ワイモバイルの料金プラン~契約前に知りたい全知識&実際にY!mobileに申込した流れ

更新日:2020/03/19
公開日:2017/01/26

Y!mobile(ワイモバイル)って実際どうなの?

ワイモバイルは大手キャリアより安く、格安SIMよりも通信速度が速い人気の携帯サービスです。

この記事では、ワイモバイルの端末や料金プランから特徴・デメリット、そして実際に申込した流れ等を解説していきます。

Y!mobileとは?

Y!mobile(ワイモバイル)とは、株式会社ソフトバンクが提供している通信サービスのブランド名です。

ソフトバンクは「Y!mobile」ブランドで、主に「携帯電話」と「Pocket WiFi」の2つのサービスを展開しています。この記事では、ワイモバイルの携帯電話サービスの方について説明していきます。

Y!mobileのモバイルルーターサービス「Pocket WiFi」については以下の記事で解説しています。

ワイモバイルはソフトバンクの「サブブランド」であるため、大手キャリアの「サービス品質」と格安スマホの「安さ」を併せ持っています。逆に言うと、大手キャリアよりも安く、格安スマホ・格安SIMよりも通信速度が速いです。

ワイモバイル

読み方は「ヤフーモバイル」ではなく「ワイモバイル」

「Y!mobile」の「Y」というロゴを見て、Yahoo!がサービスを提供していると思われる人も多いでしょう。しかし、サービスを提供しているのはYahoo!ではなく、ソフトバンク株式会社です。読み方も「ヤフーモバイル」ではなく「ワイモバイル」です。

ちなみに「Yahoo!モバイル(ヤフーモバイル)」というのも実は存在します。Yahoo!モバイルは、株式会社ソフトバンクとその子会社ヤフー株式会社が運営している携帯電話のオンラインストア、またはスマホのブランド名です。

スマホの中身や月額料金、サービス自体はワイモバイルと一緒ですが、販売サイトがYahoo!上にあるのです。ヤフーモバイルについては以下の記事で解説しています。

大手携帯キャリアと格安SIMの中間的存在

ワイモバイルを格安SIMに含めるかは議論が分かれる所ですが、一般的には「サブブランド」と位置付けられています。ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドで、「自社回線の保有」や「資本力」が他の格安SIM事業者に比べての大きな強みです。

格安SIMは料金は安いですが、通信速度が遅いという大きなデメリットもあります。特に朝・昼・夕方は速度が非常に遅くなります。しかしワイモバイルは格安SIMのように速度が遅くなることはほとんどありません。通信速度に関しては、大手キャリア、そして親元のソフトバンクとほとんど変わりません。

一方で、大手キャリアには手厚いサービスや安心感がありますが、料金は非常に高いですよね。しかし、ワイモバイルの料金は大手キャリアよりも安いです。もちろん格安SIMよりは少し高いですが、そこまで違いはありません。

このようにワイモバイルは携帯ブランドとして「大手キャリア」と「格安SIM」の中間という独自のポジションを築いています。

以下、キャリア・格安SIMと対比しながらワイモモバイルのサービス内容を解説をしていきます。

端末ラインナップは?iPhone、Androidスマホ、ガラケー、タブレット計20機種以上

ワイモバイルはSIMカードだけの契約もできますが、端末とセットでも契約ができます。

iPhoneは「iPhone 6s」「iPhone 7」にしか対応していません(2020年3月現在)▼

最新のiPhoneを取り扱っていないのは、ワイモバイルの大きな弱点のひとつです。

Androidスマホは多くの機種が揃っています▼

これらの端末はSIMフリー端末ではなく、ワイモバイルのSIMロックがかかっています。

SIMフリースマホも一応ありますが、機種は少ないです▼

スマホが一般的になっている現代ですが、ガラケーの方が使い慣れているという方もいる思います。ガラケーを取り扱っている格安SIM業者はほとんどありませんが、ワイモバイルではガラケー(ケータイ)も取り揃えています▼

もちろんタブレットも選べますよ▼

ワイモバイルの料金プランは?

ワイモバイルにはいくつかのプランがあって混乱しますが、理解できると意外とシンプルなことが分かります。

基本プラン「スマホべーシックプラン」


ワイモバイルのスマホの基本の料金プランは「スマホべーシックプラン」です。2020年10月1日にできた新プランで、データ容量によって「S」「M」「R」の3種類があります。

スマホべーシックプランS スマホべーシックプランM スマホべーシックプランR
高速データ通信量 3GB 9GB 14GB
月額料金 2,680円 3,680円 4,680円

ワイモバイルの料金プランは3種類のみとシンプルなので、プランで頭を悩ませることはないでしょう。

格安SIM事業者は他社との差別化を図るため、多様な料金プランを打ち出しています。料金プランを細かく設定することで、利用者の様々なニーズに対応しています。しかし、種類の多いプランの中から、自分に最適なプランを選ぶのは面倒と感じる人も多いでしょう。

ワイモバイルのデータ量は最大でも14GBです。20GBや30GBという大量のプランがないので、ヘビーユーザーにとってはワイモバイルは物足りないかもしれません。他の格安SIM事業者は20GB以上のプランを打ち出しているので、大容量のデータを使いたい人にはワイモバイルはそこまでオススメではありません。

ただ、毎月プラン以上のデータを使い通信速度制限がかかったとしても、ワイモバイルではデータ通信容量を500円/500MBで追加購入できます。格安SIM事業者の中には300円/100MBという所もあるので、ワイモバイルの追加データ料金はかなり安い方です。


「いちいちデータ容量を毎回追加するのは面倒」と思う人は「オートチャージ(快適モード)」を使えば、自動でデータ容量を買い足してくれます。ただし、データを使い過ぎて高額請求がくる可能性がある点は注意が必要です。オートチャージには「上限設定」を設定できるので、忘れずに設定しておきましょう。

タブレット向けのデータ通信専用プラン「データベーシックプラン」


ワイモバイルでは、タブレット向けのデータ通信専用のプランも2つあります。

ワイモバイルのデータ通信専用プラン
  • データベーシックプランS:1GB/月:月額1,980円
  • データベーシックプランL:7GB/月:月額3,696円

「データベーシックプラン」はデータ専用プランなので、電話・通話・SMSはできません。かなり割高なので、正直どこに需要があるかよく分からないプランです。

データを分け合える「シェアプラン」

ワイモバイルでは子回線専用の「シェアプラン」も用意しています。

「スマホべーシックプラン」または「データベーシックプラン」を契約している方は、これらを親回線として、最大3枚までデータ通信専用SIMカードを追加できます。スマホに加えて、タブレットを利用したい時などに便利です。ただし、データ通信専用なので子回線では通話を行えません。

シェアプランは、「プラン」というよりは「SIMカードの追加」と捉えた方が分かりやすいと思います。

一応「シェアプラン」にも基本使用料0円、480円、980円がかかることになっていますが、全く同様の金額の割引(シェアプランセット割)があります(笑)この割引は常用されているので、基本的に無料で使えます。

ガラケー用「ケータイベーシックプランSS」

ガラケーには専用の「ケータイベーシックプランSS」というプランがあります。月額料金は934円です。後述する「スーパー誰とでも定額(1,500円/月)」をオプションで付ければ、毎月2,500円程度で通話し放題ということになります。

仕事用で電話だけ使いたいという方には、ワイモバイルのガラケー×「ケータイベーシックプランSS」はオススメです。

【電話】ワイモバイル2つの電話かけ放題

ワイモバイルは通話料を安く抑えられるブランドとしても評判が良いです。その理由は「2つのかけ放題」にあります。

最初の10分無料通話「だれとでも定額」月額+0円

「だれとでも定額」は1回あたり10分以内の国内通話であれば通話料無料となるサービスです。1回の通話で10分を超えて通話した場合は、20円/30秒の料金がかかります。

ほとんどの格安SIM事業者では、「かけ放題」がオプションで別料金になることが多いですが、ワイモバイルは「だれとでも定額」が基本使用料に含まれています。

正確に言うと、この「だれとでも定額」はケータイプラン専用のオプションです。ケータイプランの場合は934円/月かかります。ただ、スマホを使う方にとっての基本プランである「スマホべーシックプラン」には、この「だれとでも定額」と同様の「最初の10分通話無料」が含まれています。

完全かけ放題「スーパーだれとでも定額」月額+1,000円

ワイモバイルでは月額+1,000円で完全かけ放題になる「スーパーだれとでも定額」というオプションも用意しています。

「スーパーだれとでも定額」に入れば、いくら通話をしても通話料が発生しません。電話が多い人にとってはありがたいオプションですね。ただし、国際電話や留守番電話センターへの発信は通話料が発生します。

完全かけ放題がある格安SIM事業者はいくつかありますが、ほとんどは050番号のIP電話です。それに対して、ワイモバイルは080や090の電話番号が使える上に、普通の電話回線が使えます。実はこれはかなりレアです。ワイモバイルは完全かけ放題がある貴重な格安ブランドなのです。

なお、ガラケー(ケータイプラン)の場合は月額+1,500円で、電話だけでなく高速データ通信も使い放題になります。

ワイモバイルの割引キャンペーン

ワイモバイルは以下のように、非常に多くの割引やキャンペーンを行っています。

ワイモバイルの主な割引キャンペーン
  • 【新規割】最初の6か月間の月額料金が700円割引
  • 【家族割】家族で使うと2回線目以降が500円割引
  • 【学割】学生は月額基本料が13ヶ月間1,000円割引(M/Rのみ)
  • 【おうち割】「ソフトバンク光」「ソフトバンク Air」とのセットで500円~1,000円割引

ワイモバイルの基本料金は非常にシンプルなのですが、これら割引の多さや条件の複雑さがワイモバイルの料金体系を分かりづらくし、結局自分はいくらになるの?と理解不能に陥ってしまうて点です。

ワイモバイルの割引やキャンペーンは非常に多いので別記事で詳しくまとめています。

ワイモバイルへ申し込みから到着・ネットに繋がるまで

ここからは、私が実際にワイモバイルに申し込んでから利用するまでの流れを紹介します。

今回は「SIMカードのみ」「新規契約」なので、「SIM+端末セット」や「乗り換え」の場合は少し手続きが異なるかもしれませんが、大まかな流れはつかめると思います。

ワイモバイル オンラインでの申し込み手続きの流れ

ワイモバイルオンライン公式サイトにアクセスし、下にスクロールし「目的から探す」の「オンラインで購入する」をタップ▼
Ymobile(ワイモバイル)のオンライン申し込み・契約手続きの流れ1(公式サイトにアクセス)

「SIM/SIMフリースマホ」の「SIMカード」をタップ▼
Ymobile(ワイモバイル)のオンライン申し込み・契約手続きの流れ2(プランを選択)

「SIMカード」のサイズを選択し、「契約方法」を「のりかえ」「新規契約」「機種変更(契約変更)」から選択▼
Ymobile(ワイモバイル)のオンライン申し込み・契約手続きの流れ3(SIMカードのサイズ、契約方法を選択、)

続けて「料金プラン」を選択▼
Ymobile(ワイモバイル)のオンライン申し込み・契約手続きの流れ4(料金プランの選択)
※今回はSIMカードのみなので「機種代金のお支払方法」は0円で一括になっています。

続けて「オプション」を選択▼
Ymobile(ワイモバイル)のオンライン申し込み・契約手続きの流れ5(オプションの選択)
※運営がソフトバンクなのでデフォルトで各オプションに全部チェックが入っていると思いきや、今回チェックが入っていたのは「データ増量オプション」のみ。意外でした。

続けて「割引」を選択すると、料金明細が確認できます▼
Ymobile(ワイモバイル)のオンライン申し込み・契約手続きの流れ6(割引の選択)

料金明細とキャンペーンの条件・内容等を確認したら「ご購入手続きへ」をタップ▼
Ymobile(ワイモバイル)のオンライン申し込み・契約手続きの流れ7(料金・キャンペーンの確認)

申込に必要な書類を確認し「お手続きへ進む」をタップ▼
Ymobile(ワイモバイル)のオンライン申し込み・契約手続きの流れ8(必要書類の確認)
※「新規契約」でも「MNP予約番号」が表示されていますが、「新規契約」「機種変更」の場合は不要です。

「Yahoo!JAPAN ID」の有無を聞かれます。「Yahoo!JAPAN ID」をお持ちの方は「Yahoo!JAPAN IDでログイン」をタップ。今回は「ログインせずにお申込み」をタップ▼
Ymobile(ワイモバイル)のオンライン申し込み・契約手続きの流れ9(Yahoo!JAPAN IDの有無を選択)

「本人確認書類」をアップロードします。今回は「運転免許証」を選択▼
Ymobile(ワイモバイル)のオンライン申し込み・契約手続きの流れ10(本人確認書類の選択)
※「本人確認書類」は「自動運転免許証」「健康保険証」「住民基本台帳」「マイナンバーカード」「日本国パスポート」「身体障害者手帳」「療育手帳」「精神障害者福祉手帳」「特別永住民証明書(外国籍の方)」「外国パスポート(外国籍の方)」から選べます。

写真を撮り、画像ファイルをアップロードしましょう▼
Ymobile(ワイモバイル)のオンライン申し込み・契約手続きの流れ11(お客様情報書類をアップロード)

免許証の裏面に住所が書いてある場合(住所変更している場合)、免許証の裏面もUPしましょう▼
Ymobile(ワイモバイル)のオンライン申し込み・契約手続きの流れ12(免許証の裏面をアップロード)

「本人確認書類」と申込の住所(SIMカードが届く住所)が違う場合は、さらに別の書類が必要です▼
Ymobile(ワイモバイル)のオンライン申し込み・契約手続きの流れ13(追加書類の有無を選択)
※公共料金の場合「発行日より3カ月以内のもの」「クレジットカード払いの領収証は不可」と出ます。ワイモバイルは音声通話があるプランがデフォルトなので、本人確認が厳しい(現住所とSIMの郵送先が違う場合は契約できない)のです。この補助書類は、引っ越し間もない方で「本人確認書類」の情報をまだ更新してない場合の対応です。

続けて「名前」「生年月日」「性別」「住所」を入力します▼
Ymobile(ワイモバイル)のオンライン申し込み・契約手続きの流れ14(氏名、生年月日、性別、住所を入力)

さらに「連絡先電話番号」「メールアドレス」を入力し、「職業」を「会社員/自営業」「専業主婦」「学生/その他」「パート/アルバイト」から選択▼
Ymobile(ワイモバイル)のオンライン申し込み・契約手続きの流れ15(電話番号、メールアドレスを入力、職業を選択)

職業で「会社員/自営業」を選択した場合は、「勤務先名」「勤務先電話番号」を入力する必要があります▼
Ymobile(ワイモバイル)のオンライン申し込み・契約手続きの流れ16(勤務先名、勤務先電話番号を入力)

さらに「利用者」を「契約者と同じ」「家族」から選択し、「ネットワーク暗証番号」を入力▼
Ymobile(ワイモバイル)のオンライン申し込み・契約手続きの流れ17(ネットワーク暗証番号を入力)

支払情報(クレジットカード番号)を入力▼
Ymobile(ワイモバイル)のオンライン申し込み・契約手続きの流れ18(クレジットカード情報を入力)

全て入力したら「入力内容確認へ」をタップ▼
Ymobile(ワイモバイル)のオンライン申し込み・契約手続きの流れ19(入力内容の確認)

入力内容に間違いが無いかを確認し、「重要説明事項へ」をタップ▼
Ymobile(ワイモバイル)のオンライン申し込み・契約手続きの流れ20(契約内容の確認2)

「重要説明事項」を確認したら、「上記の内容に同意する」にチェックを入れます▼
Ymobile(ワイモバイル)のオンライン申し込み・契約手続きの流れ21(重要説明事項の確認)

契約書類の確認方法を「My Y!mobileのみの閲覧」「My Y!mobileのみの閲覧、郵送による書面受け取り」から選び、「お申込み」をタップ▼
Ymobile(ワイモバイル)のオンライン申し込み・契約手続きの流れ22(契約書類を選択)

最後の確認をし「同意して申込を完了する」をタップ▼
Ymobile(ワイモバイル)のオンライン申し込み・契約手続きの流れ23(申し込み最後の画面)

申し込みが完了!「WEB受付番号」が発行されています▼
Ymobile(ワイモバイル)のオンライン申し込み・契約手続きの流れ24(申し込み完了)

申込後すぐに「【Y!mobileオンラインストア】お申込み完了のお知らせ」というタイトルのメールが届いていました▼
Ymobile(ワイモバイル)のオンライン申し込み後のメール1「【Y!mobileオンラインストア】お申込み完了のお知らせ」

さらにその約15分後、「【Y!mobileオンラインストア】加入審査開始のご連絡」というメールが届きました▼
Ymobile(ワイモバイル)のオンライン申し込み後のメール2「【Y!mobileオンラインストア】加入審査開始のご連絡」

申し込みし当日、「0120-200-128」という番号から電話が来ました。電話には出れなかったのですが、ネットで検索してみると「ワイモバイルオンラインストア事務局」の模様。

メールを確認すると「【ワイモバイルオンラインストア】お申し込みお手続き保留のお知らせ」というメールが届いていました▼

URLをクリックし、不備の内容を確認すると、画像が不鮮明とのこと。確認書類(免許証)を撮りなおして再アップロードしました。

SIMカードが届く

再アップロード後に特にメール等も無く、正直ちゃんとアップロードされてるのか自信がありませんでしたが、再アップロードの2日後の朝に無事「【Y!mobileオンラインストア】出荷完了のお知らせ」というメールが届きました。安心。▼

そしてなんと出荷完了メールの当日にSIMカードが届いていた模様。佐川急便の不在票がポストに入ってました。「宅配ボックスは利用できませんでした。理由:貴重品のため」とあるので、おそらく直接受け渡ししかできないようです。

再配達を依頼し、その翌日、無事ソフトバンクからワイモバイルの封筒が届きました▼

中身は「納品書」「SIMカード」「【パンフレット】はじめにお読みください」の3点▼

「はじめにお読みください」の中身は「ご利用開始までの手順」「設定」等ですが、説明はそこまで詳しく書いてありません。基本的には説明が書かれたWEBページに誘導って感じです▼

初期設定をし電話・インターネットに接続

SIMカードを取り出します▼

iPhone XS(SIMフリー)のSIMトレイを取り出し、SIMカードを挿入します▼

すぐにSMSが2通届きました▼

よく分かりませんが、とりあえず指示通り電源を入れなおしてみます。電話番号は表示されています▼

試しに他の携帯から電話をかけてみたら、ちゃんと繋がりました▼

とりあえずブラウザを開いてみると、特別な設定は不要で、ネットに繋がっているようです。当サイト:XERAに繋がりました▼

ネットワークも「Softbank」になっています▼

大好きなスピードテストをします。昼過ぎだからか?そこまで速くはないが遅くもないって感じ。下り速度:12.0Mbps、上り速度:13.4Mbps、ping:26ms▼

続けてGoogleでもスピードテスト。下り速度:16.2Mbps、上り速度:9.7Mbps。まあまあですね▼

試しにiPhone6s(SIMロック解除済み)にもSIMカードを挿入してみましたが、こちらも自動でネットに接続されました。

もしワイモバイル以外で購入したiPhoneで自動で接続・設定されなかった場合は、「他社が販売するiPhoneをワイモバイルで利用する – Y!mobile」からAPN設定用構成プロファイルをインストールしましょう。

Androidの方は以下のAPN設定を行いましょう。

「アクセスポイントの編集」画面で、以下の項目を設定

APN(アクセスポイント)の設定

名前 Y!mobile APN ※
APN plus.acs.jp
ユーザー名 ym
パスワード ym
MCC 440
MNC 20
認証タイプ CHAP

[Android]他社で購入した携帯電話でインターネットを使うためにはどうしたらいいですか?

My Y!mobileにログインしよう

※今回はPCから手続きしていますが、もちろんスマホからも可能です。

My Y!mobileを初めてご利用のかたにアクセスし、電話番号と申込時に設定した4桁の暗証番号を入力し、「次へ」をクリック▼

「パスワードを送信する」をタップ▼

すぐにSMSで仮パスワードが送られてきます▼

My Y!mobileトップページに行き、電話番号と先ほどの仮パスワードを入力し、「ログイン」をクリック▼

利用規約を確認し、「同意する」にチェックを入れ、「次へ」をクリック▼

自分で新しいパスワードを設定・入力し、「変更する」をクリック▼

無事パスワードが変更されたようです。「次へ」をクリック▼

My Y!mobileにログインできました!▼

SMSでも新しいパスワードが送られてきました▼

以上が、ワイモバイルにオンライン申込してから実際に利用できるようになるまでの流れになります。今回は本人確認書類の不備と受取忘れがあったので、申込から到着まで4日かかりましたが、最短だと翌日に届くこともあり得そうですね。

ワイモバイル

ワイモバイルの通信速度は速い?遅い?

格安SIMで最重要要素のひとつ「通信速度」。ワイモバイルの通信速度は速いのか、遅いのか?

結論から言うと、ワイモバイルの速度は速いです。ソフトバンクと変わりません。ワイモバイルに関しては、格安SIMのように速度を気にする必要は全くありません。朝・昼・夕方でも速度が遅くなることもありません。

当サイト「XERA」では【SIMW】キャリア・サブブランド・格安SIMの通信速度をリアルタイムで計測していますが、ワイモバイルとソフトバンクはほとんど一緒です。

みんなで通信速度を計測・共有するサービス「みんそく」のデータを見ても、ワイモバイルの速度はソフトバンクに遜色ないことが分かります。

測定回数 下り速度 上り速度
ワイモバイル 526件 42.61Mbps 12.13Mbps
ソフトバンク 2319件 42.80Mbps 11.41Mbps

※2020年3月18日から過去3カ月のデータ

理由は当たり前で、ワイモバイルとソフトバンクの使っている回線は全く一緒だからです。ワイモバイルはソフトバンク株式会社が運営しているので、特にワイモバイルに制限をかけてはいないのです。もちろん通信エリアも一緒です。

ちなみにソフトバンク系の格安SIMは、ソフトバンクから回線の”一部”を借りているだけなので、速度はワイモバイルよりも遅いですし、朝・昼・夕方には速度は急激に低下します。

ただし、ワイモバイルでも、データを使い切り、低速モードになれば速度は遅くなります。これは全キャリア・全格安SIM事業者も一緒ですが、ワイモバイルの低速通信時の速度は128kbpsです。他社の低速時の通信速度はだいたい200kbpsなので、それよりも遅いです。

「ちょっとの差じゃないの?」と思うかもしれませんが、体感としては、200Kbpsならなんとかネットもできるという感じですが、128kbpsだと一瞬「フリーズしたのか?」と思うほど遅いです。

【店舗】全国約1,000店舗の「ワイモバイルショップ」と4,000店舗の取扱店

ほとんどの格安SIM事業者は自社のショップを持っていません。ショップを持つ格安SIM事業者も増えてきましたが、まだまだ店舗数が少ないので、店舗が近くにないと窓口で契約したいと思ってもできないですよね。

ワイモバイルには全国に約1,000店舗の「ワイモバイルショップ」があります。ワイモバイルショップでは実際に端末を見て触って選べる上に、スタッフに相談しながら契約できます。また、修理の際もワイモバイルショップに相談に行けばいいので、安心感があります。

一度ワイモバイルショップ検索で、ご自宅の近くにワイモバイル店舗があるかどうか、確認してみると良いと思います。

ワイモバイルの3つのデメリットと注意点

これまでワイモバイルの魅力を紹介してきました。これまで読んで来た方の中には、「大手キャリアに遜色ないサービス品質で、料金はキャリアより安いワイモバイルは最高じゃない?」と思われた方もいると思います。もちろんワイモバイルにもデメリットや注意点もあります。契約前にしっかりと読んでおきましょう。

ワイモバイルのデメリット・注意点
  • 最新のiPhoneは取り扱っていない
  • ソフトバンクのスマホがそのまま使えない
  • SIMだけの契約も可能だが、利用する端末を店舗に持っていかなければならない

最新のiPhoneは取り扱っていない

ワイモバイルには大手キャリアに対する一番の欠点は「最新のiPhoneが使えない」ということです。

前述しましたが、現在iPhone7と6sだけはワイモバイルで購入できます。しかし、最新のiPhone XSやiPhone11等は取り扱っていません。

なので、例えばiPhone11をワイモバイルで使うには、SIMフリー版を購入する必要があります。しかしSIMフリー版iPhone11は74,800円~と高額です。

キャリアでiPhone11を契約する場合は、毎月の通信料は高いですが、割引があるので端末の実質負担金は数万円ほどです。

つまり、iPhone11のSIMフリー版を買って、ワイモバイルのSIMだけ契約したとしても、そこまで料金的な恩恵は受けられません。

また、キャリアでiPhone11を契約してから2年が経ち、契約解除&SIMロック解除をしてワイモバイルに乗り換えたとしましょう。おそらくその時点で、新型のiPhoneは2世代くらい発売されているでしょうから、最新のiPhoneを使えないことになります。

最新のiPhoneが使いたいiPhoneマニアにはワイモバイルは相性が悪いのです。

ソフトバンクのスマホがそのまま使えない

他の格安SIMの場合、使っている回線が同じであれば、SIMロックがかかったスマホでも格安SIMを使えます。例えば、ドコモのスマホはSIMロックがかかったままでも、ドコモ回線を使っている格安SIMを挿せば使えます。

しかし、ワイモバイルの場合は、ソフトバンクの回線を使っているものの、SIMロックのかかったソフトバンクのスマホにY!mobieのSIMwを挿しても使えません。ソフトバンクのスマホで使うためにはSIMロック解除が必要です。SIMロック解除は各キャリアの会員ページから無料で簡単に行えますので、乗換前に忘れずに解除しておきましょう。

店舗でSIMだけの契約する場合は利用する端末を店舗に持っていかなければならない

ワイモバイルはSIMカードだけ契約して、自分が持っているスマホ端末で利用できます。ただ、店舗でSIMカードのみを契約する場合は、SIMロックがかかっていない端末を持参する必要があるので、注意しましょう。

ワイモバイルがオススメの人は?

以上、ワイモバイルの料金プランやかけ放題、良い点から悪い点までY!mobileの全てを解説してきました。以上を総合すると、結局ワイモバイルはどのような人にオススメなのでしょうか?

かけ放題が必要だけどスマホ代を安くしたい大手キャリアユーザー

現在au,docomoで契約している方の中には、「完全かけ放題が必要だけど、スマホ代はもっと安くしたい」という人も多いと思います。そんな方にはワイモバイルはかなりオススメです。

ワイモバイルは大手3キャリア以外で「純粋完全かけ放題」がある唯一のブランドです。なので、かけ放題は必要だけど、料金を安くしたいキャリアユーザーにはワイモバイルは唯一の選択肢と言えます。

電話をたくさかける格安SIMユーザー

現在、他の格安SIMを使っているけど、通話料金がかさみ、結局トータルでもそんなに安くなっていないという格安SIMユーザーにもワイモバイルはおすすめです。毎月の基本料金は高くなるかもしれませんが、かけ放題のおかげでトータルでは安くなる可能性があります。

格安SIMに興味があるけど、通信速度に不安がある方

格安SIMを検討している現キャリアユーザー中には「格安SIMの通信品質に不安がある」という方は多いと思います。ワイモバイルの通信品質は大手キャリアと遜色ないので、格安SIMへの第一歩としてワイモバイルは最良の選択肢のひとつです。

Yahoo!ショッピング、PayPayのヘビーユーザー

ワイモバイルは同じソフトバンクグループのYahoo!やPayPayと様々な連携しています。


例えば、Yahoo!JAPANのサービスを使えば使うほどマイルが貯まる「パケットマイレージ」を提供しています。Yahoo!JAPANにログインしたり、Yahoo!ショッピングやヤフオクで商品を購入したりするとマイルが貯まります。貯まったマイルに応じて翌月の高速データ通信容量が追加されます。Yahooのサービスを普段から利用している人にとっては嬉しい内容ですね。

また、ワイモバイルユーザーなら月額462円の「Yahoo!プレミアム」が無料で使えます(Yahoo!プレミアム for Y!mobile)。「Yahoo!ショッピング」「PayPayモール」のポイント還元が1%→5%になったり、一部商品を1円で購入できたりします。また、110誌以上の雑誌・13,000冊以上の電子漫画が読み放題になったりします。その他にもYahoo!プレミアムには大量の特典がありますよ▼

Yahoo!系サービスやPayPayをよく使う方にもワイモバイルはオススメです。

ワイモバイルの解約金や解約時の注意点

ワイモバイルは2019年10月1日以降に契約した方は、最低利用期間がないためいつ解約しても違約金は発生しません。

ただし、他社へMNP転出する場合はMNP転出手数料3,000円がかかります。また、端末を分割購入した方は残債を支払う必要があります。

ワイモバイルはオンライン(My Y!mobile)からは解約できません。店舗か電話で解約する必要があります。

ワイモバイルの解約方法や解約時の注意点の詳細はこちらをご覧ください。

まとめ:キャリアの高いサービス品質と格安SIMの低価格を併せ持った中間的ブランド

ワイモバイルの特徴をまとめると、以下のようになります。

ワイモバイルの特徴
  • ソフトバンクの「サブブランド」であるため通信速度とサービスの質が良い
  • 大手キャリアに比べて毎月の安く押さえられる
  • 格安SIM事業者の中で、唯一「完全かけ放題」がある
  • 公式ショップの「ワイモバイルショップ」が全国に約1,000店舗ある
  • 最新のiPhoneを使いたい人とは相性が悪い

現在、キャリアユーザーの方で毎月の料金が高いと感じている方、格安SIMユーザーでサービスの質・通信速度に不満を感じている方には、ワイモバイルはオススメですよ。

ワイモバイル

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