アレクサンダー・グラハム・ベルが電話を発明してから約140年、格安SIMユーザーのみなさん、電話してますか?
LINEやFacebook等のSNSが普及し、無料でアプリ通話ができる現代、「ほとんど電話はしない」という方も増えてきたとは思いますが、まだまだ電話を使う機会は多いと思います。
- 格安SIMにもかけ放題ってあるの?どんな内容?
- かけ放題はどのMVNOが安いの?最安はどこ?
- 無制限で通話し放題の格安SIMはあるの?どこ?
- かけ放題は契約すべき?何分を選ぶべき?
という方向けに、この記事では、主要MVNO9社の「電話かけ放題」「通話し放題」プランを一覧でまとめ、比較しました。
かけ放題とは?
「かけ放題」とは、電話をいくらかけても定額料金で済むオプションです。「通話し放題」や「通話定額」も同じ意味で使われています。
通話の料金体系は、話した分だけ料金がかかる従量課金が一般的ですが、携帯通話においては定額料金のかけ放題が主流になりつつあります。
格安SIMにおける「かけ放題」には、以下のような注意点・特徴があります。
格安SIMのかけ放題は「完全かけ放題」は少なく「最初の〇分無料」が一般的
大手携帯キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)だと、制限なしの「完全かけ放題」がデフォルトで、最初の5分だけ無料のかけ放題「ライト」がサブ的な位置づけです。しかし、格安SIMの場合「完全かけ放題」を提供しているMVNOは少なく「最初の〇分無料」タイプが一般的です。
例えばあるMVNOで「3分かけ放題」プランを契約したら、3分以内の通話なら月に5000回電話しても追加料金はかかりません。しかし、一回の通話が3分を超えると、超えた分は通常のように20円/30秒の従量課金が課されます。
また、大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の場合は、かけ放題が基本プランの中に含まれていることが多いです(少しづつオプションになりつつある)。それに対し、格安SIMでは、かけ放題を有料オプションとして追加する形が主流です。
「ナビダイヤル」と「国際電話」はかけ放題の対象外
ナビダイヤルと国際電話はかけ放題の対象外です。
ナビダイヤルとは「0570-」から始まる電話番号で「ナビダイヤルでお繋ぎします。この通話は20⤴秒ごとにおよそ10⤴円でご利用いただけます」という音声案内が流れる通話サービスのことです。「20⤴秒」の所で「アレナ⤴」と思った方も多いのではないでしょうか。
かけ放題を契約していても、ナビダイヤルへの通話は、音声で案内された通りの通話料金が発生します。
また、かけ放題の対象は国内通話だけなので、国際電話をかけた場合も通話料金が発生します。
「通話し放題だから安心」と思って、ナビダイヤルや国際電話で長電話をしてしまうと、我が目を疑うような請求が来るので注意しましょう。
かけ放題の通話方式は3種類
格安SIMのかけ放題の通話方式には、以下の3種類があります。それぞれ、使っている回線が異なります。
- 通常電話回線:通常の電話回線を使った方式
- プレフィックス(中継電話):独自の電話回線を経由する方式
- IP電話:データ通信の回線を使った方式
①通常電話回線
通常電話回線は、大手キャリアの電話回線を使っているため、通話品質が良いのが特徴です。デメリットは特にありませんが、かけ放題でこれを採用している格安SIMはありません。サブブランドの「ワイモバイル」と「UQモバイル」のみです。
②プレフィックス
プレフィックスタイプの場合、電話番号の前に各格安SIM事業者が公開しているプレフィックス番号(例:楽天の場合:0037-68)を入力するか、専用アプリから発信をする必要があります。相手側には「プレフィックス番号」は表示されず、普通に090~や080~の番号で着信されます。
これを忘れるとかけ放題の対象外になります。私もかつて「かけ放題だから短い通話は無料」と油断していたら、専用アプリから発信するのを忘れていて2,000円の通話料金を支払った経験があります。
一方で、プレフィックスタイプの場合、かけ放題の〇分以降の通話料金が半額(10円/30秒)になるというメリットもあります。ちなみにプレフィックスの通話料金が安くなる仕組みは以下の図の通りです。
③IP電話
IP電話は、電話回線ではなく「データ通信の回線」を利用しているので、データ通信が不安定なところでは通話が途切れたり、音声が遅れたりします。LINE通話等がこれに当たります。また110番や119番には電話できません。しかし、電話回線を使わないので「データSIM」でも契約できるというメリットもあります。電話番号は発信も受信も「050」から始まる番号になります。
各タイプのメリット・デメリットをまとめるとこんな感じです。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
電話回線 | 楽・通話品質が良い | – |
プレフィックス | かけ放題以降の通話料が半額 | 専用アプリが必要 |
IP電話 | データSIMでも契約できる | 通話品質が良くない |
格安SIM主要9社のかけ放題オプション一覧&比較
主要MVNO9社のかけ放題オプションをまとめて比較しました。
比較したブランドは以下の記事で紹介している「ワイモバイル」「UQ モバイル」「楽天モバイル」「IIJmio」「mineo」「OCN モバイル ONE」「LINEモバイル」「BIGLOBEモバイル」8社+「イオンモバイル」の計9社です。
かけ放題オプションが複数ある事業者の場合、オプションを別々に掲載しています。「月額料金」と「無料になる時間」と「通話方式」は以下の通りです。
月額料金 | 無料時間 | 通話方式 | |
---|---|---|---|
ワイモバイル | 1000円 | 完全かけ放題 | 電話回線 |
ワイモバイル | 0円 | 10分 | 電話回線 |
UQ モバイル | 1700円 | 完全かけ放題 | 電話回線 |
UQ モバイル | 700円 | 10分 | 電話回線 |
Rakuten UN-LIMIT | 0円 | 完全かけ放題 | プレフィックス? |
IIJmio | 830円 | 10分(30分) | プレフィックス |
IIJmio | 600円 | 3分(10分) | プレフィックス |
mineo | 850円 | 10分 | プレフィックス |
OCN モバイル ONE | 850円 | 10分 | プレフィックス |
LINEモバイル | 600円 | 10分 | プレフィックス |
BIGLOBEモバイル | 600円 | 3分 | プレフィックス |
BIGLOBEモバイル | 830円 | 10分 | プレフィックス |
イオンモバイル | 850円 | 10分 | プレフィックス |
イオンモバイル | 1,500円 | 300分 | IP電話 |
※「▲▼」で並び替えられます
楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT」 は、かけ放題が最初から基本プラン料金に含まれているので、オプションの月額料金は発生しません。
IIJmioは同一契約者名義のSIM同士の通話のみ、無料になる時間が()内の時間に延長されます。家族間で通話する際などに使えます。
主要な格安SIM事業者は全社、通話し放題オプションを提供していることが分かりますね。
【参考】通話パックがある主要格安SIM一覧
「○分かけ放題」以外にも「通話パック」と呼ばれる通話オプションを提供している事業者もあります。
「通話パック」とは「毎月”合計”○分までの通話が無料」というタイプのオプションです。
月額料金 | 無料時間 | 通話方式 | |
---|---|---|---|
UQモバイル | 500円 | 60分 | 電話回線 |
mineo | 840円 | 30分 | 電話回線 |
mineo | 1680円 | 60分 | 電話回線 |
BIGLOBEモバイル | 600円 | 6分 | プレフィックス |
BIGLOBEモバイル | 830円 | 90分 | プレフィックス |
UQモバイルは通話パックでも普通の電話回線を使えます。
mineoの通話パックは、アプリが必要なプレフィックスではなく普通の電話ですが、かなり高めですね。mineoは「10分かけ放題」も含めると3つの通話オプションがあることになります。mineoの詳細はこちら。
BIGLOBEモバイルの通話パックはアプリが必要なプレフィックス通話です。BIGLOBEモバイルは「3分かけ放題」「10分かけ放題」を含めると4つの通話オプションがあることになります。BIGLOBEモバイルの詳細はこちら。
かけ放題オプションの時間別料金比較
かけ放題の無料時間が長い順に、格安SIMブランド紹介&料金比較をしていきます。
「時間無制限」の「完全かけ放題」がある格安SIM→4ブランド
大手キャリアと同じタイプの時間無制限の「完全かけ放題」を見てみましょう。「完全かけ放題」なら何時間電話をしても、通話料金は発生しません。長電話が多い・時間を気にせずに電話をしたいという人向けです。
無制限のかけ放題を提供しているのは、サブブランドの「ワイモバイル」「UQ モバイル」とMVNOのイオンモバイル、そしてもはやキャリア?楽天モバイルの4社です。
- 「時間無制限」の「完全かけ放題」を提供している格安SIMと料金
-
- ワイモバイル:1,000円【電話回線】
- UQ モバイル:1,700円【電話回線】
- イオンモバイル:1,500円【IP電話】
- 楽天モバイル Rakuten UN-LIMIT:0円【プレフィックス?】
サブブランドの「ワイモバイル」と「UQ モバイル」は大手キャリアと同じように、完全かけ放題が使えます。毎月の料金を節約しようと大手キャリアからの乗り換えを考えている人の中で、電話が多いという方は、もうこの2択と考えて良いと思います。
先ほどの表では、かけ放題オプション料金を「ワイモバイル:1000円」「UQモバイル:1700円」と書きましたが、基本料金はUQモバイルの方が700円安いので、実質は同額です。「ワイモバイル」と「UQモバイル」は完全なライバル関係にあるので、料金体系も完全に一緒なのです。携帯会社あるあるですね。
楽天モバイルはもはやMVNOではありませんが、新プランの「Rakuten UN-LIMIT」はオプション料金無料(基本料金に含まれる)で完全かけ放題です。ただし、ワイモバイルやUQモバイルのように普通の電話ではなく、アプリ「Rakuten Link」を使う必要があります。
イオンモバイルは「24時間、国内どこでもかけ放題」と宣伝していますが、よくよくホームページを見ると小さな文字で、300分で一旦通話が切断される旨が書かれています▼
※不正利用防止のため、連続通話300分で強制的に通話を一旦終了します
格安スマホ通話定額050かけ放題|イオンモバイル
そのため、イオンモバイルは厳密には無制限のかけ放題ではなく、実際は300分間のかけ放題といえます。また、IP電話なので、かけ放題で使える電話番号は必ず「050」番号になります。「080や090でかけ放題を使いたい」という人には不向きですね。
10分かけ放題 → 9ブランド
電話のかけ始めから10分間の通話料金が無料になるかけ放題を提供しているブランドです。「無料になる時間が3分じゃ短い」という方にオススメです。
- 10分のかけ放題を提供している格安SIMと料金
-
- ワイモバイル:0円【電話回線】
- UQモバイル:700円【電話回線】
- LINEモバイル:600円【プレフィックス】
- BIGLOBEモバイル:830円【プレフィックス】
- IIJmio:830円【プレフィックス】
- mineo:850円【プレフィックス】
- OCN モバイル ONE:850円【プレフィックス】
- イオンモバイル:850円【プレフィックス】
サブブランドを除くと、10分かけ放題で一番安いのはLINEモバイルのようです。LINEモバイルの詳細はこちら。
以前は多くの格安SIM事業者が「5分間通話し放題」を提供していました。しかし、各社が競うように、月額料金はそののままで無料になる時間を10分間に延長したため、現在は5分間かけ放題を提供しているブランドは主要ブランドの中には無くなりました。
ちなみに私は昔、友達と長く喋りたい時は、9分間話したら1回電話を切ってかけ直しのループを繰り返し、電話代を節約していた時がありました。
3分かけ放題 → 2ブランド
3分間のかけ放題を提供しているのは、以下の2ブランドです。
- 3分のかけ放題を提供している格安SIMと料金
-
- IIJmio:600円【プレフィックス】
- BIGLOBEモバイル:600円【プレフィックス】
IIJmioのかけ放題オプションは「通話定額3分」「通話定額10分」の2種類ということになります。IIJmioの詳細はこちら。
「通常電話回線の無制限完全かけ放題」対応①「Y!mobile」
Y!mobileはソフトバンクのサブブランドとしてサービスを提供しています。ワイモバイルを格安SIMに含めるかは議論の分かれる所で、正確にはMVNOではありません。
ワイモバイルは、基本料金の中に「10分間無料のかけ放題」が無料で含まれています。基本プランに月額1,000円の「スーパーだれとでも定額」というオプションを追加すれば、「時間無制限の完全かけ放題」が実現できます。
ワイモバイルのかけ放題の通話方式は「通常電話回線」です。ワイモバイルは以下のUQモバイルと同様に、大手3キャリア以外で「通常電話回線の無制限完全かけ放題」があるレアなブランドです。後述しますが、ワイモバイルならガラケーも使えます。
ワイモバイルの詳細はこちら。
「通常電話回線の無制限完全かけ放題」対応②「UQ mobile」
UQモバイルはauのサブブランドとしてサービスを提供しています。UQ mobileも格安SIMに含めるかは議論の余地があり、ワイモバイルと同様、正確にはMVNOではありません。
UQ mobileも完全通話し放題「かけ放題(24時間いつでも)」があります。「かけ放題(24時間いつでも)」の月額料金は+1,700円で2019年12月18日より始まりました。「かけ放題(24時間いつでも)」が付けられるのは、2019年10月1日から開始された新プラン「スマホプラン」のみです。
以前は、「おしゃべりプラン」というプランがあり、かけ放題の時間は5分で料金は基本料金に含まれていました。しかし「おしゃべりプラン」は2019年9月30日に新規申込終了したので、現在は新規契約できません。
UQモバイルの詳細はこちら。
【異端児】「OCN モバイル ONE」の「トップ3かけ放題」
OCN モバイル ONEだけは、特殊なかけ放題を提供しています。それは「トップ3かけ放題」というオプションです。
1カ月間で通話料金が高かった上位3つの電話番号への通話を無料にするサービスです。上位3つの電話番号は、OCNが毎月自動的に選んでくれるので快適です。
通話方式はプレフィックで月額は850円です。長電話をする相手が3人以内という人にはピッタリのサービスです。
なお、「トップ3かけ放題」と「10分間無料のかけ放題」がセットになった「かけ放題ダブル(月額1,300円)」というオプションもあります。「かけ放題ダブル」なら「1カ月間で通話料金が高かった3つの電話番号への通話」と「かけはじめ10分間の通話料金」が無料になります。
OCN モバイル ONEの詳細はこちら。

【ガラケーの最安はどこ?】ドコモ・au・ソフトバンク・ワイモバイルの月額料金比較
仕事で電話が多い、スマホじゃなくてガラケーで通話だけ利用したいという方も、まだまだいると思います。そんな場合は「完全かけ放題」が必須でしょう。
「ガラケー×完全かけ放題」が可能な「ドコモ」「au」「ソフトバンク」「ワイモバイル」の月額料金を比較してみました。
基本料金 | かけ放題オプション | 月額料金合計 | |
---|---|---|---|
ドコモ | 1,200円 (ケータイプラン) |
1,700円 (かけ放題オプション) |
2,900円 |
au | 1,200円 (ケータイシンプルプラン) |
1,700円 (通話定額) |
2,900円 |
ソフトバンク | 980円 (基本プラン(音声)) |
1,800円 (定額オプション+) |
2,780円 |
ワイモバイル | 934円 (ケータイベーシックプランSS) |
1,000円 (スーパーだれとでも定額) |
1,934円 |
ガラケー×かけ放題で最安なのはワイモバイルという結果になりました。大手キャリアよりも毎月1,000円近く節約できますね。
実はワイモバイルはキャリア以外で唯一ガラケーも販売しているブランドです。UQモバイルもかつてはガラケーを販売していましたが、2020年3月現在、(少なくともUQモバイルオンラインショップでは)ガラケーは購入できない状態です。
かけ放題オプションには入るべき?入るとしたら何分を選べばいいの?
ここまで読んで、「そもそもかけ放題は必要か?」「結局自分はどのプランにすれば良いだろう…」とお考えの方は、以下の2点を参考にしてみて下さい。
かけ放題のオプションを付けると損をする場合がある
かけ放題のオプションを付けると、毎月の通信費を安くする所か、損をする場合があります。
例えば、月額料金が800円のかけ放題を付けた場合を計算します。どの格安SIM事業者も通話料金は1分あたり40円なので、1カ月間に合計20分未満しか電話をかけない場合は、通話し放題オプションを付けると絶対に損をします。
なお、どのかけ放題オプションを付ければ最もお得になるかは「何分間の電話を何回するのか?」によって変わります。そのため、シミレーションで厳密に「何分間以上通話するなら、ここのかけ放題オプションを付けた方がお得」と導き出すのは難しいです。自分が「何分くらいの通話」を「何回くらいするのか」によって、契約候補を選びましょう。
会員ページから自分の毎月の通話量を確認しよう
「自分が毎月どのくらい電話をかけているのか分からない」「どのプランにするべきか分からない」という方もいるでしょう。
そんな方は一度、自分が毎月どれくらい通話をしているか確認するとよいでしょう。中々見る機会はないと思いますが、「意外と電話をしていた」「思ったより電話を使っていなかった」と思うかもしれません。
大手キャリアの方なら、通話明細をマイページから確認できます。自分の1カ月間の通話状況(通話時間・回数・料金)を把握しておくと、キャリアから格安SIMに乗り換える際に、どのかけ放題オプションを選ぶかの大きな判断材料になります。
格安SIMで通話明細まで見られるのはmineo等の一部ブランドのみです。現在格安SIMユーザーの方は、通話明細までは詳細に見れないかもしれませんが、どのブランドでも毎月の通話料金の合計くらいは確認できるので、一度確認して「かけ放題」プランを見直してもよいかもしれません。
まとめ:電話が多いなら「ワイモバイル」「UQモバイル」の2択
2016年の時点では、かけ放題を提供していたのは「ワイモバイル」と「楽天モバイル」だけでした。しかし、2020年現在、主要な格安SIM事業者の全社が「○分通話し放題」オプションを提供しています。
とはいえ、まだまだ選べるかけ放題プランは限られます。長時間通話をする人が「3分間かけ放題」しかない格安SIMを契約してしまうと、通話料金が高くなってしまうでしょう。逆に、ほとんど通話をしない人が、かけ放題が基本料に含まれているワイモバイルを契約してしまうと元が取れないので、もったいないです。
電話がかなり多い人で格安SIMへの乗り換えを検討している方は、「ワイモバイル」と「UQモバイル」から選べば良いと個人的には思ってます。もちろん毎月の料金は他の格安SIM事業者よりは高ですが、余計なアプリを使う必要もなく、電話のたびに時間を気にする必要もなく、毎月通話料の心配をするストレスから解放されます。
「ワイモバイル」と「UQモバイル」は通信速度が大手キャリアとほぼ変わらないという大きなメリットもあります。格安SIMは混雑時にかなり速度が低下するので、通信速度の点でも優位性を持っています。
電話をそこまで多くは使わないけど、ある程度使うという方は「自分はどのくらい通話するかな?」ということを一度確認してから、格安SIMのブランド・かけ放題プランを選びましょう。詳細は各公式サイトをご確認ください。
通話方式 | 3分 | 10分 | 無制限 | |
---|---|---|---|---|
一般電話 | – | 0円 | 1,000円 | |
一般電話 | – | 700円 | 1,700円 | |
イオンモバイル |
プレフィックス(10分) IP電話(無制限) |
– | 850円 | 1,500円(※300分) |
Rakuten UN-LIMIT | プレフィックス? | – | – | 0円 |
プレフィックス | 600円 | 830円 | – | |
プレフィックス | 600円 | 830円 | – | |
プレフィックス | – | 600円 | – | |
mineo |
プレフィックス | – | 850円 | – |
OCN モバイル ONE |
プレフィックス | – | 850円 | – |
格安SIMのかけ放題の時間は長期化する傾向にあります。競争が激しい中、各社もサービス拡充を図っています。今後、格安SIMでも「無制限かけ放題」が当たり前の時代になれば嬉しいですね。
こちらの記事では「データ通信が無制限」の格安SIMをまとめています。
こちらはクレジットカードが不要で契約できる格安SIMをまとめています。