au系MVNO全9事業者一覧・比較&auから格安SIMに乗り換える際の注意点

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「格安SIMサービスを提供している事業者(MVNO)は600社以上ある」と言われていますが、そのほとんどが「ドコモ回線を使ったドコモ系MVNO」です。

この記事では、au回線の格安SIMを取り扱っているMVNO9社を比較しています。また「auで契約したiPhoneで使えるか」も徹底的に調査しました。そしてauから格安SIMに乗り換える際の留意点を3つ、au系MVNOの注意点も5つ紹介します。

「au回線を使ったau系MVNOってどこがあるの?」「auから格安SIMへの乗り換えを検討している」「auのiPhone端末を格安SIMで使いたい」という方は、是非参考にしてください。

au回線を使っているau系MVNO事業者9社

現在auユーザーで、auから格安SIMへ乗り換えを検討している方は、「auユーザーはau回線の格安SIMが使いやすい」と見聞きしたことがあると思います。

そんな方のために、au回線を使っているau系のMVNOを全て調べた所、以下の9社のみということが分かりました。

au系MVNO全9社
  • UQモバイル
  • BIGLOBEモバイル タイプA
  • mineo Aプラン
  • 楽天モバイル au回線
  • QTmobile Aタイプ
  • Fiimo Aプラン
  • IIJmio タイプA
  • Tikimo SIM タイプA
  • J:COM MOBILE スマホセットプラン

UQモバイル以外は、ドコモ系とau系の両方の格安SIMを提供しているマルチキャリアMVNOです。

月額料金比較

続いて料金を見てみましょう。au系MVNO9社の料金をまとめて比較表を作ってみました。

au系MVNOの「データSIM」の月額料金は以下の通りです。

データSIMの最安値はTikimoの640円(低速のみ)でした。

au系MVNOの「音声SIM」の月額料金は以下の通りです。

音声SIMの最安値はJ:COM MOBILEの980円(0.5GB)でした。

音声SIMには、「最低利用期間」が設定されているので、最低利用期間内に解約や他社へMNPをすると違約金が発生します。

ドコモ系の格安SIMだと「データSIM」「音声SIM」の他に、電話番号を使ってメッセージを送れる「SMS付きSIM」があります。データSIMに150円くらい追加するとSMS機能を付けられます。

しかし、au系格安SIMでは「SMSオプション」は無料で付いてきます。なのでau系の格安SIMには「SMS付きSIM」というのが存在しません。SMSが無料で付いてくる理由を各社に聞いてみましたが「ドコモとauでSMSの仕組みが違うためですが、詳しい仕様は分かりません」とのことです。

次の章からは、各社の特徴をお伝えします。

①UQモバイル


UQモバイル

UQモバイルは、KDDIの子会社「UQコミュニケーションズ株式会社」がサービス提供をしています。UQモバイルはauのサブブランドで、他の格安SIMよりもauとの関係性が強いです。そのため、他の格安SIMより通信速度が速めです。au系の格安SIMの中で唯一、iPhone6・6sシリーズでテザリングができます。

UQモバイルでは、格安SIMとスマホを無料で15日間レンタルできる「Try UQ mobileレンタル」という制度があります。格安SIMの無料レンタルをしているのは、UQモバイルのみです。なので、「au系の格安SIMってどんな感じ?」と思っている人は試してみましょう。

【UQモバイル】概要
  • 月額料金(データSIM):980円(3GB)~
  • 月額料金(通話SIM) :1,680円(3GB)~
  • 最低利用期間:12カ月/24カ月
  • 違約金:9,500円

UQモバイルに興味を持った方は、以下の記事を参考にして下さい。

②BIGLOBEモバイル Aタイプ


BIGLOBEモバイル Aタイプ

BIGLOBEモバイルはビッグローブ株式会社がサービスを提供しています。ビッグローブ株式会社は2017年1月からKDDIグループの完全子会社になりました。元々はドコモ系のSIMだけを提供していましたが、現在はau系のSIMも提供するマルチキャリアMVNOとなっています。

1カ月間のデータ容量が3GB以上のプランなら、エンタメフリー・オプションというオプションを付けられます。エンタメフリー・オプションを付けるとYouTube,AbemaTV,Amazon Musicなど提携している動画・音楽配信サービスを高速データ容量の消費なし(カウントフリー)で利用できます。エンタメフリー・オプションの料金は通話SIMなら月額480円。データSIMなら月額980円です。

【BIGLOBEモバイル Aタイプ】概要
  • 月額料金(データSIM):1,020円(3GB)~
  • 月額料金(通話SIM) :1,400円(1GB)~
  • 最低利用期間:12カ月
  • 違約金:8,000円

③mineo Aプラン


mineo Aプラン

mineo(マイネオ)は、関西電力の完全子会社のケイ・オプティコムが運営しています。もともとau系MVNOだけを展開しており、後からドコモ系MVNOを追加した珍しいブランドです。MVNEは利用していない本格派MVNOです。

全国のmineoユーザー同士で高速通信量を分けられる「フリータンク」やmineoユーザー用のコミニティーサイト「マイネ王」など他の格安SIMにはない独自の機能が魅力です。

なお、音声SIMでも最低利用期間がないため、いつでも違約金なしで解約できます。ただし、契約から12カ月以内に他社へのMNPをした場合は11,500円の費用が発生します。

【mineo Aプラン】概要
  • 月額料金(データSIM):700円(0.5GB)~
  • 月額料金(通話SIM) :1,310円(0.5GB)~
  • 最低利用期間:なし
  • 違約金:11,500円(12カ月以内のMNP時)

mineoの特徴は、以下の記事で詳しくまとめています。

④楽天モバイル au回線


楽天モバイル
楽天モバイルは2018年10月1日から、au回線を提供し始めました。

楽天株式会社がサービスを展開しており、毎月の利用料に応じて、楽天スーパーポイントが貯まります。普段楽天のサービスを使っている方にはオススメの格安SIMです。

ただし、高速データ通信を使い切った後でも、1Mbpsの通信速度で通信ができるスーパーホーダイというプランは、ドコモ回線しか選択できません。

【楽天モバイル au回線】概要
  • 月額料金(データSIM):645円(低速のみ)~
  • 月額料金(通話SIM) :1,250円(低速のみ)~
  • 最低利用期間:12カ月
  • 違約金:9,800円

⑤QTmobile Aタイプ


QTmobile Aタイプ

QTmobile(キューティーモバイル)は九州電力のグループ会社の株式会社QTnetがサービス提供をしています。MVNEとしてケイ・オプティコム(mineo)を利用しています。

光回線サービスの「BBIQ(ビビック)」を契約していると端末の購入代が10%キャッシュバックされるのが特徴です。「BBIQ(ビビック)」を申し込みできるのは九州地方の人のみです。

【QTmobile Aタイプ】概要
  • 月額料金(データSIM):800円(1GB)~
  • 月額料金(通話SIM) :1,450円(1GB)~
  • 最低利用期間:なし
  • 違約金:11,500円(12カ月以内のMNP時のみ)

⑥Fiimo Aプラン


Fiimo Aプラン

Fiimo(フィーモ)は電力事業やクラウドサービスを展開している株式会社STNetがサービスを提供しています。MVNEとしてケイ・オプティコム(mineo)を利用しています。

イメージキャラクターがウルトラマンなので、チャットの回答者はオペレーターではなくウルトラマンです。担当者はウルトラマンなのですが、私が質問した時は3分を過ぎても対応してくれました(笑)。

実店舗が岡山県と四国にあり、初期設定をサポートしてくれます。ただ、岡山県や四国以外にお住いの人はわざわざ契約するメリットはないでしょう。データSIMにも最低利用期間が設定されており、1カ月以内に解約をすると10,000円の違約金が発生します。

【Fiimo Aプラン】概要
  • 月額料金(データSIM):1,050円(3GB)~
  • 月額料金(通話SIM) :1,600円(3GB)~
  • 最低利用期間:12カ月
  • 違約金:10,000円

⑦IIJmio タイプA


IIJmio

IIJmio タイプAは、日本の通信事業を支えてきた株式会社IIJが提供しているau系の格安SIMです。ドコモ回線とau回線の両方を提供しています。MVNEは利用していない本格派MVNOです。

オプションで20GB/月(3,100円)と30GB/月(5,000円)の高速通信データ量を追加できます。大容量プランではなく、大容量オプションです。オプションなのでいつ追加してもいつ解約してもOKです。

また、追加の料金を支払えば、一つの契約で複数枚のSIMカードを使えます。サブのスマホやタブレットでも格安SIMを使いたい人には便利なブランドです。

【IIJmio タイプA】概要
  • 月額料金(データSIM):900円(3GB)~
  • 月額料金(通話SIM) :1,600円(3GB)~
  • 最低利用期間:12カ月
  • 違約金:13,000円 – (1,000円 × 契約月数)

IIJmioについては、以下の記事で詳しく解説しています。

⑧Tikimo SIM タイプA


Tikimo SIM タイプA

Tikimo(ティキモ) SIMは、インターネットサービスプロバイダ(ISP)事業を展開している株式会社エヌディエスが提供しています。MVNEとしてIIJ(IIJmio)を利用しています。

低速通信(200kbps)が使い放題のプランもあり、月額料金はデータSIMが640円、音声SIMが1,340円です。

1つの契約でSIMカードを4枚まで発行できるシェアプランが特徴的です。データSIMにも最低利用期間が設定されているので、データSIMでも契約から3カ月以内に解約すると、2,000円の違約金が発生します。

【Tikimo SIM タイプA】概要
  • 月額料金(データSIM):640円(低速のみ)~
  • 月額料金(通話SIM) :1,340円(低速のみ)~
  • 最低利用期間:12カ月
  • 違約金:12,000円-(契約月数×1,000円)

⑨J:COM MOBILE スマホセットプラン


J:COM MOBILE スマホセットプラン

J:COM MOBILEはケーブルテレビ事業を展開する株式会社ジュピターテレコムがサービス提供をしています。MVNEとしてIIJ(IIJmio)を利用しています。

ドコモ版はSIMカードだけ契約できますが、au版は端末とセットでなければ契約できません。なので、「au系のSIMカードだけを契約したい」という人は他社の格安SIMを選びましょう。

「J:COM TV(月額:3,600円~)」に加入していると専用アプリの「J:COMオンデマンド」で、自社のコンテンツを高速通信データ量の消費なし(カウントフリー)で視聴できます。

【J:COM MOBILE スマホセットプラン】概要
  • 月額料金(通話SIM) :980円(0.5GB)~
  • 最低利用期間:24カ月
  • 違約金:8,500円

各社のAPNから読み解く各MVNOのMVNE

格安SIMを契約してSIMカードを端末に挿した後、データ通信を行うためには「APN設定」を行う必要があります。各MVNOのAPN情報を調べてみました。

MVNO APN
UQモバイル uqmobile.jp
BIGLOBEモバイル biglobe.jp
mineo Aプラン mineo.jp
QTmobile Aタイプ mineo.jp
Fiimo Aプラン mineo.jp
IIJmio タイプA iijmio.jp
Tikimo SIM タイプA vmobile.jp
J:COM MOBILE スマホセットプラン vmobile.jp

※リンク先は各社のAPN設定ページです。

APNを見てみると、「mineo」「QTmobile」「Fiimo」は【mineo.jp】で一緒、「Tikimo」「J:COM MOBILE」は【vmobile.jp】で一緒ですね。

実はAPNから各MVNOのMVNEを特定することができます。MVNEとは、MNOとMVNOの架け橋をする存在です。

  • MNO:回線保有者/今回の場合はKDDI(au)
  • MVNE:MNOとMVNOの橋渡しをする事業者
  • MVNO:格安SIMサービス提供事業者

昨今MVNOの参入障壁は低くなったと言っても、実際は通信・ネットワーク設備が必要だったり、専門業者でないと独自でMVNOになるのは難しいのです。実際にほとんどのMVNOはMVNEを使っていたりします。

今回で言うと、APNが【mineo.jp】の「QTmobile」「Fiimo」はmineo(正確には運営会社のケイ・オプティコム)をMVNEとして利用しているのです。mineoは自ら直接のMVNO事業者でもあり、「QTmobile」「Fiimo」に技術提供をするMVNEでもあるのです。

また、【vmobile.jp】というのは、実はIIJmioを提供するIIJのネットワークです。なので、APNが【vmobile.jp】の「Tikimo」「J:COM MOBILE」はIIJmio(正確には運営会社のIIJ)をMVNEとして利用しているのです。IIJmioは自ら直接のMVNO事業者でもあり、「Tikimo」「J:COM MOBILE」に技術提供をするMVNEでもあるのです。

改めて、各MVNOのAPNとMVNEをまとめると以下のようになります。

MVNO APN MVNE
UQモバイル uqmobile.jp (自社:UQコミュニケーションズ)
BIGLOBEモバイル biglobe.jp (自社:ビッグローブ)
mineo Aプラン mineo.jp (自社:ケイ・オプティコム)
QTmobile Aタイプ mineo.jp ケイ・オプティコム
Fiimo Aプラン mineo.jp ケイ・オプティコム
IIJmio タイプA iijmio.jp (自社:IIJ)
Tikimo SIM タイプA vmobile.jp IIJ
J:COM MOBILE スマホセットプラン vmobile.jp IIJ

こうして見てみると、au系の格安SIMは「UQモバイル」「BIGLOBEモバイル」「mineo系」「IIJmio系」の4つに分けられることが分かりました。MVNEが一緒だと、後で説明する端末の対応状況等も似てきます。

MNO・MVNE・MVNOについてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

iPhoneでau系の格安SIMは使えるの?

iPhoneでau系のMVNOが使えるのか気になったので、調べてまとめてみました。

  • SIMフリーiPhone:無条件で使える
  • ドコモやソフトバンクで契約したiPhone:SIMロック解除が必要
  • auで契約したiPhone:複雑(別記事)

Appleから発売されているSIMフリーのiPhoneなら、au系の格安SIMを挿すだけで利用できます。

ドコモやソフトバンクで契約したiPhoneはSIMロックがかかっているとau系の格安SIMでは動作しません。なので、SIMロックを解除する必要があります。

auで契約したiPhoneならau系の格安SIMが無条件で使えると思いますよね?実はそうでもないのです。これは大きな落とし穴で、auで契約したiPhoneでau系格安SIM使えるかは、MVNOと機種によって変わります。一覧にまとめると以下のようになります。

iPhone
8/8 Plus
iPhone
7/7 Plus
iPhone
6s/6s Plus
iPhone
6/6 Plus
iPhone
5s/5c
UQモバイル
mineo系
IIJmio系 × ×

〇:SIMを挿すだけで使える 、 △:SIMロック解除が必要 、 ×:動作しない

※iPhone 8/8 Plusはmineoのみ〇、QTmobileは△、Fiimoは未確認

意外とSIMロック解除が必要である驚きの事実がご理解頂けたと思います。

BIGLOBEモバイルは「iPhone7 PlusのみSIMロック解除後の動作が確認できていますが、他の機種については動作確認が取れていません」とのことでした。また、J:COM MOBILEは「スマホとセットでの契約を前提としているので、auのiPhoneで動くかどうかは確認していません」とオペレーターさんに言われました。

組み合わせが複雑でこれを見ても理解しづらい上に、「VoLTE SIM」というSIMカードの種類によってもさらに条件分岐するので、別記事で詳しくまとめています。

auから格安SIMに乗り換える際の3つの留意点

現在auユーザーで格安SIMへ乗り換えを検討している方も多いでしょう。そんな方は以下の点に注意しましょう。

  • au系格安SIMでもお持ちのau端末が無条件で使える訳ではない
  • SIMロック解除すれば全ての格安SIMブランドが選択対象になる
  • auひかりとのセット割「auスマートバリュー」が効かなくなる

留意点①au系格安SIMでもお持ちのau端末が無条件で使える訳ではない

前章でも説明しましたが、auで契約したスマホやiPhoneにそのままau系の格安SIMを挿しても使えない場合が多いです。これはかなりの盲点で、知らずに契約し、実際使えなかったというトラブルは続出しているので、注意しましょう。例えば、SIMロック解除しないとIIJmio系の格安SIMは一切使えません。

留意点②SIMロック解除すれば全ての格安SIMブランドが対象になる

auユーザーなら、au系の格安SIMを第一に検討すると思います。これ自体は間違いではありませんが、実はSIMロック解除してしまえば、au系の格安SIMに囚われる必要はありません。SIMロック解除すれば、ドコモ系の格安SIMでも使えるのです。しかもSIMロック解除は無料でできます。

上でも説明しましたがSIMロック解除しないと「UQモバイル」か「mineo系」しかまともに使えません。なので、SIMロックを解除して、全ての格安SIMを選択対象にするのもよいでしょう。各キャリアのSIMロック解除方法はこちらの記事をご覧ください。

ただし、格安SIMのブランドの多さ・複雑性の大洪水に飲み込まれるのにはご注意ください。

留意点③auひかりとのセット割「auスマートバリュー」が効かなくなる

また、auユーザーは自宅の固定回線で「auひかり」を契約している方も多いと思います。auユーザーがauひかりを契約していると「auスマートバリュー」で毎月のスマホ代が割引されています。

auから格安SIMへ乗り換えると「auスマートバリュー」が適用されなくなります。それでも格安SIMへ乗り換えた方がトータルでは安くなることが多いとは思いますが、「auスマートバリュー」分を考慮にいれて料金比較することをオススメします。

その他にも「昼時など通信速度が遅い」「店舗が少ない」「キャリアメールアドレスが使えなくなる」等の、一般論としての格安SIMの留意点もありますので注意しましょう。

au系の格安SIMに乗り換える時の5つの注意点

ここでは、au系のSIMに乗り換える時の注意点5つをお伝えします。いずれもドコモの回線を使ったドコモ系の格安SIMにはない特徴です。

  • 3日間で6GB以上の通信を行うと通信速度が遅くなる場合がある
  • auの端末でもSIMロック解除が必要な場合がある
  • 「VoLTE SIM」と「nano SIM」を選び間違えるとSIMが機能しない場合がある
  • auのiPhoneと一部のAndroidでテザリングが使えない
  • 3G回線が使えない

これらの注意点が起こる原因は、「SIMカードの仕様の違い」だそうです。ドコモ系の格安SIMは、本家のドコモと同じSIMカードなので、本家のドコモと同じように機能します。それに対して、au系の格安SIMは、auがMVNO用に作った特殊なSIMカードなので、本家auのSIMに比べると機能に制限がかかるそうです。

注意点①3日間で6GB以上の通信を行うと通信速度が遅くなる場合がある

au系の格安SIMでは、回線の混雑を避けるために、3日間で6GB以上の通信をすると通信速度が制限される可能性があります。そのため、短期間で大量のデータ通信を行うと通信速度が遅くなる場合があります。

この制限については、本家のauにも、以下の制限があるので、回線を借りている格安SIMも同じく制限があるようです。

ネットワーク混雑回避のために、直近3日間(当日を除く)に、ご利用の通信量が合計で6GB以上の場合、通信速度を終日制限させていただく場合があります。制限速度は混雑状況に応じて変動します。
データ定額について | 料金・割引:スマートフォン・携帯電話 | au

au系の格安SIMには全てこの制限が付いているので、短期間でたくさん通信したい人にとっては不便です。ドコモ系の格安SIMは通信制限がないブランドがほとんどです。

注意点②auの端末でもSIMロック解除が必要な場合がある

auの端末でもSIMロック解除が必要な場合があります。auの端末はドコモよりもSIMロックが厳しいそうなので、au系の格安SIMを使う時は、SIMロックの解除が必要なことが多いそうです。

au系の格安SIMを契約する前には、各社の動作確認端末一覧で、自分の端末はSIMロック解除が必要かどうかを確認しておきましょう。

au系MVNOの動作確認端末一覧ページ

※Tikimo SIMとJ:COM MOBILEは、「動作確認端末一覧」がありません。

ドコモ系の格安SIMはドコモの端末なら、SIMロック解除は不要なので、この点はau系の格安SIMが劣っている点です。

注意点③「VoLTE SIM」と「nano SIM」を選び間違えるとSIMが機能しない場合がある

au系のMVNOの中には、「VoLTE SIM」と「nano SIM」という2種類のSIMカードを提供しているところがあります。しかし、SIMカードを選び間違えると、端末にSIMカードを挿しても機能しません。

なので、こちらも動作確認一覧を参照して、どちらのSIMカードなら使えるのかを確認しておきましょう。「VoLTE SIM」と「nano SIM」の2種類を提供しているブランドは「mineo」「QTMbile」「Fiimo」「UQモバイル」の4社です。

注意点④auのiPhoneと一部のAndroidでテザリングが使えない

au系の格安SIMでは、基本的にauのiPhoneでテザリングを使えません。auのサブブランドのUQモバイルでさえもテザリングが使えるのは、iPhone6・6sシリーズのみです。また、Androidも端末によっては、テザリングが使えません。

「テザリングを使ってパソコンやゲーム機をネットに繋ぎたい」と思っている人にとっては、残念な仕様ですね。テザリングが使えるかどうかは、先ほどの章で紹介した「動作確認端末一覧」で確認できます。

注意点⑤3G回線が使えない

au系の格安SIMでは、4G・LTE回線しか使えないので、3G回線は使えません。そのため田舎など4G・LTE回線が普及していない地域では電波が繋がらない可能性があります。また、3G回線しか使えない3G専用端末では動作しません。一方で、ドコモ系の格安SIMでは、4G・LTE回線と3G回線の両方が使えます。

まとめ:au系はドコモ系に比べると制約が厳しい

au系の格安SIMは、端末によってauの端末でもSIMロック解除が必要だったり、iPhoneでテザリングが使えなかったり、ドコモ系の格安SIMに比べて制限が厳しいです。

なお、ドコモの回線を使っているMVNOが多い理由は、auやソフトバンクに比べてドコモの回線の利用料金が安いからでしょう。

キャリア 回線の利用料金(1Mbps毎)
ドコモ 67,481円
au 85,833円
ソフトバンク 94,880円

au系の格安SIMを使うためには、端末のSIMロック解除が必要になる場合が多いです。しかし、端末のSIMロックを解除すれば、ドコモ系の格安SIMも使えます。「au回線に余程のこだわりがある」という人以外は、ドコモ系の格安SIMも合わせて検討してみてはいかがでしょうか?

以下の記事では、主要な格安SIMをまとめているので、格安SIM選びの参考にしてください。

以下の記事は、ソフトバンク系MVNOをまとめています。

au系格安SIMが気になった方は各公式サイトを覗いてみましょう。

au系格安SIM公式サイト一覧

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