WiMAXのモバイルWi-Fiルーターは、無制限でデータ通信ができます。このWiMAXのモバイルWi-Fiルーターを15日間無料でお試しできる「Try WiMAX(トライワイマックス)」というサービスがあります。
私は25歳の女性なのですが、YouTubeやTVerやInstagramをよく使うので、普通の人より通信量が多め。だから、通信量を気にせずにデータ通信できるWiMAXに興味があって、Try WiMAXを体験することにしました。
実際に使ってみないと分からないWiMAXの「使い心地」や「通信速度」をお伝えしていきますね。
Try WiMAXを申し込みする前にチェックしたいこと
Try WiMAXをいきなり申し込みする前に、以下の3つのことをチェックしましょう。
- ①サービスエリアの範囲
- ②クレジットカードの準備
- ③レンタルしたい端末の在庫状況
ちなみに、Try WiMAXを申し込みできるのは、20歳以上の人です。
①サービスエリアの範囲
Try WiMAXを申し込む前に、自宅や職場などWiMAXを使う予定のエリアが、WiMAXのサービスエリア内かチェックしましょう。サービスエリアは公式サイトのサービスエリアマップから調べることができます。
ピンクになっているところが、WiMAXのサービスエリアです。東京などの関東圏はほぼサービスエリアになっていますね▼
しかし、地方ではサービスエリア外のエリアが結構あります▼
②クレジットカードの準備
Try WiMAXの申し込み時には、クレジットカード情報の登録が求められます。これは、端末に破損・盗難・紛失などのトラブルがあった時に違約金を請求するためです。
基本的には、クレジットカードがないとTry WiMAXに申し込みできません。一応、デビットカードでも申し込みできますが、書面での申し込みになるので書類を記入したり、郵送したりと手続きが複雑になっちゃいます。
③レンタルしたい端末の在庫状況
Try WiMAXでは、複数の端末を貸し出しています。自分が使いたい端末の在庫状況を確認して、レンタルしましょう。
端末の在庫状況は貸出機器の在庫状況ページから確認できます。私はWX03が希望だったんですが在庫切れだったので、お隣のW04にしました。
Try WiMAXの申し込みの流れ9ステップ
Try WiMAXの申し込みの流れを説明しますね。申し込みは簡単なので、10~15分くらいで終わります。
①公式サイトにアクセスして、[Try WiMAXのお申込み]をクリック▼
②利用規約と重要説明事項をチェックして、[同意する]を選択し[次へ]をクリックします▼
③仮契約に必要な情報を入力して、終わったら[仮登録]をクリック▼
仮登録のためには、次のどちらかの組み合わせを入力する必要があります。
- 組み合わせ①携帯電話以外のメールアドレス+携帯電話のメールアドレス
- 組み合わせ②携帯電話以外のメールアドレス+携帯電話の番号
つまり携帯電話を持っていない人はオンラインでは申し込みできません。ただし、携帯電話を持っていなくても書類での申し込みはできます。
④SMSで「Try WiMAXの開通コード」が送られてきます。同時にメールでも「レンタル仮登録完了の通知」が送られてきます▼
⑤「レンタル仮登録完了の通知」の下の[認証URL]をクリックして本登録に進みます▼
⑥開通コード入力画面になるので、先ほどSMSで届いた[開通コード]を入力▼
⑦「Try WiMAXレンタルお申込情報入力」の画面になるので、レンタルしたい端末や個人情報を入力し[確認する]をクリック▼
⑧入力内容に修正がなければ、[登録]をクリック▼
⑨「Try WiMAXレンタル 本申込登録完了」のメールが届いたら、手続き完了です!▼
お疲れ様でした。あとは、端末が届くのを待つだけです。ちなみに、Try WiMAXは送料と返送料が無料なので、本当に費用がかからないです。
中身はどうなっているの?開封の儀!
受け取りに時間がかかりましたが、申し込みから数日後にWiMAXの端末が届きました▼
レンタルDVDが入っていそうな袋に入っていますね。
早速、この小さい袋を開封して中身をチェック▼
中には、以下の用紙が入っていました。
- ①端末のリセット(初期化)の解説書
- ②返却時に必要なゆうパックの着払い伝票
- ③端末の使い方ガイド
端末本体と付属品はこんな感じ。
- ④端末本体
- ⑤クレードル
- ⑥充電ケーブル
- ⑦USBケーブル
端末本体だけでなく、付属品もいっぱい入っていますね。ただ、無くしたり、壊したりすると違約金が発生するので、管理が少し心配でした。
借りた端末の大きさ
借りた端末の大きさをスタバのグランデサイズと比べてみました▼
グランデサイズは、スタバで2番目に大きいサイズです。縦の大きさはスタバのグランデサイズより少し小さいくらいのサイズですね。
大きさが伝わりにくいと思うので、いつもカバンに入れているものと比べてみました▼
私が持っているモバイルバッテリー(一番右)よりは大きくて、iPhon6(左から2番目)よりは小さいぐらいでした。緑色が派手で目立ちます。
1週間持ち歩いてみましたが、本体だけなら普段カバンを持つ人は問題なく持ち運べる大きさでした。ただ、本体に少し厚さがあるので、手ぶらの時はポケットでかさばって邪魔。あと、色合いがやや変わった緑色なので、持ち歩くのが少し恥ずかしかったです。
長く使う日は充電器も持ち歩きたかったので、Try WiMAXの期間中は毎日少し大きめのカバンで過ごすことが多かったです。ただ、持ち歩くものが増えて不便でした。
Try WiMAXのお試し中に確認しておきたい3つのポイント
ここでは、お試し期間中にすべき確認事項をまとめてみました。
- ①通信速度や電波状況
- ②端末のバッテリー持ち
- ③レンタル期間は発送と返送を含めた15日間
①通信速度や電波状況
モバイルWi-Fiルーターは、利用するエリアや時間帯・天気によって通信速度や電波状況が変わります。普段の生活で自分が使うエリアと時間帯で問題なく使えるか試してみましょう。
私の場合は、意外な場所で使えなかったので、確認しておいて良かったです。どこで使えなかったかは、後の章でお伝えしますね。
②端末のバッテリー持ち
端末のバッテリーが自分の使い方でどのぐらい持つかチェックしておきましょう。同じ端末でも、使用時間だったり、繋げる機器の数でバッテリーの持ちが変わります。
ちなみに私がレンタルしたW04は、連続通信時間が約10時間と書いてあります。移動中に動画を視聴したり、SNSをチェックして、使っていない時は、電源をOFFにするという使い方をしていました。この使い方では12・13時間は持ったため、バッテリーの持ちが悪いと感じることはなかったです。
③レンタル期間は発送と返送を含めた15日間
Try WiMAXのレンタル中に注意しておきたいのが、レンタル期間です。Try WiMAXのお試しレンタル期間は15日間。でも、この15日間というのは、WiMAXの端末が発送されてから、返却が完了するまで間です。なので、発送と返送の時間を除いた9~10日間くらいが、WiMAXを使える期間になります。
端末の受け取りができないと使える期間が短くなってしまうので注意して下さいね。私は、不在が続いて端末の受け取りに時間がかかってしまったので、実際に使えたのは7日ぐらい。
レンタル期間を過ぎると20,000円以上の違約金が発生する可能性があるので、レンタル期間には注意しておきましょう。ちなみに精密機械のためか宅配BOXは利用できません。申し込みした本人でなくても、家族が代理で受け取ることはできます。
実際にWiMAXの端末を使ってみた
WiMAXの端末がどこまで快適に使えるか試してみました。
WiMAXでスマホ
WiMAXでスマホをどこまで使えるのか?私がスマホでよく利用する下記のアプリで、実験してみました。
- ①YouTube・Tver
- ②Instagram
- ③LINE
- ④Googleマップ
①YouTube・Tver
レンタル期間中は、YouTubeやTVerを高画質で思う存分観まくりました。ある程度の通信速度が必要な動画視聴もスムーズに問題なく観られました。
②Instagram
よく使うInstagramで、1度に10枚の画像を投稿してみました。「10枚の画像ってかなりの容量だから投稿まで、時間がかかるかな?」と思っていたのですが、15秒もかからず、10枚とも投稿完了。通信速度の速さを感じました。
③LINE
LINEのトークや画像送信もよく使うので、快適に送受信できるか心配でした。しかし、こちらも問題なくサクサク使えました。
④Googleマップ
Googleマップは通信速度が遅い時は、地図の表示が遅くてイライラしちゃいます。でも、WiMAXを使った時は、地図の表示がスピーディーで満足。
WiMAXでパソコン
WiMAXはスマホ以外にも、パソコンやタブレットでも使えます。今回は東新宿のカフェで、パソコンをWiMAXに繋いで実力を試してみました。私が試したのは、次の3つです。
- ①YouTube・TVer
- ②ブログ
①YouTube・TVer
パソコンでも、YouTubeとTVerを使ってみましたが、画質を高画質に設定しても綺麗に映り動画の再生もスムーズ。特にTVerは、通信速度が速ければ、画質がとても綺麗なので、見始めると時間を忘れてしまうくらい視聴しちゃいました。
②ブログ
私は、芸能人がやっているブログをよくチェックします。高画質な写真が多いブログでも一瞬で表示してくれました。
WiMAXはスマホでもパソコンでも通信速度が速くて快適でした。
使えないエリアもある
快適に使えたWiMAXですが、中には通信ができない場所もありました。
地下・地下鉄など電波が通りにくいエリアは使えない
地下・地下鉄でWiMAXを利用してみましたが、ここでは全く電波を拾わず通信が途絶えてしまいました▼
自宅でも場所によっては繋がらない
WiMAXは、自宅の2階では問題なく使えましたが、1階のリビングでは全く繋ながりませんでした▼
地下でもないのに、自宅の1階で繋がらないのは不便でした。※私の家は決して豪邸ではありません。家の場所によって、通信状況が変わるのはすごく残念。個人的に一番改善して欲しいポイントです。
WiMAXの通信速度はどれくらい?通信制限は?
せっかくなので、WiMAXの通信速度がどのくらいなのか調べてみました。あと、いつも使っている自宅の光回線(auひかり)やソフトバンクの4G/LTEの通信速度とも比べました。
- ①WiMAXの通信速度
- ②自宅の光回線(auひかり)の通信速度
- ③ソフトバンク4G/LTEの通信速度
- 通信制限の条件は?
自宅では、WiMAXは2階でしか繋がらないので、自宅の2階で計測しました。
WiMAXの通信速度をau光・ソフトバンク携帯と比較
WiMAXの通信速度はどの程度なのでしょうか?光回線「au光」と携帯回線「ソフトバンク」と比較してみました。
①WiMAXの通信速度
自宅の2階で測ったWiMAXの通信速度は以下の通り▼
「上りの速度」は速くありませんが、「下りの速度」は速いですね。もう少し速度が遅くても良いので、1階でも使えるようになって欲しいです。
②自宅の光回線(auひかり)の通信速度
自宅の光回線(auひかり)の通信速度は以下の通り▼
光回線はWiMAXより「下りの速度」結果になりました。auひかりの混み合っていた時間だったのかもしれませんが、WiMAXの方が光回線より速かったのには驚きました。
③ソフトバンク4G/LTEの通信速度
もともと使っていたソフトバンクの通信速度▼
ソフトバンクの「上りの速度」はWiMAXより速いですが、「下りの速度」はWiMAXの方が速かったです。
Try WiMAXの通信制限の条件は3日で10GB
ちなみに、Try WiMAXの通信制限の条件はWiMAXと同じで、直近3日間で10GB以上利用した場合に、速度制限がかかり翌日の18時~26時頃まで、通信速度が220Mbpsから1Mbpsなります。
私はこの制限についてレンタル期間中には知りませんでした。動画をたくさん観たので、どこかで3日10GBは超えているはずです。ただ、制限がかかるタイミングが時間差なので、そのタイミングではWiMAXを使わなかったのか、速度低下が気になることはありませんでした。
Try WiMAXの返却方法返却時の注意点
Try WiMAXのレンタル期間は15日です。
返却日の5日前には、UQからメールで返却期間に関するお知らせが届きます▼
この章では、Try WiMAXの返却方法について、詳しくお伝えしますね。落ち着いてやれば難しくないので、借りたものに入れ忘れがないようにしましょう。
返却の準備
①同梱の「ゆうパックの着払い伝票」の「ご依頼主」の欄を記入します▼
②Try WiMAXでレンタルしたものを箱に詰めます▼
送られて来た時と同じ入れ方をしないと箱に収まりきらないので、要注意。私は端末や充電器などを詰めるのに大苦戦。ちょっとしたパズルでした。
③最後に届いた時の袋に戻して準備は完了です▼
あとは3種類の返却方法のいずれかで、返却しましょう。
返却方法は3種類
返却方法は3種類あるので、好きなものを選択して返却して下さいね。
- ①窓口への持ち込み
- ②WEBでの集荷依頼
- ③電話での集荷依頼
①窓口への持ち込み
全国のゆうパック取扱店の窓口に持ち込む方法です。ゆうパック取扱店は、全国の郵便局・コンビニ(ローソン・ミニストップ・セイコマートなど)です。ただ、コンビニの中には、ゆうパックを取り扱ってない店舗があるので注意して下さい。
ちなみに、私はローソンで返却。「着払いでお願いします」と渡すだけだったので、簡単でした。
②WEBでの集荷依頼
日本郵便株式会社のインターネット集荷申込から依頼して、集荷してもらう方法です。
サイトにアクセスして、[今すぐ集荷依頼をする]から手続きをして下さい▼
また、途中の画面で出てくる以下の項目は、次のように入力して下さい。
- 商品⇒[着払いゆうパック]
- 梱包資材(有料)・個数 ⇒[不要]
あとは、集荷の人が来てくれるので、Try WiMAXのセットを渡せばOK。
③電話での集荷依頼
日本郵便株式会社は電話でも集荷の依頼を受け付けています。集荷専用番号:0800-0800-111に電話して、担当郵便局に集荷の依頼ができます。依頼ができたら、集荷の人にTry WiMAXのセットを渡せば手続き完了。
返却が遅れると20,000円以上の違約金が発生
Try WiMAXは、レンタル期間を過ぎてしまうと違約金が発生します▼
違約金が20,000円以上と高額なので、時間の余裕を持って返却しましょう。
返却日に間に合わないのでオペレーターさんへSOS!
と言いつつ私は、公式ページに「レンタル期間15日間」と書かれていたので、「15日目に集荷に来てもらえれば大丈夫」と勘違いしていました。
「15日目には借りたものの返却が完了している必要がある」と知って、慌ててUQカスタマーサービス(:0120-929-818)に電話。
するとオペレーターさんが親切に対応してくれました。レンタル期限よりも1日遅れの返却になりましたが、幸運なことに、オペレーターの方に事前に伝えていたからか、違約金は発生しませんでした。
きちんと返却する意思があれば、多少遅れても大目に見てくれるケースもあるようですね。しかし、20,000円以上という高額な違約金が発生する可能性があるので、私のマネはせずに期限内に返却して下さいね。
91日が経てば2回目のレンタルができる
多くの無料レンタルサービスは、一度お試しすると個人情報が記録されて、2回目のレンタルができないことが多いです。ところが、Try WiMAXは一味違います。
WiMAXの公式サイトには、レンタルできる方は「過去90日間以内にTry WiMAXのご利用履歴がない方」と記載されています▼
なので、Try WiMAXを利用すると90日間はレンタルできなくなります。でも、90日間が過ぎれば、2回目のレンタルができます。すぐ借りたいという場合、同じ住所でも借りる人の名義が異なればレンタルサービスを利用できるので、家族にレンタルを頼んでも良いでしょう。
引越しをした後に光回線が開通するまで使ったり、出張でパソコンをたくさん使いたい時にTry WiMAXをレンタルするのも良いと思いました。
WiMAXとの相性を知れる良いサービス
Try WiMAXを体験しましたが、通信速度は速くて良かったです。私が行く先々での電波の繋がりは良く、重いデータ容量でもスムーズに使えたので基本的には満足。ただ、できれば地下や室内での通信状況を改善してもらえたらなと思いました。
端末の性能は良かったのですが、端末の見た目はあまり好きじゃなかったです。大きさがコンパクトではなく色も変わった緑色だったので、持ち歩くのに不便で恥ずかしかったです。好みにもよりますが、人目が気になる人は色や端末の形は選べるので、違う端末の形を選んだ方が良いと思います。
私にとってWiMAXの相性は良かったので、契約を検討してみようと思いました。WiMAXを検討している方は、一度Try WiMAXでレンタルをして、自分との相性を確認してみてはいかがでしょうか?