auを利用しているみなさん、au WALLET使っていますか?
最近よく聞くau WALLETですが、「なんとなく名前は知ってるけど…実際どういうものなの?」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、
- au WALLETって何?メリットは?
- 使い方は?どこのお店で使える?
- プリペイドカードとクレジットカードの違いや特典は何?
といった疑問を分かりやすく解説していこうと思います。
au WALLETとは?
au WALLET(エーユー・ウォレット)とは「auが提供している決済ポイントサービス」の総称です。
例えば、毎月auの通信料金を支払うとポイントが貯まりますよね?あれも「WALLET ポイント」の1つです。貯まったポイントは1ポイント1円として通信料金から値引きしたり、データ容量の購入やau STARでギフトとの交換もできます。
「au WALLETってCMで見るオレンジのカードじゃないの?」と思っている方も多いと思いますが、あのカードは「au WALLET プリペイドカード」というカードです。この記事ではau WALLETの”ポイントを貯める側”で重要となる「au WALLET カード」を中心に解説していきます。
au WALLET カードとは?
au WALLET カードは、WALLET ポイントが貯まっていくauユーザー限定のカードです。au関連サービスや対応しているお店で支払いに使うとポイントが貯まっていきます。
au WALLET カードには、「au WALLET プリペイドカード」と「au WALLET クレジットカード」の2種類があります。以下その違いを解説していきます。
au WALLET プリペイドカード
まずは、CMでも使われているオレンジのカード「au WALLET プリペイドカード」についてご説明します。
入会費・年会費無料のプリペイドカード
au WALLET プリペイドカードは、その名の通りプリペイドカードです。プリペイドとは「先払い」の意味で、カードにチャージをして、チャージ残高から支払います。簡単に言うと、SuicaやPASMOみたいな電子マネーカードのようなものです。
au WALLET プリペイドカードは、au契約者なら誰でも申し込むことができます。入会費・年会費は無料です。
世界中のMasterCard加盟店で使用できる
au WALLET プリペイドカードは、プリペイドカードですがMasterCardの仕組みを使って支払われるため、世界中のMasterCard加盟店で使うことができます(一部のぞく)。
こういった電子マネーは対応店舗の多さで利便性が大きく変わりますが、MasterCard加盟店なら基本的にどこでも使えるというのは非常にうれしいですね。
店や金額に応じてどんどんポイントが貯まる
au WALLET プリペイドカードで支払いをすると、基本的に200円(税込)ごとにWALLET ポイントが1ポイント貯まります。しかし、一部の「ポイントアップ店」ではそれ以上のポイントを貯めることができます。
例えばセブンイレブンでは、au WALLET プリペイドカードで支払うと200円(税込)ごとにWALLET ポイントが2ポイントもらえます。全国にあるコンビニなので、利用される方も多いんじゃないでしょうか。
また、期間限定でポイント還元率を増やしているお店もあります。例えば「スーパーマーケット カブセンター」は1カ月の間、au WALLET プリペイドカードで支払うと200円(税込)ごとに10ポイントを付与するイベントを行っています。普段利用しているお店でこういったイベントをやっているところがあれば、お得にポイントを貯めることができます。
ポイントアップ店は全国にあります。主要なお店をピックアップしてみました。
- セブン-イレブン
- イトーヨーカドー
- マツモトキヨシグループ
- スターバックス カード
- かっぱ寿司
- 牛角
- BIG ECHO
- TOHO シネマズ
- 紀伊國屋書店
チャージ方法はサイト・アプリか店頭
au WALLET プリペイドカードへのチャージは、au WALLETのWEBサイトやアプリで行う方法と、店頭で支払う方法の2つがあります。
WEBサイト・アプリでチャージ
WEBサイト・アプリでチャージする場合、方法はいくつかあります。一番お手軽なのは、毎月の通信料金と一緒に支払う「auかんたん決済」でしょうか。他にはじぶん銀行の口座やクレジットカードからチャージする方法もあります。
また、毎月のau通信料金の支払いやau WALLET カードの利用で貯まったWALLET ポイントも、電子マネーとしてau WALLET プリペイドカードにもう一度チャージすることができます。その場合も、WEBサイト・アプリからチャージが可能です。
店頭でチャージ
店頭でのチャージは、auショップや携帯ショップ「PiPit」とローソンで行うことが可能です。ただし、一部のPiPit店舗では取り扱っていないようなのでご注意ください。
au WALLET プリペイドカードについてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

au WALLET クレジットカードとは
au WALLET クレジットカードは、プリペイドカードとはちがい当然チャージする必要はありません。「au WALLET クレジットカード(以下ノーマルカード)」と「au WALLET ゴールドカード(以下ゴールドカード)」の2種類があり、それぞれ入会条件や特典が違います。
ちなみにクレジットカードでは、MasterCardではなくVISAを選ぶこともできます。
貯まるポイントがプリペイドより多い
プリペイドカードは「200円(税込)の支払いごとに1ポイント」が基本でしたが、クレジットカードでは「200円(税込)ごとに2ポイント」に設定されています。ポイントアップ店を使うときもクレジットカードのほうが多くもらえるよう設定されています。ここではノーマルカードとゴールドカードに違いはありません。
また、毎月の支払いにWALLET ポイントを1ポイント1円として利用できるので、プリペイドカードと同じように貯めたポイントを使うことができます。
クレジットカードの特典
クレジットカードには、プリペイドカードにはない様々な特典があります。2018年2月現在に受けられる特典をまとめました。
①入会から翌々月まで、もらえるポイントが2倍に
入会した月から数えて翌々月までの間にau WALLET クレジットカードで支払いをすると、もらえるポイントが2倍になります。通常は200円(税込)ごとに2ポイントですので、これが200円(税込)ごとに4ポイントになります。この特典でもらえるポイントの上限は7,000ポイントです。
特典を受けるには、以下の条件を満たす必要があります。
- au WALLET クレジットカードの新規入会で、スマホやauひかりなどのau回線の利用があること
- キャンペーンメールを受信していること
- au WALLET クレジットカードの支払口座の登録が終わっていること
②公共料金の支払いに使うと3,000ポイントゲット
入会して3ヶ月後から6ヶ月後中旬までの間に、auでんきや東京電力などの公共料金をクレジットカードで支払うと3,000ポイントもらうことができます。特典を受ける条件は、1番の「入会から翌々月まで、もらえるポイントが2倍に」と同じです。
③ネットショッピングでの購入がお得に
au WALLET クレジットカードを使って「Wowma!」や「au WALLET Market」、「auトラベル」などのauサービスを利用すると、他の支払いよりもお得にポイントを貯めることができます。時期によっては「最大18%ポイント還元」などのキャンペーンも。
また、au WALLET クレジットカードの「ポイントアップタウン」で買い物すると、最大15%のポイント還元やギフト券をもらうことができます。「ポイントアップタウン」はau WALLET クレジットカードユーザー限定のネットショッピングモールで、楽天市場やZOZOTOWN、ビックカメラなど400店以上のお店を利用することが可能です。
④旅行時や買い物、紛失・盗難時の保険が付属
au WALLET クレジットカードでは、購入した商品の補償や紛失・盗難による不正利用に対する補償、海外・国内旅行時の保険がついています。
au wallet クレジットカードについてもっと詳しく知りたい方はこちら。

ノーマルカードとゴールドカードの違いと比較表
年会費は、ノーマルカードが無料、ゴールドカードが10,000円(税抜)になります。年齢制限はノーマルカードが「満18歳以上」、ゴールドカードは「満20歳以上」です。
また、両カードとも本人または配偶者に定期収入が必要です。ただしノーマルカードの場合、学生であれば収入の有無にかかわらず申し込み可能なようです。
もちろん両カードともauユーザー限定カードなので、スマホやauひかりなどのau回線の契約は必須です。
ノーマルカードとゴールドカードの主な違いを表にまとめてみました。
ノーマルカード | ゴールドカード | |
---|---|---|
年会費 | 無料 (登録されているau回線を解約・一時休止・譲渡すると1,250円(税別)) |
10,000円(税別) |
年齢条件 | 満18歳以上の契約者 | 満20歳以上の契約者 |
家族カード | 無料(本会員のクレジットカードに年会費が発生する場合、1枚につき400円(税別)) | 1枚目は無料、2枚目以降は1枚2,000円(税別) |
ETCカード | 発行手数料1,000円(発行から1年以内に利用すると、翌月の請求額から相殺) | 無料 |
ゴールドカードの特典
ゴールドカードには、さらにいくつかの特典が付いています。
通常特典
- データ定額プランの金額に応じてゴールド特典ポイントが貯まる
- 年間で使ったショッピング金額に応じて毎年最大4,000ボーナスポイントがもらえる
- auケータイやスマホを購入する時に使える最大10,000円分のクーポンがもらえる
- 国内の28空港とハワイの空港ラウンジを無料で使うことができる
- 「Relux」が提供しているホテルや旅館の宿泊プランが優待価格に
- 旅行時や買い物に保険がつき、万が一の時に補償を受けられる
- auが提携しているレンタカー会社を優待料金で利用できる
- 海外旅行時、海外アシスタンスサービス「ハローデスク」を利用できる
ゴールドプレミアム
また、2018年1月16日から2018年7月31日までの期間限定で「ゴールドプレミアム」というキャンペーンを行っています。
こちらは、1度の利用で買い物金額が50,000円(税込)以上だった場合、ポイントの還元率が「200円2ポイント→200円3ポイント」に変わるというものです。例えば50,000円の買い物だと、普段は500ポイントなのが750ポイントもらえることになります。
au wallet ゴールドカードについてもっと詳しく知りたい方はこちら。

au WALLET カードのデメリットや注意点は?
ここまでau WALLET カードのメリットをお伝えしましたが、デメリットや注意点はあるのでしょうか?
au WALLET プリペイドカードやau WALLET クレジットカードには、持っているだけで起こるようなデメリットはありません。ただし、以下の3つの場合は注意が必要です。
- au回線の契約者と、実際の利用者が違う場合
- 未成年の場合
- au回線の解約時
回線契約者と利用者の名義が違う場合
未成年の利用者など、au回線の契約者と実際の利用者が違う場合は申し込み時に注意が必要です。au WALLET カードはそれぞれのau回線の契約者名義で発行されるので、例えば利用者本人ではなく両親どちらかの名義で回線を契約している場合は、契約名義の両親の名前でのカード発行になってしまいます。
未成年の場合チャージ方法や金額に制限がある
名義が問題なく発行できた場合も、未成年者はカードにチャージする時に注意が必要です。チャージ方法や金額に制限があります。
au回線の解約時
カード発行後にau回線を解約するときには注意が必要です。
WALLET ポイントはau回線を解約してしまうと消えてしまうので、当然それ以上貯まることもありません。つまり「au WALLET プリペイドカード」は「ただのプリペイドカード」になってしまいます。これではあまり使う意味がありませんね。
また、au WALLET クレジットカードも1,250円(税抜)の年会費がかかるようになってしまいます。年会費もかかりポイントも貯まらないとなると、他のクレジットカードを使ったほうがよさそうです。
まとめ:全国で使えてポイントが貯まる、auユーザーにはお得なカード
au WALLET カードは、使えるお店やポイントアップ店の多さを考えるとauユーザーにとってはメリットのあるカードと言えそうです。プリペイドカードは、契約者であればだれでも作ることができ、クレジットカードとは違って使いすぎてしまうことも無いので安心できます。
クレジットカードは、ゴールドカードの特典を見てどちらのカードにするか決めると良いでしょう。WALLET ポイントに関する特典と旅行・出張時に使える特典の大きく2つに分かれているので、WALLETポイント・クーポンで10,000円以上か、空港ラウンジやレンタカーで元を取ることができそうならゴールドカードにするのがよさそうです。