UQ mobile(UQ モバイル)って実際どうなの?
UQモバイルは格安SIMよりも通信速度が速く、大手キャリアよりも料金が安い人気の携帯サービスです。
この記事では、UQモバイルの端末や料金プランから特徴・デメリット、そして実際に申込した流れ等を解説していきます。
UQ mobileとは?
UQ mobile(ユーキュー・モバイル)は、UQコミュニケーションズ株式会社が提供する携帯電話サービスです。
UQコミュニケーションズ株式会社はauを運営するKDDI株式会社の子会社です。UQコミュニケーションズ株式会社は、人気のモバイルルータサービス「WiMAX」も提供しています。
なので、UQモバイルを格安SIMに含めるかは議論が分かれる所で、一般的にはauの「サブブランド」と位置付けられています。
UQモバイルは、格安SIM・格安スマホの「安さ」と、大手キャリアの「サービス品質・通信品質」を併せ持っています。逆に言うと、格安SIMよりも通信速度が速く、大手キャリアよりも安いのです。
格安SIMは料金は安いですが、通信速度が遅いです。特に朝・昼・夕方は非常に速度が遅くなります。しかしUQモバイルは格安SIMのように速度が遅くなることはありません。通信速度に関しては、親元である大手キャリアのauとほとんど変わりません。
一方で、大手キャリアには手厚いサービスや安心感がありますが、料金は高いですよね。しかし、UQ モバイルの料金は大手キャリアよりも安いです。もちろん格安SIMよりは少し高いですが、そこまで違いはありません。
このようにUQモバイルは携帯ブランドとして「格安SIM」と「大手キャリア」の中間的存在であり、料金と品質のバランスが良い人気の携帯ブランドです。
現在、オンライン申込でキャッシュバックキャンペーン中(2020年3月13日~終了日未定)
UQ モバイル
以下、キャリア・格安SIMとの対比を意識しながら、UQモバイルのサービス内容を解説をしていきます。
端末ラインナップは?iPhone、Androidスマホ、ガラケーで計10機種以上
UQモバイルはSIMカード単体で契約できる格安SIMサービスでもあり、端末とSIMカードをセットで契約ができる格安スマホサービスでもあります。
iPhoneは「iPhone 6s」「iPhone 7」に対応しています▼
しかし2020年3月19日現在、iPhone 6sはUQモバイルオンラインショップでは全て在庫切れのようです。過去には「iPhone SE」の取り扱いがありましたが、現在は契約できません。
Androidスマホは10機種程度が揃っています▼
以前はひっそりとガラケー(ケータイ)も1機種だけありました▼
ガラケーを取り扱っている格安SIM事業者はほとんどないので、UQモバイルはガラケー好きには貴重な存在です。
ちなみにUQモバイルで販売している端末はSIMフリーではなく、UQ mobileのSIMロックがかかっています。
UQモバイルの料金プランは?
UQモバイルにはいくつかのプランがあり、始めは戸惑いますが、理解できると意外とシンプルです。
基本プラン「スマホプラン」
UQモバイルの基本料金プランは「スマホプラン」です。2019年10月1日から開始された新プランで、データ容量によって「S、M、L」の3種類あります。
スマホプランS | スマホプランM | スマホプランL | |
---|---|---|---|
データ通信容量 | 3GB | 9GB | 14GB |
月額料金 | 1,980円 | 2,980円 | 3,980円 |
多くの格安SIM事業者は1GB単位等の細切れにプランが分かれてたり、申込時にどれにすべきか迷うことも多いです。一方でUQモバイルの基本料金プランはこの3種類のみなので、プラン選択で頭を悩ませることはないでしょう。データ容量を選べば良いだけです。
毎月プラン以上のデータを使い、速度制限がかかったとしても、UQ モバイルではデータ通信容量を追加購入(データチャージ)できます。「200円/100MB」「500円/500MB」が選べますが、「200円/100MB」は割高なので実質「500円/500MB」の一択になると思います。
格安SIM事業者は「300円/100MB」という所も多いので、UQモバイルのデータ追加料金はかなり安い方です。
データ通信専用「データ高速プラン」
電話はいらないという方向けの「データ高速プラン」というのもあります。音声通話はできませんが、データ通信+SMSが可能です。
月額料金 | 最大通信速度 | 高速データ容量 | |
---|---|---|---|
データ高速プラン | 980円 | 225Mbps | 3GB |
「データ高速プラン」は毎月3GBまでデータ通信ができる音声通話無しのプランです。格安SIM業界の言葉で言うと「データ通信+SMS機能付きSIM」になります。3GBを超えると速度制限がかかり、200kbpsの低速通信になります。
通話機能はいらない方、とりあえずUQモバイルの速度を試してみたい方にはオススメです。
また、「データ高速プラン」は3GBで980円なので、先ほどの「スマホプラン」でデータ容量を追加「500円/500MB」するよりも約3倍お得(割安)です。もちろんSIMカードを取り換える手間や、その間は電話はできないというデメリットはあります。
最大通信速度が500kbpsの「データ無制限プラン」
月額料金 | 最大通信速度 | 高速データ通信容量 | |
---|---|---|---|
データ無制限プラン | 1,980円 | 500kbps | – |
「データ無制限プラン」は高速データ通信ができないプランです。音声通話もできませんが、中低速のデータ通信+SMSが可能です。
最大速度は500kbpsと中低速ですが、毎月のデータ量を気にすることなくネットを使うことができます。ただし全く通信制限が無いという訳ではなく、3日間での通信量が6GBを越えると制限がかかり、最大通信速度が200kbpsになります。
500kbpsってどれくらいなの?と疑問の方は多いと思いますが、ある程度は使えます。容量の大きい画像データなど送受信しない限りメールやチャットやLINEは問題ないですし、HPの閲覧は充分に利用することができます。ただし、高画質の動画視聴や、高画質の画像をSNSにアップする等は、ストレスがあって耐えられないでしょう。
実は「データ無制限プラン」でもデータチャージはできます。普段は500kbpsで我慢し、どうしてもという時だけデータチャージするという使い方も可能ですね。
WiMAXとセットでお得な「ウルトラギガMAX」
ウルトラギガMAXは、UQモバイルとUQ WiMAXがセットになったプランです。
UQ WiMAXとは、UQコミュニケーションズが提供するモバイルルーターサービスです。
UQモバイルの「スマホプラン」とUQ WiMAXをセットで使うと、毎月500円の割引「ギガMAX月割」が適用されます。
なので、「ウルトラギガMAX」は「プラン」というよりは、スマホとモバイルルーターの「セット割」というイメージですね。
モバイルルーターも契約しようかちょうど検討していたという方にはオススメです。「ウルトラギガMAX」の詳細はこちらをご覧ください。
【電話】UQモバイルの通話料金と3つの通話オプション
UQモバイルの国内通話の基本料金は「20円/30秒」です。電話が多いという方は、以下3つの通話オプションも検討しましょう。
月額料金 | 効果 | |
---|---|---|
かけ放題(24時間いつでも) | 1,700円 | |
かけ放題(10分/回) | 700円 | 最初の10分間が無料(何回でも) |
通話パック(60分/月) | 500円 | 60分(2,400円)分の無料通話 |
とにかく電話をたくさんするという方は「かけ放題(24時間いつでも)」がオススメです。通話料を気にすることなく、何分でも何回でも通話料無料で電話し放題です。
080や090の電話番号が使える&IP回線じゃない普通の電話回線の完全かけ放題オプションがある格安SIM事業者はほぼ無いので、電話をよくするという方にとって、UQモバイル × かけ放題(24時間いつでも)のコラボは最良の選択肢です。
長電話はしないけど10分以内の短い電話は結構多いという方は、「かけ放題(10分/回)」を検討しましょう。10分以内の通話であれば何回でも無料です。
毎月25回以上電話する、または毎月13分以上電話する場合は「通話パック(60分/月)」に入った方がお得です。
LINE等の無料通話が多い現代、もし申込時にどれにすべきか迷って決められない場合は、とりあえず通話オプション無しでいいと思います。数カ月くらい自分の通話の使用状況を見て、後から自分に合ったオプションを付ければ良いと思います。
UQモバイルへ申し込みから到着・ネットに繋がるまで
ここからは、私がUQモバイルに申し込みをしてから、到着→初期設定→利用できるまでの実際の流れを紹介します。
今回の申込内容は「新規契約」「SIMカードのみ」です。「乗り換え」や「SIM+端末セット」の場合は手続きが多少違うかもしれませんが、大きな流れは把握できると思います。
UQ mobile オンラインショップでの申し込み手続きの流れ
UQ mobile オンラインショップにアクセスし、「端末とSIMのセット」「SIMのみ」どちらかを選択しタップ▼
「お申込み」をタップ▼
「契約方法」を「新規契約」「のりかえ(MNP)」から選択▼
「料金プラン」を選択▼
※データプランは「+」に隠れています。
「通話オプション」を選択▼
「ギガMAX月割」の有無を選択▼
※ギガMAX月割とはモバイルルーター「UQ WiMAX」とのセット割引。UQ WiMAXにも申し込みたい方は「申し込む」を選択
「オプションサービス」を選択▼
年齢確認▼
「契約先」を選択▼
「料金明細」を確認▼
注意事項等を確認し、「ご購入手続きへ」をタップ▼
約款、利用規約、重要事項説明を確認しチェック▼
au IDの申込の有無を選択▼
※au IDを申し込むと「auかんたん決済」を利用できます。「auかんたん決済」を利用しないのであれば特に必要無し。
(au IDを申し込んだ場合は、月額499円の「auスマートパスプレミアム」を申し込むかを選択)▼
au IDを申し込まない場合は、「auスマートパスプレミアム」は自動的に「申し込まない」になります▼
「お知らせ情報の配信」の有無を選択し、「お客様情報入力に進む」をタップ▼
「名前」「性別」「生年月日」を入力▼
「住所」「電話番号」「メールアドレス」を入力▼
「職業」を「学生」「会社員」「自営業」「専業主婦」「パート」「無職」「その他」から選択▼
(「会社員」の場合は「勤務先名」「勤務先電話番号」を入力)▼
「(ネットワーク)暗証番号」を入力▼
利用者が「本人」か「本人以外」かを選択し、本人の場合は「ご請求先情報入力に進む」をタップ▼
(本人以外の場合は、契約者との関係や名前等を入力)▼
お支払方法を「クレジットカード」「口座振替(銀行)」「自動振込(郵便局)」から選択▼
支払情報(今回はクレジットカード情報)を入力▼
「請求先」と「契約書面の交付方法」を選択し、「入力内容確認に進む」をタップ▼
入力内容を確認したら、最終確認をし「上記の記載内容を理解した」にチェックし、「登録を完了する」をタップ▼
申し込み(仮受付)が完了。受付番号が発行されます▼
続いて、本人確認書類をするために「アップロード手続きへ」をタップ▼
本人確認
「本人確認書類」を選択し、画像をアップロード▼
※「本人確認書類」は「運転免許証」「日本国パスポート」「マイナンバーカード」「身体障がい者手帳」「療育手帳」「障がい者保健福祉手帳」「在留カード」「特別永住者証明書」「健康保険証」「その他」から選べます。
「本人確認番号」を入力▼
「契約者の住所と確認書類の住所が異なる」または「確認書類で健康保険証を選んだ」場合は「いずれかにあてはまる」を選択▼
(↑で「いずれかにあてはまる」を選んだ場合は「補助書類」として追加書類を選択し、アップロード)▼
※「補助書類」は「公共料金領収書」「住民票」「届出避難場所証明書」「行政機関発行の領収書」「その他」から得れべます。
利用者の本人確認(さっきは”契約者”の本人確認)▼
※契約者と利用者が同じでも全く同じ書類をアップロード&情報を入力しなきゃいけない。なんて二度手間。。。
「登録を完了する」をタップ▼
申込完了!▼
すぐに「新規お申し込み受付完了のご案内」というメールが届きました▼
申し込みの翌々日にSIMカードが届く
申込の翌日に「UQ mobile配送手配完了のご案内」というメールが届きました▼
そして、申し込みの2日後の昼に、佐川急便でUQ mobileからSIMカードが届きました▼
※ちなにみ郵便ポストへの投函ではなく、部屋まで届けてくれました。
中を開けて見ると、ピンクの封筒と「UQ mobile はじめてガイド」というガイドブックが入っています▼
ピンクの封筒の中には「納品書」と「SIMカード」が入っていました。納品書▼
SIMカード▼
SIMカードをスマホに挿して、インターネットへ接続!
SIMカードを取り出します▼
今回はiPhoneXS(SIMフリー)のSIMトレイを取り出してSIMカードを装着し、iPhoneに挿し込みます▼
プロファイルのインストール等は特にしていないのに、自動でネットワーク設定されている?
試しに、当サイト「XERA」にアクセスしてみると、、、繋がりました!▼
大好きなスピードテストしてみます。下り:58.4Mbps!速いですね。▼
別のサイトでスピードテスト(Google)。またまた50Mbps台。夜中とはいえ速度はかなり良好です。▼
ちなみにiPhoneX(SIMフリー)では特に設定せずに自動で繋がりましたが、SIMロック解除済みのiPhone6sでは自動では繋がりませんでした。構成プロファイルをインストールしたらiPhone6sでも繋がりました。
端末によって異なるようです。iPhoneが自動で繋がらなかった場合はUQモバイル公式サイトの「iOS製品の設定方法 – UQ mobile」を参考にしましょう。
Android端末の方は、以下のAPNを設定しましょう。
代表的な設定項目名 設定値 APN名、アクセスポイント名 uqmobile.jp APN、APN設定 uqmobile.jp ID、ユーザーID、ユーザー名 uq@uqmobile.jp Password、パスワード uq 認証タイプ、PPP認証タイプ、暗号タイプ CHAP APNプロトコル IPv4v6、IPv4/IPv6 APNタイプ default,mms,supl,hipri,dun
その他のメールの設定やLINEの引継ぎ等に関しては、「UQ mobile はじめてガイド」で詳しく解説されていますよ▼
my UQ mobileにログインしてみよう
申込翌日に来たメール「UQ mobile配送手配完了のご案内」と同時に、実は「新規お申し込み手続き完了のご案内」というメールも来ていました▼
※以下、今回はPCから手続しましたが、スマホからでももちろん可能です。
メールに書かれているURLリンクをクリックしましょう。my UQ mobile ID:メールに書かれている「受付番号」、パスワード:申し込み時に設定した4桁の暗証番号を入力して、「ログインする」をタップ▼
申込時に設定した「暗証番号」を再度入力し、新たに「my UQ mobile ID」「パスワード」を自分で設定し、約款・規約に同意し、「次へ」をクリック▼
新規IDを確認し、「登録を完了する」をクリック▼
ログインできました!▼
「新規ID登録完了のご案内」というメールが届きます。▼
これでmy UQ mobileの登録・設定は完了です。
以上が申込~利用までの大まかな流れになります。今回は申し込みの翌々日にSIMカードが届きました。申込は早朝だったのでこれが最短なんだと思います。
現在、オンライン申込でキャッシュバックキャンペーン中(2020年3月13日~終了日未定)
UQ モバイル
UQモバイルの割引キャンペーン
UQモバイルは以下のような割引やキャンペーンを行っています。
- UQモバイルの主な割引・キャンペーン
-
- 【キャッシュバック】オンライン申込で新規契約で3,000円、乗換で10,000円キャッシュバック(終了日未定)
- 【家族割】家族で使うと2回線目以降が500円割引
- 【学割】学生は月額料金が(S/M):6カ月1,000円、(L):13か月間1,500円割引
- 【ギガMAX月割】WiMAXとUQ mobileのセットで毎月500円割引
- 【データ増量キャンペーン】スマホプランS:+1GB、スマホプランM/L:+3GB(13ヶ月間)
UQモバイルの割引やキャンペーンは非常に多いので別記事で詳しくまとめています。
UQモバイルの通信速度は速い?遅い?
UQモバイルの通信速度は速いって評判だけど本当なの?と怪訝な表情を浮かべている方は多いと思います。格安SIM選びで通信速度は最重要要素のひとつですよね。
一言で言うと、UQモバイルの速度はauと変わりません。速いですし、通信エリアも一緒です。
理由は当たり前で、UQモバイルとauは使っている回線が同じだからです。UQモバイルはKDDI系列なので、特にUQモバイルに通信制限はかけてはいません。
au回線を利用している他の格安SIMは、auから回線の”一部”を借りているだけなので、UQモバイルよりも速度は遅いですし、朝・昼・夕方の速度は急激に低下します。
UQモバイルに関しては、格安SIMのように速度を気にする必要は全くありません。朝・昼・夕方でも速度が遅くなることもありません。
当サイト「XERA」ではSIMWというサービス名で大手キャリア・サブブランド・格安SIMの通信速度をリアルタイムで計測しています。以下のようにUQモバイルとauの通信速度はほとんど一緒です。
また、みんなで通信速度を計測・共有するサービス「みんそく」のデータを見てみても、UQモバイルの速度はauに引けを取っていません。
測定回数 | 下り速度 | 上り速度 | |
---|---|---|---|
UQ モバイル | 995件 | 39.4Mbps | 7.02Mbps |
au | 1329件 | 51.08Mbps | 7.96Mbps |
※2020年3月19日から過去3カ月のデータ
ただし、データを使い切り、低速モードになれば速度は低下します。UQモバイルのスマホプランの低速通信時の速度は300kbpsです。300kbpsは低速通信時の速度としては速い方です。
【店舗】180店舗以上の直営店「UQスポット」含め全国2,700以上の取扱店
多くの格安SIMは実店舗が無いため、ネットで契約してから実際に使えるまで数日かかる場合も多いです。聞きたいことがあっても電話やチャット等でしか聞けません。
UQモバイルには全国に180店舗以上ある直営店の「UQスポット」に加え、家電量品店・スーパー・携帯ショップなど全国2,700店舗以上の取扱店があります。即日開通できる店舗もあります。
大手キャリアからUQモバイルに乗り換えるのが不安という方でも、分からないことをUQ mobileのスタッフに直接聞いたり、気になっている端末を直接触れるので、きちんと納得した上で契約できます。
店舗で契約したいという方は「UQ モバイル販売店舗一覧」から、近くに店舗があるかどうか確認してみましょう。
専用アプリ「UQ mobileポータル」でできることは?
専用アプリ「UQ mobileポータル」を使えば、以下の事ができます。
- UQ mobileポータルの機能
-
- データ容量の残量の確認
- データチャージ
- ターボ機能:「高速モード」と「節約モード」の切り替え
これらはアプリを使わなくてもマイページ(my UQ mobile)からもできますが、アプリからの方が簡単で便利ですよ。
アプリからデータ残量の確認や、データチャージ(追加購入)が簡単に行えます▼
「ターボ機能」とは「ON(高速モード)」「OFF(節約モード)」を切り変えられる機能のことです▼
ターボ機能をOFFにした「節約モード」にすると、300kbpsの低速通信になりますが、いくら使ってもデータ容量を消費しません▼
節約モードで動画などを見るのは難しいですが、webサイトの閲覧・SNS・LINEは問題なく使用できます。ターボ機能をうまく切り替えることで、月々の通信データ容量をコントロールすることができますよ。
UQ mobileのデメリットや注意点
これまで主にUQモバイルの魅力を中心に紹介してきました。中には、「auと同じ通信速度で料金はauより安いUQモバイルは最高じゃん。本当なの?」と思われた方もいると思います。もちろんUQモバイルにもデメリットや注意点があります。契約前にしっかりと確認しましょう。
最新のiPhoneを取り扱っていない
UQ モバイルがau等の大手キャリアに対して最も劣っている点は、最新のiPhoneが使えない点です。
冒頭でUQモバイルが取り扱っている端末を紹介しました。iPhoneに関しては、UQモバイルでは2020年3月現在「iPhone 7」しか利用できません。
iPhone 7が発売されたのは2016年9月なので、3年半以上前の機種になります。その後2017年には「iPhone 8 / 8 plus」「iPhone X」、2018年には「iPhone XR」「iPhone XS / XS MAX」、2019年には「iPhone 11 / 11 Pro」が発売されています。
なので現在UQモバイルが対応している「iPhone 7」は、4世代前のiPhoneということになります。
大手キャリアであれば最新のiPhoneが発売されると同時に、取り扱いが開始されます。さらに大手キャリアの場合、(月額料金は高いですが)iPhoneの端末割引は大きいですよね。
UQ モバイルで最新のiPhoneを使うとしたら、Appleから直接SIMフリー端末を買う必要がありますが、定価だと非常に高いです。もちろん月額料金はUQモバイルの方が大手キャリアよりも安いですが、端末代が高い分、そこまで大きな料金的な恩恵は受けれないのです。(それでも2年間の総額は安くなります。)
なので、最新のiPhoneを使いながら劇的に通信料金を下げられると思っていた方には、少し残念なお知らせです。
3G回線が使えない
UQモバイルはauの回線を借りてサービスを提供しています。しかし、データ通信で利用できる電波は4G/LTEのみ。広く使われている電波である3Gの電波には対応していません。そのため、4G/LTEの電波が届いていない地域では、圏外になる可能性があります。
ドコモの回線を借りている格安SIMは4G/LTEと3Gの電波の両方を使えるため、この点はドコモ系格安SIMに少し劣っている点です。ただ今の時代はほとんど気にしなくて良いレベルだとは思います。
UQモバイルがオススメの人
個人的にはUQモバイルは携帯ブランドTOP3に入ると思っているので、基本的には多くの人にオススメだと思っていますが、以下の人には特にオススメです。
大手キャリアユーザーで通信費を安くしたい方
大手キャリアからUQモバイルに乗り換えれば、ほとんどの場合は月額料金が安くなります。通信速度もほとんど変わりません。
現auユーザーなら、お使いのスマホをそのまま持ち込してもUQモバイルのSIMカードを挿せばそのまま使えます。
ドコモ、ソフトバンクユーザーでもSIMロック解除すれば、UQ モバイルを使えるようになります。SIMロック解除はWEB上から無料でできるので、現auユーザーに限らず、ドコモ・ソフトバンクユーザーでも通信費を安くしたいならUQ モバイルはオススメです。
さらに電話をたくさんするという方にはさらにオススメです。無制限かけ放題がある格安SIMはほとんど存在しないからです。
格安SIMユーザーで通信速度に不満がある方
格安SIMだと基本的に、回線が混み合う時間帯は通信速度が極端に遅くなります。UQモバイルはauのサブブランドなので、一日中安定した通信速度でストレスなくネットを楽しむことができます。
多くの格安SIMよりは月額料金は少し高いですが、格安SIMの混雑時の速度低下や通信環境に不満がある方は、UQモバイルに乗り換ればストレスがなくなると思います。
WiMAXを使っている人・検討している人
料金プランの「ウルトラギガMAX」のところで、UQ WiMAXと UQ mobileを同時に使えば、毎月500円の割引「ギガMAX月割」が適用されると解説しました。
実はモバイルWiFiサービス「WiMAX」は、本家UQ以外にもプロバイダ(販売代理店)経由でも契約できます。一部のプロバイダは「ギガMAX月割」に対応しており、割引は適用されます。詳細はこちら。
なので、現在WiMAXを使っている人・検討している人は、スマホを UQ mobileに乗り換えれば、通常よりも500円安くUQ mobileを利用できるようになるのでオススメです。
UQモバイルの解約金や解約時の注意点
2019年10月1日以降にUQ mobileを契約した方は、最低利用期間(縛り)が無いため、いつ解約しても解約金は発生しません。
ただし、他社へMNP転出する場合はMNP転出手数料3,000円がかかります。また、端末を分割購入した方は残債を支払う必要があります。
UQモバイルはオンライン(my UQ mobile)からは解約できません。電話で解約する必要があります。
UQモバイルの解約方法や解約時の注意点の詳細はこちらをご覧ください。
まとめ:通信速度と料金のバランスが取れた優秀な格安SIM・格安スマホ
UQモバイルはauとの関係が強い「サブブランド」ということで、500種類以上ある格安SIMの中でもトップクラスの通信速度と安定性を誇っています。
個人的には、UQ モバイルはオススメ度トップ3に入るモバイルブランドだと思っています。速度と料金のバランスが良いサービスです。
通信費を下げたい大手キャリアユーザー、速度に不満がある格安SIMユーザー、WiMAXユーザーにはUQモバイルは特にオススメですよ。
現在、オンライン申込でキャッシュバックキャンペーン中(2020年3月13日~終了日未定)
UQ モバイル