「どんなときもWiFiって実際どうなの?」「本当に通信制限なしでギガ無制限で使えるの?」と思っている方は多いでしょう。
この記事では料金・特徴や実際に使ってみた速度、ユーザーの口コミ・評判まで「どんなときもWiFi」の全てをお伝えします。
どんなときもWiFiとは?
どんなときもWiFiとは、株式会社グッド・ラックが提供する2019年3月に登場した新しいモバイルWi-Fiルーターです。株式会社グッド・ラックは2010年に設立し、10年近くインターネットサービスを提供している会社です。
2020年2月現在、「通信制限無しのギガ無制限」を謳うモバイルWi-Fiルーターはたくさんありますが、どんなときもWiFiはそのパイオニアです。
どんなときもWiFiには、以下の特長があります。
- どんなときもWiFiの特長
-
- ①通信制限がなく、高速データ通信が無制限で使える
- ②ドコモ、au、ソフトバンクの4G/LTEの電波を使っている
- ③クラウドSIM内蔵
- ④海外でも楽々!世界107カ国で使える
①通信制限がなく、高速データ通信が無制限で使える
これまでモバイルWiFiと言えばKDDI系の「WiMAX」やワイモバイルの「Pocket WiFi」が有名でした。しかしWiMAXやPocket WiFiには「3日で10GB以上使うと低速通信に切り替えられる」という明確な通信制限がありました。
しかし、どんなときもWiFiにはこのような明確な通信制限がありません。2019年3月のリリース当時は非常に革命的なサービスだったので、「ギガ難民を救う」と一躍人注目を集めました。現在でも無制限系モバイルWiFiの中で圧倒的な知名度・人気を博しています。
どんなときもWiFiであれば、データ通信が”ほぼ”無制限で使える▼
動画を長時間観たい方、オンラインゲームを長時間したい方、外出先でもネットをたくさん使う方には、非常に嬉しい仕様ですね。
どんなときもWiFi公式サイトには、違法なことに使ったり、異常にデータ使ったりした場合は、制限を受ける場合もあるとは書かれています▼
このようにどんなときもWiFiには”明確な”通信制限が無いので、Pocket WiFiやWiMAXより優位性があり、どんどん存在感を増していっています。
後で詳しく書きますが、完全無制限ではありません。”ほぼ”無制限です。
②【トリプルキャリア回線】ドコモ・au・ソフトバンクの4G/LTE電波を使っている
「無制限でも、電波が繋がらなかったらどうしよう」「通信速度が遅かったらどうしよう」と心配な人もいるでしょう。
どんなときもWiFiは、ドコモ・au・ソフトバンクの4G/LTEの電波を使っているので、通信エリアが広いです。
今までのモバイルWi-Fiルーターは、au・ドコモ・ソフトバンクの電波のうち1回線しか使えませんでした。その点、どんなときもWiFiでは、ドコモ・au・ソフトバンクの3つの電波の中から繋がりやすい電波に繋いでくれる「トリプルキャリア対応」なので、エリアが広く通信速度も速いです▼
※ただ、「実際に繋がるのはソフトバンク回線がほとんど」という口コミも見受けられます。
③クラウドSIMを搭載
「どうしてドコモ・au・ソフトバンクの電波が全部使えるの?」と思った人もいるでしょう。それは、どんなときもWiFiが「クラウドSIM」を搭載しているからです。
普通のスマホやモバイルWi-FiルーターにはSIMカードという通信をするためのカードが入っています▼
通常のSIMカードは、1社の回線しか使えません。ソフトバンクのSIMカードはソフトバンクの電波しか使えません。
一方のクラウドSIMは物理的なSIMカードが入っていません。なのでSIM情報を簡単に書き換えられるのです▼
クラウドSIMを使っているモバイルWi-Fiルーターのことは、「クラウドSIM系モバイルWi-Fi」等と呼ばれています。
④海外でも楽々!世界107カ国で使える
どんなときもWiFiは「クラウドSIM」が現地のSIMに変身してくれるので、海外でもそのまま利用できます。世界107カ国で利用可能です▼
これは、国内向けのモバイルWi-Fiルーターにはない機能です。
どんなときもWiFiはCMも流している
CMを見てどんなときもWiFiを知った方も多いでしょう。モバイルWiFiでCMをやっているのはWiMAXとどんなときもWiFiくらいだと思います。一応CM張っておきます。
WEB限定CM▼
どんなときもWiFiの料金や支払い方法
どんなときもWiFiの料金体系や支払い方法を解説します。
月額料金は3,480円(~24カ月)、3,980円(25カ月~)
どんなときもWiFiの月額料金は3,480円です。プランも一つしかないので、非常にシンプルで分かりやすいですね。
初月は日割り計算になるという良心的な仕様です▼
ただし、25ヶ月目以降以降は3,980円となる点は注意が必要です。それでも光回線や他のモバイルWi-Fiよりも月額料金は安いです。
どんなときもWiFi | Pocket WiFi (ワイモバイル) |
WiMAX | 光回線 | |
---|---|---|---|---|
月額料金 | 3,480円 | 4,380円 | 4,380円以上 | 4,000円以上 |
初期費用:事務手数料3,000円
どんなときもWiFiの初期費用ですが、事務手数料として3,000円かかります。これはほとんどの通信サービスでかかるお決まりの料金です。
ルーター端末は購入ではなくレンタル方式で、レンタル料は無料です。なので初期費用としてかかるのは事務手数料の3,000円だけです。
支払い方法はクレジットカードが基本。一応、口座振替にも対応
どんなときもWiFiの支払い方法は、クレジットカードと口座振替に対応しています▼
ただし、口座振替の場合はクレジットカード払いよりも月額430円も高いです。さらに、毎月200円の口座振替手数料も発生します。
なのでクレジットカード払いがオススメです。
契約期間は2年で解約金がかかる
どんなときもWiFiは2年契約です。なので解約金(契約解除料)がかかります。
解約金は解約月によって以下のように変わります。
契約期間 | 解約金 |
---|---|
0~12カ月目 | 19,000円 |
13~24カ月目 | 14,000円 |
25カ月目 | 0円 |
26カ月目以降 | 9,500円 |
その後は2年単位で解約金が0円になります。いわいる2年縛りってやつですね。
解約するなら、25カ月目に解約しましょう。
どんなときもWiFiのルーター端末「D1」のスペック
どんなときもWiFiでレンタルできるルーター端末はD1という端末のみです▼
丸いボディーがちょっとおしゃれです。
D1の主なスペックは以下の通りです。
- D1のスペック
-
- 本体カラー:グレー または ゴールド
- 下りの通信速度:150Mbps
- 上りの通信速度:50Mbps
- 同時接続台数 :5台
- 連続通信時間 :12時間
- 重さ:151g
端末レンタル料は無料ですが、契約の終了後は端末を返却する必要があります。大切に扱いましょう。
どんなときもWiFiの通信速度は速い?遅い?
どんなときもWiFiの最大通信速度は150Mbpsです。また、ドコモ・au・ソフトバンクの4G/LTEを使っているので、室内でも通信速度が出やすいと言われています。
実際どうなの?というこで、どんなときもWiFiの実際の速度を見ていきましょう。
実際に速度を測ってみた
実際にどんなときもwifiの通信速度をiPhoneXとiPhoneXRで測ってみました。なおドコモとmineoの速度も図って比較してみました。
- どんなときもwifiの通信速度測定条件
-
- 計測場所:東京都内
- 計測日:2019年5月11日(土曜日)
- アプリ:RBB SPEED TEST
どんなときもwifiのスピードテスト結果は以下の通りです。
下り | 上り | ping | |
---|---|---|---|
どんなときもwifi(iPhoneX) | 17.23Mbps | 9.20Mbps | 35ms |
ドコモ(iPhoneX) | 77.96Mbps | 9.11Mbps | 45ms |
どんなときもwifi(iPhoneXR) | 10.71Mbps | 24.97Mbps | 29ms |
mineo(iPhoneXR) | 7.51Nbps | 3.10Mbps | 57ms |
どんなときもwifiの通信速度は、ドコモよりは遅いけど格安SIMよりは速いってとこでしょうか。
どんなときもwifi(iPhoneX)の計測結果▼
なかなかの通信速度ですね!
ドコモ(iPhoneX)の計測結果▼
さすがドコモは速い。ただ、上りの通信速度はどんなときもwifiと互角ですね。
どんなときもwifi(iPhoneXR)の計測結果▼
上り速度が速い。
mineo(iPhoneXR)の計測結果▼
mineoはどんなときもwifiよりも遅い結果に。
実際に測ってみた結果、どんなときもwifiの通信速度はなかなか優秀でした。
通信速度が遅いとオンライン通話で相手との会話が途切れたり、自分の声が相手に届いていなかったりします。どんなときもwifiでも使ってみましたが、途中で途切れることもなくオンライン通話をよくする私としては満足いく速度です。
みんなの実際の速度は?
みんなで通信速度を計測し、データを共有しているサイト「みんそく」のデータを見てみましょう。
2020年2月29日から直近3ヶ月に計測された速度データです。
- どんなときもwifiの速度(みんそく)
-
- 測定回数:5708件
- 下り速度:21.21Mbps
- 上り速度:11.33Mbps
- ping値:68.2ms
下り速度で20Mbpsを超えていれば十分ですね。時間別に見てもあまり変わらないようです▼
Twitter民の速度
どんなときもWiFiユーザーから速度情報を拝借していくつか載せておきます。※制限がかかってない場合の速度です。
どんなときもwifiの速度は今日も普通だなー pic.twitter.com/uHbaDyGLXh
— うなぎ (@unagi00123) February 27, 2020
どんなときもwifi急に接続が変わって
初めてauの回線になった
ダウンロードの速度はかなり速いけどアップの速度は遅いな〜 pic.twitter.com/AmnO7UUtcZ— うなぎ (@unagi00123) February 27, 2020
どんなときもWi-Fiの速度早かった↓ 32201 kb/s↑ 21779 kb/s、⇄ 612 ms / wifi : SoftBank / OPPO CPH1983 / #nPerf v 2.6.7 / pic.twitter.com/FrV2HOHcZw
— 新縛音表垢METAL総本部理事室長兼補佐 (@tenmahakaiou) February 28, 2020
どんなときもWiFi数字的にはかなりいい速度出てるんやけど
YouTubeを高画質で見れない
俺には何が何だかわからん! pic.twitter.com/9bRsG9jYIr— ぽん (@pon_p_p) February 28, 2020
どんなときもwifi速度測定
某ポートピアの室内#どんなときも #wifi速度 pic.twitter.com/wdEOLwca4d— 指数でドン (@kizuna072100) February 22, 2020
どんなときもWiFi
通信速度回復したのかな朝に一時良くなって、その後また悪くなってたから、まだわからんか pic.twitter.com/VRBlD5pygL
— 黒鶴喰 (@1zuchi_yo4ka) February 24, 2020
本当に制限なしで無制限で使い放題なの?
果たしてどんなときもWiFiは本当に通信制限・速度制限無しで無制限で使い放題なのでしょうか?検証してみましょう。
通信制限・速度制限に関する公式サイトの文言
公式サイトのよくある質問には以下のように書かれています。
Q. 無制限の使い放題とありますが本当に制限はかからないんですか?
不正利用・ネットワーク占有レベルの大容量通信をされた場合のみ、制限がかかる場合があります。
国内外の通信会社では、ネットワーク品質の維持および公正な電波利用の観点から、違法ダウンロードなどの不正利用または著しくネットワークを占有するレベルの大容量通信をされた場合のみ、該当のお客様に対し通信速度を制限する場合があります。上記のような利用でなければ制限をかけることはございません。
例えば、「長時間ゲームをする・動画を見続ける」といったご利用では制限がかかることはございません。
以下の文章はテンプレ回答でだいたい他社もこのように書いています。
違法ダウンロードなどの不正利用または著しくネットワークを占有するレベルの大容量通信をされた場合のみ、該当のお客様に対し通信速度を制限する場合があります。
しかしどんなときもWiFiの以下の部分は他社よりかなり強気な発言です。
上記のような利用でなければ制限をかけることはございません。
例えば、「長時間ゲームをする・動画を見続ける」といったご利用では制限がかかることはございません。
これが本当なら確かに(実質)無制限と言っていいでしょう。
制限後速度は384Kbps
一方で制限後速度に関する記載もあります。
国内外の通信会社では、ネットワーク品質の維持および公正な電波利用の観点から、著しくネットワークを占有するレベルの大容量通信をされた場合、該当のお客様に対し通信速度を概ね384Kbpsに制限する場合があります。
仮に制限がかかったとしたら速度は384Kbpsになります。スマホやモバイルルーターの制限速度としては384Kbpsは良い方です。動画はまともに見られないでしょうが、WEBの閲覧ならストレスMAXながらもなんとかなるレベルです。
通信無制限は光回線以外あり得ない?
光回線以外の通信サービスでは「無制限プランはあり得ない」と言われています。ビジネスとして成り立たないからです。私もこれには同意見です。
回線を借りてサービスを提供している会社は、回線のレンタル料金を通信会社に払う必要があります。
一方で、無制限プランを提供すれば、当然そのサービスは人気が出ます。しかし人気が出ると利用者が増え、データ通信量も増え、回線が混雑します。そして混雑すれば回線増強をする必要があり、レンタル料金も増えます。もし回線をそのままにすれば、ユーザーは速度に不満を感じ、解約していきます。
無制限プランでは、バランスが保たれるラインでは収支が合わない、つまり「利用者からの課金<回線レンタル料金」になってしまうのです。
ドコモ・au・ソフトバンク等の自社で設備を持っている会社ですらスマホの無制限プランはありませんよね。WiMAXも自社回線を持っているのに10GB/3日制限をかけているのです。なのに自社で回線を持っておらず、回線使用料を払わなくてはいけない会社が無制限プランを提供できる訳がないのです。格安SIMが良い例です。
しかし、どんなときもWiFiはこんなことも言っています▼
Q. 今後契約者数が増加した場合、その影響により通信速度の低下や通信制限が発生する可能性はありますか?
従来のポケットwifiですと端末1台につき1枚のSIMが挿入されており、そのSIMのパフォーマンスに依存します。どんなときもWiFiはクラウドwifiですのでクラウドサーバーに挿入されている膨大な数のSIMから、最適なSIMを1台につき1枚随時自動選択していますので1枚のSIMパフォーマンスに依存することがありません。※ご自身で端末に挿入したSIMは別となります。
その為、契約者数が増加したとしても他のユーザーの利用数や利用量に影響を受けることがない仕組みとなっております。したがって、今後加入者増加による速度低下や通信制限はございませんのでご安心くださいませ。
本当でしょうか?私には到底信じられません。
【2020年2月:通信制限祭り】「どんなときもWiFiにほとんど繋がらない」という口コミが多数発生。Twitter上が阿吽紛糾し評判ガタ落ちの模様
2020年2月後半頃から、どんなときもWiFiが繋がらないという報告がTwitter上で増えてきました。
今晩もどんなときもwifiが激遅😩
速度制限かかってる格安simの方が早い可能性すらある— kojika (@kojika_kabu) February 23, 2020
制限がかかり速度が全く出ないという口コミが多数。
今日もどんなときもwifi速度遅いです pic.twitter.com/UiKklZjiSM
— うなぎ (@unagi00123) February 24, 2020
ユーザーが公式からのメールを公開しています。
どんなときもWiFiのサポートから回答来ましたが、プールのSIMの一部(結構な量)が通信制限を食らった感じかなあ
キャリアのせいにしたいのか知らんけどサポート品質はゴミと言わざるを得ない pic.twitter.com/Q8iDhrt7JA— ゆゆゆ式 (@extremevmachine) February 24, 2020
画像▼
どんなときもWiFi公式は通信回線(SIM)側のトラブルと、責任回避のようにも見て取れます。
2020年2月25日、公式が通信不具合の発表「通信不具合に関するご報告とお詫び」をしました▼
<通信不具合に関するご報告とお詫び>
一部ご利用者様にご迷惑をおかけしている通信不具合について現状をご報告致します。下記サイト、ご契約者様へメールにてご案内しておりますのでご確認下さい。この度は多大なるご不便・ご迷惑をおかけしましたこと深くお詫び申し上げます。https://t.co/ni9n8Bw8Hj— どんなときもWiFiお客様サポート (@donfi_support) February 25, 2020
25日18:00現在、概ね復旧しておりますが一部回線のみ現在も復旧作業を進めており26日未明には全て解消予定です。
「26日未明には全て解消予定です。」と言っていますが、ほとんど繋がらないとの口コミを嘆くユーザーも多数。
どんなときもWiFiから以下のメール↓
25日18時現在、概ね復旧しておりますが、一部回線のみ現在も復旧作業を進めており、26日未明には全て解消予定です。2/26 9:00現在、回線速度の劇遅が続いている。。
いや、ひどくなってるような。。笑#どんなときもWiFi pic.twitter.com/60zqU86REL— しばたん。(shibatan) (@shibatan_life) February 26, 2020
どんなときもwifi 、まさかのLINEモバイルより遅い。。というか、ほぼ繋がってないのと同じ。都内の速度はいつも1桁台で遅いけど、これはさすがに pic.twitter.com/XCDXJqw7vX
— hiro (@analytics_hiro) February 27, 2020
2020年2月28日、公式が再発表しました▼
2月21日夕方頃から発生していると思われる通信不具合について、一部のお客様より未だ解消されないというお問合せをいただき調査を進めておりました。これを受けて先日より緊急で進めていた大幅な回線増強を昨日2/27に実施、完了致しました。
「大幅な回線増強を昨日2/27に実施、完了致しました。」と言っておきながら、28日同日、公式が再再発表しました▼
解消に向けて緊急の回線増強を連日実施しておりましたが、新型コロナウィルスの影響により、通信設備の入荷が遅れており、追加の増強が出来ない状況となっております。現時点で3/1を目途に解消する見込みでございます。
回線増強完了したんじゃなかったの?って感じですよね。
同様の意見を発見▼
先週末から発生してるどんなときもwifiの通信障害、大幅な回線増強にて解消見込みとのメールきてたけど今日も速度微妙。再起動どころかリセットも試したけど安定はしない。ほんとに大幅な増強したのかしら?どの程度?謎は深まるばかりなり… ↓#どんなときもwifi
— こめこぱん (@k0hya) February 28, 2020
2020年2月29日現在もどんなときもWiFiに繋がらないユーザーはまだまだいるようです。
通信制限かかったわ笑
wifiもまだ死んでるし終わりだろ🥺
どんなときもwifi
こんな時に使えなくてストレスぴえん🥺
— j (@Jy5296Fx) February 28, 2020
速度が65kbpsなんてのも▼
どんなときもWiFiの今日の通信速度。
MじゃなくてKです。 pic.twitter.com/8WRR7nOhgP— あひすけ (@ahisuke1218) February 29, 2020
繋がらない時は再起動すれば直るという口コミもあれば、再起動してもダメという口コミも両方ある。
どんなときもwifi全然つながらなくなって諦めてたら
4回目の再起動で治った— sell@喪男 (@yuu_cell) February 29, 2020
どんなときもWiFi
数十回の再起動を経てようやくまともな電波を拾ったらしい
そこそこの回線速度のまま10分経過
頼むぞ まじで— 練馬のハイボールふーおじさん (@huu_kimura) February 28, 2020
どんなときもwifi 今日もおっそいいい!!再起動何回しても繋がらへんからまた4Gだよ!!iPhoneはええけどiPad miniは繋がらないと困るんだよ
— 綾ノ助@ももクリ大阪 (@aya15sanjyou) February 29, 2020
最近どんなときもWiFiがクソすぎる。今日は再起動してもつながらんやないか!役立たず!#どんなときもwifi
— ひろし (@hiroshi0719s57) February 28, 2020
もしこれを見ているどんなときもWiFiユーザーの方はとりあえず端末の再起動を試してみましょう。
ここまで大規模ではありまえんが、過去にも繋がらないという報告はあったようです。公式発表
8/31(土)より一部のお客様にて、接続までに時間がかかる事象が発生しておりましたが9/3(火)夕刻に回復致しました。お詫びと今後の対応について下記サイトやメールにてご案内しております。
この度は多大なるご不便・ご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。 https://t.co/O41F0S4hVn— どんなときもWiFiお客様サポート (@donfi_support) September 4, 2019
事象内容として、サービス利用者が急増したことによりクラウドSIM提供会社側のリソース不足が発生したことが原因で、接続にお時間がかかる不具合が一部のお客様に発生しておりました。
???2019年9月にこんなことを言っておきながら、2020年2月現在もHPに下記を載せ続けているのはとても誠実とは言えませんね。
Q. 今後契約者数が増加した場合、その影響により通信速度の低下や通信制限が発生する可能性はありますか?
契約者数が増加したとしても他のユーザーの利用数や利用量に影響を受けることがない仕組みとなっております。したがって、今後加入者増加による速度低下や通信制限はございませんのでご安心くださいませ。
私は別にどんなときもWiFiをとにかく叩こうとは思っていません。無制限モバイルルーターの立役者であり、WiMAX等より良いと思う人も多いでしょう。
ただ、HPにここまではっきりと「制限がかかることはございません」「加入者が増えても速度は落ちません」などを書いていなければ、こんなに荒れることもなかったと思います。そしてそれを公開し続けるのも不誠実だと思います。
中には通信制限に関してしっかりと誠実に記載している事業者もいます。その事業者は300GB/月くらいで制限がかかったりするようですが、特に荒れてませんからね。
今回の障害を機に、どんなときもWiFiだけではなく、無制限モバイルルーター全体への信頼も大きく損ねてしまったのではないでしょうか。
この通信障害の件は引き続きレポートしていきたいと思います。
海外利用について
ここからはどんなときもWiFiの海外利用について解説します。
料金は1日1,280円/1,880円
どんなときもWiFiの海外利用時の料金は、1日あたり1,280円か1,880円です。
料金はエリアによって変わります▼
アメリカや韓国、タイ、フランス、イギリス等の主要国の多くは1,280円で使えます。1,880円となるのは中東・アフリカ・南米なので、多くの方にとっては1日1,280円で使えると考えて良いでしょう。
高速データ通信量は1GB/日
一日に使える高速データ通信量は1GBです。
1GBを使い終わった後は、速度制限を受けます。制限後の速度は384Kbpsです▼
通信制限を受けても、384Kbpsの速度が出るのは現地ではありがたいですね。
なお通信時間の区切りは、現地時間ではなく、日本時間の午前9時00分から翌日午前8時59分です。
海外モバイルWiFiルーターレンタルとの比較
海外に行く際に「いもとのWiFi」のようなモバイルWiFiレンタル事業者を使う方は多いと思います。海外モバイルWiFiレンタル事業者よりもどんなときもWiFiは以下の点で優れています。
- どんなときもWiFiがレンタルWi-Fiより優れている点
-
- ①手続きの手間がかからない
- ②サポート体制が充実
- ③料金も安い
- ④対応している国なら1台ですべてOK
①手続きの手間がかからない
「海外へ行くたびに、空港でレンタルWi-Fiを借りたり、返したりするのが面倒」という経験をした人もいたことでしょう。どんなときWi-FiはレンタルWi-Fiと違って海外へ行くたびに手続きをしなくてもいいので、時間を節約できます。
②サポート体制が充実
どんなときもWiFiサポート体制も充実しています。海外でも対応国ならオペレーターが遠隔でサポートをしてくれます▼
また海外で端末の「紛失・盗難」にあっとときでも、別の端末を届けてくれます▼
万が一、海外でトラブルにあったときも安心です。
③料金も安い
データ通信を使った分だけ支払えばいい▼
さらに、元々の料金自体も大手のレンタルWi-Fiよりも安いです▼
④対応している国なら1台ですべてOK
複数カ国を移動する場合は、現地に対応したレンタルWi-Fiルーターが必要でした。しかし、どんなときもWiFiなら、対応している国なら1台でデータ通信ができます▼
ハワイで実際に使って速度測定してみた
ハワイへの海外出張ついでに、実際に「どんなときも『快適』に使えるのか?」を試してきました。
成田空港でのどんなときもwifiは通信速度は速め
今回、ハワイへは成田空港から出国します。さっそく成田空港で通信速度を測ってみます。
成田空港でのどんなときもwifiの通信速度は速めです▼
やはり日本国内だからなのか速めの通信速度が出ますね。スピードテストを5回実施した平均値は以下の通りです。
下り | 上り |
---|---|
35.8Mbps | 14.8Mbps |
下りで35.8Mbps出ていれば、GoogleのChromeブラウザやiOSのsafariブラウザでの一般的な検索は問題なく、サクサク動くレベルですね。YouTubeだって問題なく観られるでしょう。
仕事やSNS、エンタメを楽しむにも十分な通信速度と言えます。
ホノルル空港でのどんなときもwifiの通信速度は遅め
さて、成田を旅立って約8時間後、ハワイのホノルル空港に到着しました。
ハワイに着いたところで、さっそくどんなときもwifiの電源をオンして、記念撮影▼
どんなときもwifiは設定不要ですぐに使えます。
ということでさっそくハワイ最初のスピードテストを実施しました▼
ホノルル空港で実施した5回分の平均値は以下の通りです。
下り | 上り |
---|---|
0.6Mbps | 1.2Mbps |
うん…速いとは言えない速度。ぶっちゃけ遅めですね。
ハワイへ来る前に成田空港で測定した時に比べて明らかにスピードが出ていないですね。
今回、ホノルル 空港からワイキキビーチのホテルまでは配車アプリのUberを使って行こうと考えていました。正直0.6MbpsだとUberきちんと使えるのか?と心配でした。
しかし、心配をよそに近くの車を予約でき、アプリ内での決済もスムーズに完了。結果として全く問題ありませんでした▼
パッと見、通信速度は遅めかと思いましたが、アプリの使い勝手自体は良く、快適に使うことができました。
ワイキキビーチでの通信速度
Uberを降りてホテルに荷物を置き、いよいよハワイで一番有名なワイキキビーチへ向かいます。
綺麗な砂浜と海、透き通るような青空。世界中から来ていると思われる様々な国の観光客。まさにハワイを象徴するような場所ですね▼
ワイキキビーチは人が非常に多く、ホテルなど高い建物、そして海が目の前という、なかなか特異な場所で通信速度を計測してみます。
ワイキキビーチで実施した5回分の平均値は以下の通りです。
下り | 上り |
---|---|
0.7Mbps | 19.0Mbps |
ダウンロードの速度はホノルル空港とほぼ同じですね。ウェブ検索は問題なく出来ました。
一方、アップロードの速度は国内以上の19.0Mbpsと割と速めな数値が出ました。
ツイッターでの写真投稿はスムーズにアップできました。ツイッターやインスタグラム・Facebookなど写真がメインのSNSであれば、写真を撮ったその場で投稿しても問題ないと思われます。
ただ、何十枚もアップしたり動画のアップは容量が大きいので、控えた方がよいでしょう。
アラモアナショッピングセンターでの通信速度は遅め
2日目は、アラモアナショッピングセンターというハワイで最大規模のショッピングモールに足を運びました。
アラモアナショッピングセンターで実施した5回分の平均値は以下の通りです。
下り | 上り |
---|---|
0.6Mbps | 19.3Mbps |
下りは遅めですが、上りはワイキキビーチ同様に速めの印象です。
ここでは迷子になってしまいそうなので、GoogleMapを使いながらセンター内をグルグル歩いてみました。
建物内でのGoogleMapの使用感は「ときどき遅いかな?」と感じましたが、動かなくなるということはなく、通常通り使えました。
そして、ここアラモアナでやってみたかったのがキンドルの電子書籍のダウンロードです▼
結果は、失敗。
もし家族旅行などで来た人は、家族が買い物している間の暇な時間に、本でも読みたくなる時があるでしょう。そんなときにサクッと電子書籍をダウンロードして読めたらとっても便利だと思っていました。
しかし、ダウンロードの通信速度が少し遅めな為か、コンテンツのダウンロードに失敗してしまいました。やはり電子書籍をダウンロードするにはもう少し通信速度が必要なようですね。
どんなときもWiFiを海外(ハワイ)で使ってみた感想まとめ
私はこれまでタイやカナダなど何回か海外旅行へ行ってきましたが、その度に通信手段をどうするかがネックでした。
というのも、モバイルwi-fiルーターを借りるにも、前もっての予約が必要です。そして多くの場合、空港での受け取りか郵送での受け取りが必須です。これが意外と面倒なんですよね。
しかも慣れない海外旅行だと考え事が増えてしまい、やっぱり大変です。どんなときもwifiはこの空港での受け取りと返却が不要になる点が非常に良いと感じました。
次に、渡航先に着いた時点で、勝手に現地対応してくれる点も助かりました。
最後に、どんなときもwifiは使った分だけの支払いというのも嬉しいです。もともと節約好きな私としては、使っていなくても1日500円以上かかるようなレンタルwi-fiはあまり好みではありませんでした。そんな嫌な点をうまく排除している点が優秀だと思いました。
どんなときもwifiは、見た目がかわいらしくスタイリッシュで良いのですが、アイコンが光る程度で状態がわかりづらいです。
実際、いまどれぐらい通信容量を使っていて、どれだけ速度が出そうかなど見た目では判断がつきにくいです。画面がない分、わかる情報が少ない点は個人的にマイナスでした。
次に、結構大きくかさばります。男性が背負うようなリュックサックならよいですが、女性が持つような小さめのバッグだと結構かさばり、邪魔くさいです。
どんなときもwifiの最大の特徴は国内でも海外でもシームレスに使える点です。だから、普段は国内でモバイルwi-fiルーターを使う必要があって、たまに海外に行く人にはそもそもおすすめです。
そして、海外へ渡航する際にレンタルwi-fiの事前予約や空港での貸し借りなど手間に感じる人ならまさにぴったりでしょう。
どんなときWi-Fiはどこで契約できるの?
どんなときもWiFiの契約は、公式サイトからのみです。
家電量販店では販売していないので、契約ができないので注意してください。
なお、どんなときもWiFiは申し込みをしてから、送料無料で最短当日に機器を発送してくれます▼
関東圏なら申し込み翌日からインターネットが使えるようになります。
インターネットから申し込み、あとは自宅で端末を受け取るだけ。初期設定も簡単なので「機械は苦手」という人でも安心して使えますよ。
「どんなときもWiFi」と「NEXT mobile(ネクストモバイル)」の違い・比較
どんなときもWiFiを検討している方なら「NEXT mobile(ネクストモバイル)」も知っているかもしれません。
ネクストモバイルもどんなときもWiFiと同じ、株式会社グッド・ラックが提供するモバイルWiFiサービスです。
同じ会社が二つのモバイルWiFiサービスを提供しているのは不思議ですが、簡単に違いを比較してみましょう。
どんなときもWiFi | ネクストモバイル | |
---|---|---|
回線 | トリプルキャリア | ソフトバンク |
月額料金 | 3,480円(~24カ月) 3,980円(25カ月~) |
3,100円 |
海外対応 | 〇 | × |
ネクストモバイルはクラウドSIMではないので、ソフトバンク回線しか使えませんし、海外でも使えません。
その代わり、月額料金はどんなときもWiFiよりも安いです。海外に行くことが無く、料金を抑えたい方は、ネクストモバイルも検討してみましょう。ネクストモバイルの詳細はこちらをご覧ください。
ちなみに、どんなときもWiFiやネクストモバイル以外にも無制限モバイルWiFiルーターサービスはたくさんあります。以下の記事で詳しく比較しています。

どんなときもWiFiがオススメの人
どんなときもWiFiは以下のような人に特にオススメです。
- どんなときもWiFiがオススメの人
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- 通信量を気にせずにインターネットを楽したい人
- 動画やゲームをよく利用する人
- 月額料金を安くしたい人
- 出張や旅行で海外によく行く人
- 引越しが多い人
以上の人は、どんなときもWiFiと相性がいいです。月額3,280円がかかりますが、スマホのデータ量を安いプランに切り替えれば、トータルの通信料は抑えられます。また、海外へ頻繁に行く人にとっても非常に頼れる便利な存在です。また、光回線と違って工事不要が不要なので、引越しが多い人にもオススメです。
まとめ:知名度抜群だがその分利用者も多く速度制限にかかる可能性もある
今までにモバイルWi-Fiルーターを使ったことがある人なら、以下のような経験は一度はあるかと思います。
「通信制限を受けないようにデータ量を気になる」「通信速度が遅くて動画が止まってイライラ」「モバイルWi-Fiを使おうと思ったら圏外だった」「国内用のモバイルWi-Fiルーターは海外では使えないので不便」
しかし、どんなときもWiFiはこれらを解消したサービスです。
2020年になり無制限モバイルWiFiサービスは増えてきましたが、未だに圧倒的な知名度と人気を誇っています。
しかし、2020年2月後半に通信障害?という名の制限祭りが起こっています。今後の運営の対応やユーザーの声を注視する必要があります。
どんなときもWiFiは5分で申し込みができます。興味がある方はまずは公式サイトを見てみましょう。