解約方法をお伝えしておきます。
DMMモバイルのお申し込み方法はシンプルなので、Amazonで本を買うくらい簡単に申し込みができますよ。
お申し込み方法
DMMモバイルは公式ホームページから申し込みをします。
DMMモバイルの公式サイトにアクセスして、右上の[お申し込み]をクリック▼
SIMカードのサイズには大き方から順番に「標準」「マイクロ」「ナノ」という3つのサイズがあるので、自分が使いたい端末に合わせたサイズを選びましょう。なお、iPhone 5以降のiPhoneはすべて「ナノ」サイズです。
クレジットカードが手元にあれば、5分間以内にお申し込みを完了できます。申し込み手続きが完了から4日以内にSIMカードが送られてきます。
DMMモバイルのSIMカードが届いてから設定をすればいいので、MNPで他社から電話番号そのままで乗り換えている場合も、電話が使えなくなる時間は3時間程度で済みます。
Amazonで売っているエントリーパッケージを使うと初期費用3,000円が無料
ちなみに、AmazonではDMMモバイルの初期費用のうち「SIMカードの発行手数料:3,000円」が無料になるエントリーパッケージを販売しています。
エントリーパッケージ自体は864円(税込)ですが、申し込みの際に、エントリーパッケージに記載されているコードを入力すれば、「SIMカードの発行手数料:3,000円」が無料になるので、2,000円以上お得にDMMモバイルを契約できます。※追加のSIMカードの発行手数料は無料になりません。
エントリーパッケージはAmazon以外では購入できません。
初期設定(APN設定)方法
DMMモバイルを使うためには「APN設定」という初期設定が必要です。iPhoneの場合は、Wi-Fi環境が必要なので、自宅にWi-Fiがない方は職場や友達の家のWi-Fiを借りましょう。
詳しい設定方法はDMM mobileの公式動画を参考にしてください。
「なんだか複雑そう」と感じるかもしれませんが、動画の通りに操作すれば、ITが苦手な方でも5分間で設定完了です。
解約方法
DMMモバイルはマイページか専用アプリで簡単に解約できます▼
音声通話SIMだけは、「最低利用期間」というものが設定されているため、契約の翌月から12カ月以内に解約をすると9,000円の違約金を支払うことになります。
DMMモバイルの解約の詳しい手順はこちらの記事で解説しています。
マイページと専用アプリが便利
DMMモバイル契約後に利用できるマイページと専用アプリは使っていて便利だと感じます。
マイページと専用アプリでは、主に以下のことができます。
- マイページと専用アプリで主にできること
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- ①高速通信のデータ残量や契約内容の確認
- ②請求金額の確認
- ③高速データ通信のオン/オフの切り替え
- ④契約プランの変更
①高速通信のデータ残量の使用状況や契約内容の確認
「高速通信のデータ残量」「現在の契約内容」を確認できます。
高速通信のデータ残量を小まめに確認しておけば、高速データ通信の使い過ぎを防げます。
②請求金額の確認
過去の請求金額や次回の請求金額を確認できます▼
③高速データ通信のオン/オフの切り替え
DMMモバイルでは、高速データ通信のオン/オフをボタン一つで切り替えられます。「メールやメッセージは見たいけど、高速通信は使いたくない」という場合は、高速データ通信をオフにして高速通信データ量を節約可能です。
逆に、「動画を見たいから高速通信を使いたい」という場合は、秒速で高速データ通信をオンにできます。
④契約プランの変更
DMMモバイルでは、マイページやアプリから簡単に契約プランの変更ができます。「今月はネット環境がない実家に帰るからデータ量が多いプランに変更しておこう」と簡単に手続き可能です。
ちなみに、契約プラン変更を申し込む時期によって、プランが切り替わる日が変わります。
- DMMモバイルの契約プランの変更日
-
- 申し込み日:1日~24日→変更日:翌月1日
- 申し込み日:25日以降→変更日:翌々月1日
DMMモバイルが使える機種は?
DMMモバイルが使えるスマホやタブレットの機種はどれなのでしょうか?
ドコモ契約端末かSIMロック解除済み(SIMフリー)端末ならそのまま使える
DMMモバイルはドコモ契約端末かSIMロック解除済み(SIMフリー)端末ならそのまま使えます。
ドコモやauやソフトバンクで契約したスマホやタブレットには、自社の回線のSIMカードしか使えない「SIMロック」がかかっています。しかし、DMMモバイルはドコモの回線を使っているため、ドコモで契約したiPhoneやAndroid端末なら「SIMロック解除」せずに使えます。
SIMロック解除済み(SIMフリー)端末は、家電量販店やWebサイトで購入できます。なお、Apple Storeで購入したiPhoneも「SIMフリー」なので、DMMモバイルが使えますよ▼
※DMMモバイルをauやソフトバンクで契約した端末で使うためには「SIMロック解除」という手続きをする必要があります。「SIMロック解除」はauやソフトバンクの会員ページから行えば、無料です。auショップやソフトバンクショップで行えば、手数料が3,000円発生します。
DMMモバイルが使える機種は公式サイトの「SIMカード 動作確認端末一覧」で確認できます。
スマホとのセット販売もある
DMMモバイルでは、SIMカードの契約時にスマホを一緒に購入できる「セット販売」も行なっています。
DMMモバイルの申し込みの際に一緒に端末を購入することも可能です。iPhoneはありませんが、高性能なAndroidのスマホを取り扱っています▼
DMM光も契約すれば「セット割」で毎月500円割引
DMM光
DMM.comはDMM光という光回線サービスも展開しています。DMMモバイルとDMM光をセットで使っていると、DMMモバイルが500円割引になります。
DMM光は現在フレッツ光を使っている人なら工事不要で乗り換えができます。「DMM.comの動画や電子書籍を高速でダウンロードできる」という珍しい光回線サービスなので、DMMユーザーは必見です。
DMMモバイルを3年以上利用した感想4つ+α
私は2015年から4年以上DMMモバイルのデータSIMを利用しています。今はタブレットや古いスマホに入れたりして使っています。
当時はDMMが何をしている会社なのか分かりませんでしたが、「格安SIMの中で一番安い」ということで選びました。
DMMモバイルを実際に利用した感想は以下の3点です。私のDMMモバイルの小技と合わせてお伝えします。
- DMMモバイルを3年以上利用した感想4つ+α
-
- 感想①通信速度も料金も満足
- 感想②サポートの質が高い
- 感想③DMM.comのサービスを使うようになった
- 感想④ SNSフリーオプションは通信速度が遅すぎて使えない
- おまけ:DMMモバイルの小技
感想①通信速度も料金も満足
DMMモバイルの評価は満足の一言です。
通信速度が速くて快適。私は都内に住んでいますが、「通信速度が遅くなる」と言われているお昼の12時~13時でもほとんどストレスを感じることなくサクサクとデータ通信ができています。
体感の通信速度は大手携帯キャリアとほぼ変わらないのに、毎月の料金はデータ量3GBのプランで850円と安いです。「通信品質の高いサービスを低価格で提供しているのは企業努力の成果」だと感じています。
感想②サポートの質が高い
DMMモバイルには、大手携帯キャリアのような公式ショップがありません。
ただ、公式サイトのチャットサービスから質問すれば、オペレーターさんが迅速かつ丁寧に回答してくれるので、「サポートの質が高いな」と感じています。
ドコモを契約したい時は地元のドコモショップへ行く度に「ただいま2時間待ちです」とディズニーランドの人気アトラクションような待ち時間にイライラしていました。
それに対して、DMMモバイルはチャットですぐに対応してくれます。私が「契約プランが変更になるタイミング」について質問した時も2分以内に分かりやすく回答してくれました。
感想③DMM.comのサービスを使うようになった
私の場合、DMMモバイルを契約してから、DMM.comのサービスを使うようになりました。
DMMモバイルを使っているとDMMで使えるポイントが貯まるので、「せっかくだからポイントを使ってみよう」と思って、毎月300円の動画を購入しています。※何の動画かはご想像にお任せします。
さらに、「割引があるし、光回線もDMMにしよう」と思って先ほど紹介したDMM光まで契約しました。今では、すっかりDMM帝国の住民です(笑)。
感想④ SNSフリーオプションは通信速度が遅すぎて使えない
DMMモバイルには、「SNSフリーオプション」というLINEやFacebookやTwitterといったSNSを利用しても、高速通信データ量が減らなくなるオプションが用意されています。SNSフリーオプションの月額料金は250円です。
最初は、「月額250円でSNSが使い放題なんてラッキー」と思っていました。が、その期待は砕かれることになりました。
SNSフリーオプションでは、通常とは異なる周波数帯を使っているため、とにかく通信速度が致命的に遅い。「低速時の時の方が速いんじゃないか?」と思うくらい遅いです。
なので、SNSを心ゆくまで楽しむつもりで契約したはずなのに、SNSを満足に使えなくなるという悲劇を体験することになります。
おまけ:DMMモバイルの小技
DMMモバイルのちょっとした小技です。
私が1カ月間に使う高速通信のデータ量は約2GBです。なので、3GBのプランだと1GBのデータ量が余って、翌月へ繰り越しになります。なので、「今月もデータ量が余りそうだな」と思った時に、翌月のデータプランを1GBのプラン(月額:480円)に変更します。
すると1GBのプランでも「繰り越し分(1GB)」と「データ量(1GB)」で1カ月間を過ごせます。なので、2カ月に1回は3GBのプラン(月額:850円)と1GBのプラン(月額:480円)の差額分の370円(850円-480円)を節約できています。
DMMモバイルのキャンペーンにも注目
DMMモバイルでは定期的にキャンペーンを開催しています。
例えば、過去には初期費用の3,000円が無料になる「格安SIMお得にスタートキャンペーン」というキャンペーンをやっていました。
スマホを最小限の金額で快適に使いたい方に最適
DMMモバイルは格安SIM業界の最安値を追求しているにも関わらず、通信品質やサポートの質が高いです。
DMMモバイルは、時間無制限のかけ放題がないので毎月の通話時間が長い方とは相性が悪いです。
とはいえ、「毎月通話をほどんどしない」という方にとっては、ベストな格安SIMだと思います。
新規の申し込みができなくなったのが惜しまれるSIMです。
DMMモバイル以外のオススメの格安SIMは、こちらの記事を確認してくださいね。私はLINEモバイルに乗り換えました。