「ドコモ光って、電話も一緒に契約できるの?」
「ドコモ光の電話は、どのプランがいいの?」
と思っている方もいるでしょう。
スマホが普及したとはいえ、「固定電話がほしい」という方もいるでしょう。
この記事ではドコモ光電話について、ドコモショップで働いていた私がプランの種類や注意点をまとめています。
ドコモ光で、電話の契約を考えている人は参考にしてみてくださいね。
ドコモ光の電話とは?
ドコモ光の電話は、ドコモ光の回線を使った固定電話サービスです。「ドコモ光電話」というそのままの名前でも呼ばれています。
ちなみに、ドコモ光は、フレッツの光回線を使ってドコモが提供している、光インターネットサービスです。
ドコモ光電話の料金プランは2つ
ドコモ光電話の料金プランは2つあります。
- ドコモ光電話の料金プラン2つ
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- ドコモ光通話
- ドコモ光電話スマートバリュー
それぞれのプランを説明していきますね。
【ドコモ光電話】シンプルなプラン
1つ目のプランはドコモ光電話です。ドコモ光電話は、ドコモ光の月額使用料にプラス500円で利用できます。オプションは1つも付いていないシンプルなプランです。
通話料にかんしては、あとの章で説明します。
【ドコモ光電話バリュー】6つの無料サービスと無料通話が追加
2つめのプランは、ドコモ光電話バリューです。ドコモ光電話バリューは、迷惑電話対策をしたい方にオススメのプランです。ドコモ光の月額使用料にプラス1,500円で使用でき、6つの付加サービスが利用できます。
- ドコモ光電話バリューの6つの付加サービス
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- 電話中着信:通話中に別の着信が来たとき、通話を保留にしたまま第三者と通話ができる
- 転送でんわ:かかってきた電話を事前に指定した電話番号へ転送できる
- 発信者番号表示:電話をかけてきた相手の電話番号をディスプレイに表示
- ナンバー・リクエスト:非通知の相手に、電話番号を通知してかけ直すように伝える
- 迷惑電話ストップサービス:迷惑電話の着信時に電話を受けられない旨を伝える
- 着信お知らせメール・・・着信があったことを、メールで確認できる
さらにドコモ光電話バリューでは、480円分の無料通話も付いています。480円分だと国内通話180分もの電話が無料となり、使い切らなかった場合は翌月分に限り繰越可能です。
繰越ができないと余ってしまったときに「無駄にしてしまった」と思いがちなので、翌月に持ち越せるのは嬉しいですね。
ドコモ光電話のメリット
ドコモ光電話を使うメリットをお伝えします。
- ドコモ光電話のメリット
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- ①通話料がアナログ電話に比べて安い
- ②電話番号や電話機は変更不要で今の番号が使える
①通話料がアナログ電話に比べて安い
ドコモ光電話のメリットはとにかく通話料がアナログ電話に比べて安いことです。詳しくは以下の表を見てください。
ドコモ光電話 | アナログ電話 | |
---|---|---|
固定電話にかけた場合 | 日本全国一律8円/3分 | 県外最大80円/3分 |
携帯電話へかけた場合 | 16円/1分 | 20円/1分 |
海外(アメリカ)へかけた場合 | 9円/1分 | 60円/1分 |
アナログ電話だと国内通話が3分で最大80円ですが、ドコモ光電話だと8円。通話料が10分の1に抑えられるなんてすごいですよね。
アメリカへの国際電話でも加入電話だと1分で60円もしてしまいますが、ドコモ光電話であればたったの9円ととてもお得に通話できます。スマホにかけ放題のオプションを付けていない人にとっては、魅力的な通話料金の設定だと思います。
②電話番号や電話機は変更不要で今の番号が使える
NTT東日本・NTT西日本のアナログ電話や、フレッツ光のひかり電話からドコモ光電話へ切りかえた場合、電話番号や電話機をそのまま使用できます。
電話番号が変わった旨を知らせたり、サービスの登録情報を変更したりする手間暇がかからないので安心ですね。
ドコモ光電話のデメリット
ドコモ光電話の知っておきたいデメリットもお伝えします。
- ドコモ光電話のデメリット
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- ①かけ放題プランがない
- ②ドコモ光を解約すると電話番号を失う危険性がある
①かけ放題プランがない
上でもお伝えしまいしたが、ドコモ光電話には、スマホと違ってかけ放題プランがなく、必ず通話した分だけ通話料が発生してしまいます。
②ドコモ光を解約すると電話番号を失う危険性がある
ドコモ光を解約すると、使用していた電話番号が廃止となる危険性があるので注意してください。ドコモ光を解約する前に、アナログ電話へ切り替えておけば電話番号を失わずには済みますが、ちょっと面倒ですね。
なお、解約月のドコモ光やドコモ光電話の基本使用料は、日割計算されずに1か月分の基本使用料を支払うことになります。
ドコモ光電話の便利なオプションサービス
ドコモ光電話では、便利なサービスをオプションを付けられます。
- ドコモ光電話2つのオプション
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- ①転送でんわ:月額500円
- ②発信者番号表示:月額400円
①転送でんわ:月額500円
転送でんわは、月額500円でかかってきた電話を指定しておいた電話番号に転送するサービス。自動で転送してくれるので、改めて電話をかけ直す必要ないのが、便利ですね。
②発信者番号表示:月額400円
電話をかけてきた相手の番号が、電話機などのディスプレイに表示するサービスです。電話に出るときに、誰がかけてきたのかわからないと不安ですよね。スマホだと当たり前にある昨日ですが、固定電話の場合は、有料オプション扱いなのですね。
ドコモ光電話の申し込みの流れ
ドコモ光に新規で契約するのは、たったの3ステップで完了します。
- ドコモ光新規契約の3ステップ
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- ①ドコモ光エリア検索
- ②ドコモ光への新規申し込み
- ③利用開始の案内~工事
設備状況により派遣工事の有無が決まり、派遣工事の場合は工事のときに契約者の立会いが必要です。また開通日・工事日の確定から利用開始までは、約2週間かかります。
解約したいときはドコモインフォメーションセンターに電話
ドコモ光電話を解約したい場合、ドコモインフォメーションセンターに電話で解約できます。
もちろんドコモショップでも解約できますが、電話で済ませてしまうのが楽でしょう。
まとめ:固定電話がほしい人やアナログ電話を使っている方
ドコモ光電話について紹介しました。
ドコモ光電話は、ドコモ光の料金に加えて、月額500円でアナログ電話より通話料が安いのでお得です。
電話番号や機器もそのまま使用できるので、便利です。ドコモ光を申し込みする場合は、キャッシュバックがあり、通信速度が早いGMOとくとくBBとのセットで契約するのがオススメです。
なお、ドコモ光は以下の記事でくわしく紹介しているので、よりくわしく知りたい方は契約前に読んで参考にしてください。